【電通の採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説
今回は、電通の採用大学や就職難易度について解説します。
電通は、誰もが知っている人気広告代理店のため、採用大学や就職難易度について把握しておくことが重要です。
また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。
【電通の採用大学】会社概要
まず、電通の会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。
株式会社電通グループ
五十嵐 博
1901年(明治34年)
東京都港区東新橋1-8-1
6578人(2021年12月末日現在)
12.950,498円(2021年12月期)
1,474,826(百万円)
(2021年12月期)
122,940(百万円)
(2021年12月期)
参考:電通「公式ホームページ」
電通は、日本を拠点にする広告・マーケティング・コミュニケーション関連の企業グループです。主に広告代理店、PR、広告制作、デジタルマーケティングなどのサービスを提供しています。1945年に創業し、現在は、世界規模での事業展開を行っています。
近年では、auの三太郎シリーズ「海の声」や大塚製薬のポカリスエットの広告、東京オリンピックにも携わるなど、国内外で非常に大きな力を持っている企業であるといえます。
顧客のマーケティング全体に対するさまざまなソリューション提供に加え、デジタル時代の変革に対応する効率的な広告開発、最適な顧客体験のデザイン、マーケティング基盤そのものの変革や、さらには顧客事業の変革をも推進しています。また、マーケティング領域を超えて進化させた多様なケイパビリティを掛け合わせ、顧客と社会の持続的成長に貢献する統合ソリューションを提供していきます。
引用:電通「会社概要」
次は、電通の採用大学について記載していきます。
【電通の採用大学】採用人数1位は慶應義塾大学
電通の採用人数1位は慶應義塾大学です。
1位 | 慶應義塾大 | 31人 |
2位 | 早稲田大 | 22人 |
3位 | 東京大 | 6人 |
4位 | 立教大 | 5人 |
5位 | 京都大 | 4人 |
5位 | 同支社大 | 4人 |
5位 | 青山学院大 | 4人 |
5位 | 一橋大 | 4人 |
9位 | 上智大 | 2人 |
10位 | 横浜国立大ほか | 3人 |
詳しい過去の採用大学は非公開ですが、ランキング上の企業群を見ると全国各地の大学、大学院から採用していることがわかります。
国内および海外の大学/大学院
引用:リクナビ2023「株式会社電通」
2021年卒の合計採用数は115名のため、全体の約25%が慶應大学から採用されています。
男女別採用人数は上記の通りです。
次に、電通の就職難易度について記載していきます。
【電通の採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる
電通の就職難易度は61.7で、有名企業424社の中42位でした。
他企業と比較した時の就職難易度
1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー(69.4)
2位:ボストン コンサルティング グループ(65.8)
3位:INPEX(65.2)
4位:三井物産(64.7)
5位:三菱商事(64.6)
…
41位:東宝(61.8)
42位:電通(61.7)
43位:サントリーグループ(61.7)
参考:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
就職難易度の算出は以下の方法で行っています。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。
大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
電通の就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。
では、電通に内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
次に、電通の内定獲得のための対策方法について解説します。
【電通の採用大学】内定獲得のための対策方法
電通の内定獲得のための対策ポイントは下記3つです。
限られた面接時間では、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。
下記に、電通を受ける際の志望動機やガクチカの対策方法について解説します。
①志望動機の対策
志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。
電通の志望動機を考える時のポイントは下記3つです。
1.「電通で実現したいこと」を伝える
志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するために電通のリソースを使いたい。だから電通を志望する。」がおすすめです。
年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。
詳細解説は下記記事をお読みください。
2.過去の経験・想いを入れる
「電通で実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。
ただ単に「電通に入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。
3.他社ではなく電通である理由を伝える
「他社ではなく電通の理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。
理由を記載する際は、電通が力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。
詳細解説は下記記事をお読みください。
②学生時代頑張ったことの対策
「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。
電通のガクチカを考える時のポイントは下記2つです。
1.PRポイントを選定する
闇雲にエピソードを書く前に、まずは「電通が求める人材像」を調べましょう。
電通が求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。
電通の求める人材像は創意力に富んだ人材であると考えられます。
より詳しく記載すると、問題を解決するために考える力(アイデア)と、最後までやり遂げられる力(実現力)を持っている人/身につけられそうな人が求められていると考えられます。
広告代理店なので、常にクライアントの依頼を受けて課題を解決することが業務内容になります。
その上で、主体的に物事を考えて実行していく力がある人が求められています。
また、電通では「THE 8 WAYS」という普遍的な価値観や働き方を表した行動指針を掲げています。
これらを体現できる人材も電通の求める人物像に合致すると考えられます。
①WE DREAM LOUD
夢は大きい方がいい。その大きさが人を集める。②WE INSPIRE CHANGE
変わり続けるからうまくいく。変わり続けるから最先端。③WE TEAM WITHOUT LIMITS
会議で反対されたら感謝する。それは、自分では思いつかなかった視点。チームで仕事をする意義。④WE ALL LEAD
リーダーという職階はない。アイデアを出した人が、やり遂げた人が、リーダーと呼ばれる。⑤WE MAKE IT REAL
企画書やプレゼンはただのプロセス。施して成果を上げるのが私たち。⑥WE CLIMB HIGH
残念なことに、困難は私たちを成長させる。⑦WE CHOOSE EXCITEMENT
迷ったら、面白い方へ。迷ってなくても、その方がいい。⑧WE ARE A FORCE FOR GOOD
引用:電通「8 ways」
世の中の幸福。それは、クライアント以上の、私たちのクライアント。
上記に共感している旨、体現できる旨をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことで電通の内定獲得可能性を上げられると考えられます。
2.再現性があるか
ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、電通に入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。
インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。
下記ポイントを盛り込み、電通入社後にも再現性があることを伝えましょう。
詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。
③ 電通への内定確率を高めるツールの活用
最近では就活系のツールが増加傾向にあるため、どのツールが良いのか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、電通の選考を有利に進めることのできるツールを3つ厳選して紹介します。
1.スカウトアプリ
まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。
電通の選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースを電通に集中させることが望ましいです。
例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間を電通含む第一志望群の対策に集中
上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。
※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。
OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり
dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり
キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり
2.選考情報掲示板アプリ
続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。
適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。
就活を効率的に進めるには必須アイテムです。
3. JOBTV
最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。
JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。
記事執筆時点で電通も利用しており、他にもキリン、KDDI等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。
既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。
【電通の採用大学】終わりに
本記事では、電通の採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。
電通の就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。
入念に対策して内定を勝ち取りましょう。
また、本サイトでは選考対策に特化した記事を多数掲載しています。
下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。