【富士通の採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

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【富士通の採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

今回は、富士通の採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。

富士通は、ITサービス提携企業として国内売上高2位を誇る超人気企業ため、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。

また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。

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【富士通の採用大学】会社概要

基本情報

まず、富士通の会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名富士通株式会社
代表取締役社長時田隆仁
設立1935年6月
本社東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
従業員数124,200人(グローバル)
親会社に帰属する当期純利益182,691(百万円)

参考:富士通「企業ホームページ

富士通は、製造・流通・物流・金融・官公庁・自治体・ヘルスケアなどの業種に向けて、テクノロジー・ユビキタス・デバイスのソリューションを用いて企業の課題を解決しています。そのため、富士通は、業種特有の課題に対応できるソリューションや、業務に関わる経営企画や生産管理、経理・財務といった、様々な面で企業をサポートしていると言えます。

また、富士通の代表的な業務は以下の二つです。

①「顧客接点力(CRM)の強化」

企業の成長に不可欠な顧客接点の変革・強化を数多くの実績と経験で培った高いノウハウをベースにサポート

企業の成長において、営業部隊・コンタクトセンター・ホームページやECサイトなど企業活動におけるお客様との接点を変革・強化していくことが非常に重要となります。

お客様のとの接点で、お客様情報の把握、市場の動向・ニーズの変化や、自社製品・サービスの問題点・改善点などの情報を入手、分析し、活用していくことで強い企業へと成長していくことができます。また、顧客接点での対応の善し悪しが企業イメージを大きく左右する重要な要因ともなります。

富士通では、顧客接点の強化に向けて、社内実践で培ったノウハウをベースに、コンサルティングから幅広いソリューションまでを用意し、企業の成長をサポートいたします。

②デジタルマーケティングソリューション

富士通は、顧客の購買行動の多様化を受けて、ネット(EC、ソーシャルメディアなど)やリアル(実店舗)といった顧客が接する全チャネル(オムニチャネル)から集めたビッグデータを活用し、個々の顧客ニーズに合わせた価値を提供する製品・サービス群を「デジタルマーケティングソリューション」として体系化。「顧客サービスを強化したい」企業向けに最適なソリューションを提供します。

引用:富士通株式会社「業種・業務

経営理念

富士通の経営理念は、志望動機において他社との差別化を図る時に使える要素の一つなので、一度目を通すようにしましょう。

富士通のパーパス

わたしたちのパーパスは、イノベーションによって社会に信頼をもたらし 
世界をより持続可能にしていくことです。

パーパスとは、社会における企業の存在意義を意味します。世界中の富士通社員が力を合わせて何のために日々の仕事をするのかを表す、Fujitsu Way の根幹です。

パーパス・ステートメントパーパス・ステートメントとは、わたしたちのパーパス、その背景となる世界認識、どのような価値をお客様や社会に提供し、そのためにわたしたちがどう変わっていくのか、どのような能力育成をするのかを、ひと続きのストーリーとして理解できるようにした宣言です。

  • 背景となる世界認識
    • 世界がより複雑に結びつき、急速に変化する不確実な時代を迎えています。
    • わたしたちは長年にわたりテクノロジーを通じてお客様に価値を提供してきたグローバル企業として、社会の変革に主体的に貢献する責任があります。
    • この時代に世界の困難な課題を解決するためには、新たな方法で立ち向かう必要があります。
  • わたしたちの価値創造
    • わたしたちは、人をデータやモノと結びつけることによって、ヒューマンセントリックなイノベーションを生み出していきます。
    • 人がより創造的に働くことができるようエンパワーし、お客様の成功を支えていきます。
  • わたしたちの変革
    • わたしたちの一人ひとりのすべての行動は、パーパスを起点としています。
    • 人々が抱える課題に共感し、スピード感をもって協力して解決策を生み出し、環境・社会・経済により良いインパクトをもたらしていきます。
  • わたしたちの能力育成
    • 公正と平等を重んじ、ダイバーシティ&インクルージョンを推進します。
    • 自由に最大限に可能性を発揮できる環境で、社会から必要とされる技術や能力を高め続けていきます。
引用:富士通「Fujitsu Way

平均年収

富士通の平均年収推移は下記のとおりです。

2022年3月期約859万円
2021年3月期約865万円
2020年3月期約804万円
2019年3月期約799万円
2018年3月期約790万円
2017年3月期約797万円
2016年3月期約810万円
引用:富士通「IR情報>有価証券報告書

富士通は平均的な企業の年収より高く、内定獲得を狙いたい企業です。

では、どのような大学に所属している学生が一番採用されているのでしょうか。

【富士通の採用大学】採用人数1位は早稲田大学

採用大学

富士通の採用人数1位は早稲田大学です。

1位早稲田大85人
2位慶應義塾大68人
3位大阪大30人
4位東京工業大28人
5位北海道大26人
6位横浜国立大26人
7位神戸大26人
8位九州大25人
9位東京理科大25人
10位その他222人
参考:就職四季報2022

過去の採用大学一覧は下記になっており、全国から幅広く採用していることが分かります。

青山学院大学 / 大阪大学 / 関西大学 / 関西学院大学 / 九州大学 / 京都大学 / 慶應義塾大学 / 神戸大学 / 上智大学 / 中央大学 / 筑波大学 / 電気通信大学 / 東京工業大学 東京大学 / 東京理科大学 / 同志社大学 / 東北大学 / 名古屋大学 / 法政大学 / 北海道大学 / 明治大学 / 横浜国立大学 / 立命館大学 / 早稲田大学

引用:就職四季報2022

採用人数

21年卒の合計採用人数は493名です。そのため、全体の約17%が早稲田大学から採用されています。

*2019、2020年度の採用人数については正確な情報は見つかりませんでした。
一方でリクナビが出している富士通の採用人数は300人前後であり、グラフ上の数字を約300人としています。
引用:リクナビ「富士通の新卒採用・会社概要

学歴フィルター

続いて、富士通の学歴フィルターの有無について記載します。

富士通は過去、幅広い大学から採用している実績があるため、学歴フィルターはないと考えられます。

学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。

採用倍率

富士通の採用倍率は約156倍だと考えられます。

(ご参考:算出方法)

リクナビ2023上での富士通のプレエントリー数(47167名)を採用人数(昨年の採用実績301〜人程度)で割って算出しています。

参考:リクナビ「富士通の新卒採用

参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、富士通の採用倍率は高いと考えられます。

採用倍率だけで見ると富士通への就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか?

次に、別の切り口から富士通の就職難易度について記載していきます。

【富士通の採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる

就職難易度

富士通の就職難易度は59.5で、有名企業427社の中138位でした。

他企業と比較した時の就職難易度

1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン(68.9)
2位:ボストン コンサルティング グループ(66.5)
3位:三菱商事(65.1)
4位:住友商事(64.4)
5位:富士フイルム(64.3)

137位:オービック(59.5)
138位:富士通(59.5)
139位:三越伊勢丹(59.5)

参考:東洋経済新聞「「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社

就職難易度の算出は以下の方法で行っています。

企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。

大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。

引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社

富士通の就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。

下記に内定を獲得するまでの選考フローを記載します。

富士通の採用大学】選考フロー

富士通の選考フローは下記記載の通りです。

1. エントリーシート提出

2. 適性検査

3. 一次面接

4.二次面接

5. 最終面接

6. 内々定

引用:「富士通新卒採用サイト

では、富士通に内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?

次に、富士通の内定獲得のための対策方法について解説します。

富士通の採用大学】内定獲得のための対策方法

富士通の選考フローを考慮すると、内定獲得のための対策ポイントは下記4つと考えられます。

下記にそれぞれの対策方法を記載します。

1. エントリーシートの対策

富士通の内定を獲得する上で一番最初の関門がエントリーシートです。

下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。

2. 筆記試験・適性検査の対策

富士通の2022年度における筆記試験・適性検査は玉手箱です。

下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。

3. 面接の対策(志望動機・学生時代頑張ったこと)

富士通の内定を獲得する上で一番重要なので複数回にわたる面接です。

面接の質問は、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。

下記に、富士通を受ける際の志望動機や学生時代頑張った事の対策方法を解説します。

①志望動機の対策

志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。

富士通の志望動機を考える時のポイントは下記3つです。

Ⅰ.富士通で実現したいこと」を伝える

志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するために富士通のリソースを使いたい。だから富士通を志望する。」がおすすめです。

年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。

詳細解説は下記記事をお読みください。

Ⅱ.過去の経験・想いを入れる

富士通で実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。

ただ単に「富士通に入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。

Ⅲ.他社ではなく富士通である理由を伝える

「他社ではなく富士通の理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。

理由を記載する際は、富士通が力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。

詳細解説は下記記事をお読みください。

②学生時代頑張ったことの対策

「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。

富士通のガクチカを考える時のポイントは下記2つです。

Ⅰ.PRポイントを選定する

闇雲にエピソードを書く前に、まずは富士通が求める人材像」を調べましょう。

富士通が求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。

富士通の求める人材像は下記だと考えられます。

求める人材像

私たちが求める人材は
富士通のパーパスに共感し、自らのパーパスと重ね合わせて未来を描き、「挑戦」していく方。
そして、周囲と「信頼」を構築し、「共感」を引き出し合いながら進められる方です。

私たちは、世界中の富士通社員が、すべての意思決定や行動のより所とすべき原理原則をFujitsu Wayとして示しています。
このFujitsu Wayには、パーパスに基づいて一人ひとりがどう行動していくのか、その羅針盤となるよう、思いが込められています。
新しく仲間に加わっていく方にもFujitsu Wayをよりどころとしていただくことで、共につながり、世界をより持続可能にしていきたいと考えています。

引用:富士通「求める人材像

上記より、富士通が求める人材は、周囲からの信頼を獲得し、周りを巻き込みながら世の中の課題に対して挑戦していくことができる方であると考察することができます。

特に富士通では、大切する価値観として『挑戦』『信頼』『共感』の三つが提示されており、非常に重要であると考えられます。

それぞれ詳しく記載すると、
『挑戦』においては、①志高くターゲットを設定し、スピード感をもって取組むこと、②多様性を受け入れ、斬新なアイデアを生み出すこと、③好奇心を持ち、失敗や経験から学ぶこと、

『信頼』においては、①約束を守り、期待を超える成果を出すこと、②倫理感と透明性を持って誠実に行動すること、③自律的に働き、共通のゴールに向けて協力すること、

『共感』においては、①お客様の成功と持続的な成長を追求すること、②すべての人々に耳を傾け、地球のことを考えて行動すること、③グローバルな課題を解決するために協働し、社員、お客様、パートナー、コミュニティ、株主に共通価値を創造することとされています。

以上の三つの価値観を全て満たす人材が富士通の求める人材であると考察することができます。

また、富士通が掲げるパーパスに共感できる人材も富士通が求める人物像だと考えられます。

上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことで富士通の内定獲得可能性を上げられると考えられます。

Ⅱ.再現性があるか

ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、富士通に入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。

インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。

下記ポイントを盛り込み、富士通入社後にも再現性があることを伝えましょう。

詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。

4. 富士通への内定確率を高めるツールの活用

就活系のサービスは多岐に渡りますが、特に富士通攻略に適したサービスは下記3つです。

①スカウトアプリ

まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。

富士通の選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースを富士通に集中させることが望ましいです。

例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間を富士通含む第一志望群の対策に集中

上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。

※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。

OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり

dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり

キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり

②選考情報掲示板アプリ

続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。

適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。

就活を効率的に進めるには必須アイテムです。

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③JOBTV

最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。

JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。

記事執筆時点で富士通の登録状況は確認できておりませんが、
電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。

既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。

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富士通の採用大学】終わりに

本記事では、富士通の採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。

富士通の就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。

入念に対策して内定を勝ち取りましょう。

また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。

下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。