今回は、栗田工業の採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。

栗田工業は、ニッチトップの超優良企業のため、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。

また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。

【栗田工業の採用大学】会社概要

基本情報

まず、栗田工業の会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

参考：栗田工業「企業ホームページ」

栗田工業は、水と環境に関わる様々な課題を解決するグローバルニッチトップ企業となります。主な事業内容は以下の通りです。

• 水処理プラント建設: 工業用や飲料水、下水処理などの水処理プラントの設計・建設を行っています。高度な技術力と経験を活かし、環境規制に適合した設備を提供しています。
• 排水処理設備: 産業廃水や公共施設の排水処理設備の設計・施工を手がけています。排水水質の改善やリサイクル技術の導入など、持続可能な水資源管理を目指しています。
• 海水淡水化プラント: 海水を淡水化するプラントの建設を行っています。特に水資源に乏しい地域や島嶼部でのプロジェクトにおいて、技術革新と効率化を追求しています。

経営理念

栗田工業の経営理念は、志望動機において他社との差別化を図る時に使える要素の一つなので、一度目を通すようにしましょう。

＜企業理念＞
“水”を究め、自然と人間が調和した
豊かな環境を創造する
1.水の本質を深く、広く探究することによって、水の新しい機能、価値を生み出していく。
2.多様な技術を駆使した独自のソリューションにより、お客様と社会の信頼を獲得する。
3.水を通して、社会との共通価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献する。
企業理念は1989年、創立40周年を機に制定されました。
クリタグループの理念体系は、全ての活動が企業理念の実現のためにあることを明示しています。

＜企業ビジョン＞
持続可能な社会の実現に貢献する
「水の新たな価値」の開拓者
引用：栗田工業「栗田グループの理念体系」

平均年収

栗田工業の平均年収推移は下記のとおりです。

2023年3月期	約912万円
2022年3月期	約909万円
2021年3月期	約894万円
2020年3月期	約896万円
2019年3月期	約883万円
2018年3月期	約864万円
2017年3月期	約885万円
2016年3月期	約873万円

栗田工業は平均的な企業の年収より高く、内定獲得を狙いたい企業です。

では、どのような大学に所属している学生が一番採用されているのでしょうか。

【栗田工業の採用大学】全国から採用可能性あり

採用人数・採用大学

栗田工業の2023年度のの採用人数は37名です。

過去の採用大学一覧は下記になっており、全国から幅広く採用していることが分かります。

＜大学院＞
青山学院大学、秋田大学、茨城大学、岩手大学、宇都宮大学、愛媛大学、大分大学、大阪大学、大阪産業大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、岡山理科大学、香川大学、鹿児島大学、神奈川大学、金沢大学、関西大学、関西外国語大学、学習院大学、北九州市立大学、北里大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、京都外国語大学、京都工芸繊維大学、近畿大学、岐阜大学、熊本大学、群馬大学、慶應義塾大学、高知大学、甲南大学、神戸大学、国際基督教大学、駒澤大学、埼玉大学、佐賀大学、滋賀大学、静岡大学、信州大学、上智大学、成蹊大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、筑波大学、帝京大学、電気通信大学、東京大学、東京海洋大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京電機大学、東京農業大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、東北学院大学、鳥取大学、富山大学、豊橋技術科学大学、同志社大学、獨協大学、長岡技術科学大学、長崎大学、名古屋大学、名古屋工業大学、奈良女子大学、奈良先端科学技術大学院大学、新潟大学、日本大学、一橋大学、兵庫県立大学、広島大学、福井大学、福島大学、法政大学、北海道大学、三重大学、宮城大学、明治大学、明治学院大学、山形大学、山口大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、龍谷大学、流通経済大学（茨城）、和歌山大学、早稲田大学
＜大学＞
青山学院大学、秋田大学、茨城大学、岩手大学、愛媛大学、大分大学、大阪大学、大阪産業大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、香川大学、鹿児島大学、神奈川大学、金沢大学、関西大学、関西外国語大学、学習院大学、北九州市立大学、北里大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、京都外国語大学、京都工芸繊維大学、近畿大学、岐阜大学、熊本大学、群馬大学、慶應義塾大学、高知大学、甲南大学、神戸大学、国際基督教大学、駒澤大学、埼玉大学、佐賀大学、滋賀大学、静岡大学、首都大学東京、信州大学、上智大学、成蹊大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、筑波大学、帝京大学、電気通信大学、東京大学、東京海洋大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京電機大学、東京農業大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、東北学院大学、鳥取大学、富山大学、豊橋技術科学大学、同志社大学、獨協大学、長岡技術科学大学、長崎大学、名古屋大学、名古屋工業大学、奈良女子大学、奈良先端科学技術大学院大学、新潟大学、日本大学、一橋大学、兵庫県立大学、広島大学、福井大学、福島大学、北海道大学、三重大学、宮城大学、明治大学、明治学院大学、山口大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、龍谷大学、流通経済大学、早稲田大学

引用：マイナビ「栗田工業の新卒採用・会社概要」

学歴フィルター

続いて、栗田工業の学歴フィルターの有無について記載します。

栗田工業は過去、幅広い大学から採用している実績があるため、学歴フィルターはないと考えられます。

学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。

採用倍率

栗田工業の採用倍率は最低でも30倍以上だと考えられます。

参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、栗田工業の採用倍率は高いと考えられます。

採用倍率だけで見ると栗田工業への就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか？

次に、別の切り口から栗田工業の就職難易度について記載していきます。

【栗田工業の採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる

就職難易度

栗田工業の就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。

下記に内定を獲得するまでの選考フローを記載します。

【栗田工業の採用大学】選考フロー

栗田工業の選考フローは下記記載の通りです。

引用：「栗田工業 マイナビ」

では、栗田工業に内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか？

次に、栗田工業の内定獲得のための対策方法について解説します。

【栗田工業の採用大学】内定獲得のための対策方法

栗田工業の選考フローを考慮すると、内定獲得のための対策ポイントは下記４つと考えられます。

下記にそれぞれの対策方法を記載します。

1. エントリーシートの対策

栗田工業の内定を獲得する上で一番最初の関門がエントリーシートです。

下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。

2. 筆記試験・適性検査の対策

栗田工業の2024年度における筆記試験・適性検査はSPIです。

下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。

3. 面接の対策（志望動機・学生時代頑張ったこと）

栗田工業の内定を獲得する上で一番重要なのは複数回にわたる面接です。

面接の質問は、志望動機・学生時代頑張ったこと（ガクチカ）に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。

下記に、栗田工業を受ける際の志望動機や学生時代頑張った事の対策方法を解説します。

①志望動機の対策

志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。

栗田工業の志望動機を考える時のポイントは下記３つです。

Ⅰ.「栗田工業で実現したいこと」を伝える

志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するために栗田工業のリソースを使いたい。だから栗田工業を志望する。」がおすすめです。

年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。

詳細解説は下記記事をお読みください。

Ⅱ.過去の経験・想いを入れる

「栗田工業で実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか？」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。

ただ単に「栗田工業に入って○○したいです！」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。

Ⅲ.他社ではなく栗田工業である理由を伝える

「他社ではなく栗田工業の理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。

理由を記載する際は、栗田工業が力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。

詳細解説は下記記事をお読みください。

②学生時代頑張ったことの対策

「学生時代頑張ったこと（以下、ガクチカ）」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。

栗田工業のガクチカを考える時のポイントは下記2つです。

Ⅰ.PRポイントを選定する

闇雲にエピソードを書く前に、まずは「栗田工業が求める人材像」を調べましょう。

栗田工業が求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。

栗田工業の求める人材像は下記だと考えられます。

引用：栗田工業「求める人材像」

その実現のために、
・目標達成に向けて主体的に行動すること
・強い好奇心を持ち、新たなことに挑戦すること
・物事の本質を突きつめて思考し続けること
が社員に求められています。

もちろん、最初からそれら全てを備えた人はいません。いずれも入社後の教育・研修、上司や先輩との関わりから気づきを得て、仕事の成功・失敗を重ねることで学び、経験しながら身に付けていきます。我々社員と共に成長し、自然と人間が調和した豊かな環境の創造に向けて歩んでいきましょう。

引用：栗田工業「求める人材像」

栗田工業は更なるサービスの多角化や欧米を中心とした海外展開を成長戦略の柱としており、今後の事業展開に伴奏する形で「挑戦し続けてくれる人材」を求めていると考えられます。

思考体力・主体性・好奇心という特徴が伝わるように、学生時代頑張った事のエピソードを表現すると良いと思います。

また、栗田工業が掲げる企業理念「水を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」に共感できる人材も栗田工業が求める人物像だと考えられます。

クリタは企業理念「水を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」のもと、持続可能な社会の実現のため、あらゆる産業の発展と環境の保全のためのソリューションを提供してきました。いま、SDGsをはじめとする社会課題への取り組みを重視する企業が増え、当社が提供する価値への期待は、より大きなものになっています。そうした期待に応えるため、企業ビジョン「水と環境の独創的価値の創造者」を掲げ、事業領域を拡大するとともに新たな事業の創出を目指しています。

引用：栗田工業「求める人材像」

上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことで栗田工業の内定獲得可能性を上げられると考えられます。

Ⅱ.再現性があるか

ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、栗田工業に入社してからも再現性があるか？」を人事は確認してます。

インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。

下記ポイントを盛り込み、栗田工業入社後にも再現性があることを伝えましょう。

詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。

4. 栗田工業への内定確率を高めるツールの活用

就活系のサービスは多岐に渡りますが、特に栗田工業攻略に適したサービスは下記3つです。

①スカウトアプリ

まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。

栗田工業の選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースを栗田工業に集中させることが望ましいです。

上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。

※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。

OfferBox：マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用　※変動あり

dodaキャンパス：SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用　※変動あり

キミスカ：三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用　※変動あり

②選考情報掲示板アプリ

続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。

適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。

就活を効率的に進めるには必須アイテムです。

『ONE CAREER』のご利用はこちら

③JOBTV

最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。

JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。

記事執筆時点で××の登録状況は確認できておりませんが、
電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。

既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。

『JOBTV』のご利用はこちら

【栗田工業の採用大学】終わりに

本記事では、栗田工業の採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。

栗田工業の就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。

入念に対策して内定を勝ち取りましょう。

また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。

下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。