【明治の採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

今回は、明治の採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。
明治は、就活生から超人気の有名メーカーであるため、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。
また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。
【明治の採用大学】会社概要

基本情報
まず、明治の会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。
参考:明治「企業ホームページ」
明治は日本を代表する大手食品メーカーです。牛乳・乳製品、お菓子、栄養食品などを提供しています。牛乳・乳製品では「おいしい牛乳」「明治ブルガリアヨーグルト」、お菓子では「明治ザ・チョコレート」「きのこの山」「たけのこの里」、栄養食品では「ザバス」ブランドや「網のコラーゲン」といった製品が有名です。しかし他にも粉ミルクやアイスクリーム、冷凍食品など、挙げればキリがないほど幅広いジャンルで人気商品を生み出しています。
当社は赤ちゃんからお年寄りまであらゆる世代のお客さまに向けて、粉ミルク、牛乳・乳製品、菓子、スポーツ栄養、流動食など幅広い商品をご提供しています。
引用:明治「事業案内」
「食と健康のプロフェッショナル」として、食のおいしさ・楽しさや、心身両面での健康価値の提供を通して、お客さまの生活充実に貢献していきます。

スローガン
明治のスローガンは、志望動機において他社との差別化を図る時に使える要素の一つなので、一度目を通すようにしましょう。
健康にアイデアを
赤ちゃんから、お年寄りまで。
meijiグループは、ずっとみんなのそばで、
たくさんの笑顔を支えてきました。これからは、もっと”健康”の発想で、
みんなの笑顔を増やしていきたい。
なぜなら、一人のこころとからだの健やかさが
たくさんの笑顔のスイッチをいれていくから。
それが地球の健やかさにつながって、
いい未来をひろげていくと思うから。
ね、健康ってシェアできる。meijiグループは、健康というフィールドで
引用:明治「グループスローガン」
みんなが「いいね」って思えるアイデアを
もっともっと、カタチにしていきます。
平均年収
明治の平均年収推移は678万円です。
また職種別の平均年収は以下の通りです。
営業 | 719万円 |
製造 | 560万円 |
技術 | 684万円 |
事務 | 590万円 |
管理 | 676万円 |
明治は平均的な企業の年収より高く、内定獲得を狙いたい企業です。
では、どのような大学に所属している学生が一番採用されているのでしょうか。
【明治の採用大学】採用人数1位は北海道大学
採用大学
明治の採用人数1位は北海道大学です。
1位 | 北海道大 | 4人 |
2位 | 明治大 | 2人 |
2位 | 名古屋大 | 2人 |
2位 | 大阪大 | 2人 |
5位 | 一橋大 | 1人 |
5位 | 東北大 | 1人 |
5位 | 京都大 | 1人 |
5位 | 岐阜大 | 1人 |
5位 | 学習院大 | 1人 |
5位 | 日本大ほか | 1人 |
このように、全国から幅広く採用していることが分かります。
採用人数
21年卒の合計採用人数は28名です。そのため、全体の約14%が北海道大学から採用されています。
学歴フィルター
続いて、明治の学歴フィルターの有無について記載します。
明治は過去、幅広い大学から採用している実績があるため、学歴フィルターはないと考えられます。
学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。
採用倍率
明治の採用倍率は2750倍だと考えられます。
参考:俺の転職活動塾「有名企業採用倍率ランキング」
参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、明治の採用倍率は非常に高いと考えられます。
採用倍率だけで見ると明治への就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか?
次に、別の切り口から明治の就職難易度について記載していきます。
【明治の採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる
就職難易度
明治を含む明治グループの就職難易度は59.3で、有名企業427社の中154位でした。
他企業と比較した時の就職難易度
1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン(68.9)
2位:ボストン コンサルティング グループ(66.5)
3位:三菱商事(65.1)
4位:住友商事(64.4)
5位:富士フイルム(64.3)
…
153位:協和キリン(59.3)
154位:明治グループ(59.3)
155位:昭和電工グループ(59.3)
参考:東洋経済新聞「「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社」
就職難易度の算出は以下の方法で行っています。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。
大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
明治の就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。
下記に内定を獲得するまでの選考フローを記載します。
【明治の採用大学】選考フロー
明治の選考フローは下記記載の通りです。
1. 応募書類提出(WEB)
2. 書類選考
3. WEBテスト・選考会等
4. 内々定
引用:「明治新卒採用サイト」
では、明治に内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
次に、明治の内定獲得のための対策方法について解説します。
【明治の採用大学】内定獲得のための対策方法
明治の選考フローを考慮すると、内定獲得のための対策ポイントは下記4つと考えられます。
下記にそれぞれの対策方法を記載します。
1. エントリーシートの対策
明治の内定を獲得する上で一番最初の関門がエントリーシートです。
下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。
2. 筆記試験・適性検査の対策
明治の23年度における筆記試験・適性検査はSPIです。
下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。
3. 面接の対策(志望動機・学生時代頑張ったこと)
明治の内定を獲得する上で一番重要なのは複数回にわたる面接です。
面接の質問は、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。
下記に、明治を受ける際の志望動機や学生時代頑張った事の対策方法を解説します。
①志望動機の対策
志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。
明治の志望動機を考える時のポイントは下記3つです。
Ⅰ.「明治で実現したいこと」を伝える
志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するために明治のリソースを使いたい。だから明治を志望する。」がおすすめです。
年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。
詳細解説は下記記事をお読みください。
Ⅱ.過去の経験・想いを入れる
「明治で実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。
ただ単に「明治に入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。
Ⅲ.他社ではなく明治である理由を伝える
「他社ではなく明治の理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。
理由を記載する際は、明治が力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。
詳細解説は下記記事をお読みください。
②学生時代頑張ったことの対策
「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。
明治のガクチカを考える時のポイントは下記2つです。
Ⅰ.PRポイントを選定する
闇雲にエピソードを書く前に、まずは「明治が求める人材像」を調べましょう。
明治が求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。
明治の求める人材像は下記だと考えられます。

引用:明治「求める人財」
求める人財
明治グループは、「まだ若いから」ではなく、
「若いからこそ」どんどん責任のある仕事を
任せようという気質に溢れています。
こうした社風であるからこそ、
「こうしよう」「こうしたほうがよい」と自らの考え・意見を積極的に主張・提案し、
自ら行動するチャレンジングな社員が活躍しています。もちろん、あらゆる世代のお客さまの
生活充実に貢献するためには、
社員一人ひとりが「情熱」と「やる気」をもって仕事に挑むことが不可欠です。
一人ひとりが情熱をもち高い目標に挑戦することで、
一歩先をいく新たな価値をつくることができ、
それによってお客さまの生活充実に貢献することができます。また、高い目標に挑戦することで個々人が成長を遂げ、
その総和が明治グループとしての成長となります。
明治グループの競争力の源泉は人財であり、
次代の明治ブランドをより
一層魅力的なものとするのは皆さんの情熱に他なりません。私たちとともに、明治グループならではの新たな価値創造に
引用:明治「求める人財」
挑戦したいという気概のある方のご応募を、
心からお待ちしています。
明治では若いうちから責任のある仕事を任せてもらえる環境が整っています。そのため、難しい課題にも積極的にチャレンジしていける意欲や力を持っている人が、明治の求める人物像だと考えられます。また、これまで様々なジャンルで多くのヒット商品を生み出してきた明治ですが、これからも幅広い世代のお客様からの期待にこたえ続けるためには、社員一人一人が「お客様を満足させたい」という情熱を持って仕事に取り組むことが必要不可欠です。そのように高い目標や志を持って仕事に打ち込める人も明治に求められるでしょう。
また、明治が掲げるグループ理念に共感できる人材も明治が求める人物像だと考えられます。
私たちの使命は、「おいしさ・楽しさ」の世界を拡げ、
「健康・安心」への期待に応えてゆくこと。私たちの願いは、「お客さまの気持ち」に寄り添い、
日々の「生活充実」に貢献すること。私たち明治グループは、「食と健康」のプロフェッショナルとして、
引用:明治「グループ理念」
常に一歩先を行く価値を創り続けます。
上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことで明治の内定獲得可能性を上げられると考えられます。
Ⅱ.再現性があるか
ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、明治に入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。
インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。
下記ポイントを盛り込み、明治入社後にも再現性があることを伝えましょう。
詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。
4. 明治への内定確率を高めるツールの活用
就活系のサービスは多岐に渡りますが、特に明治攻略に適したサービスは下記3つです。
①スカウトアプリ
まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。
明治の選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースを明治に集中させることが望ましいです。
例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間を明治含む第一志望群の対策に集中
上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。
※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。
OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり
dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり
キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり
②選考情報掲示板アプリ
続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。
適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。
就活を効率的に進めるには必須アイテムです。

③JOBTV
最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。
JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。
記事執筆時点で明治の登録状況は確認できておりませんが、
電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。
既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。

【明治の採用大学】終わりに
本記事では、明治の採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。
明治の就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。
入念に対策して内定を勝ち取りましょう。
また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。
下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。