【NTTデータはやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

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【NTTデータはやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

今回は、NTTデータの年収、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。

ネット上では「NTTデータ やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?

本記事では、NTTデータの業績や市場環境、労働環境面から「NTTデータ やばい」の真偽を総合的に判断していきます。

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【NTTデータはやばい?】会社概要

まず、NTTデータの会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(略称 NTTデータ)NTT DATA Corporation
代表取締役社長本間 洋
設立1988年(昭和63年)5月23日
本社〒135-6033 東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル
従業員数連結社員数 195,106名(2023年3月末時点)単独社員数 12,714名(2023年3月末時点)

事業内容は下記のとおりです。

1967年の日本電信電話公社データ通信本部発足がNTTデータの起点で、その翌年に全国地方銀行協会の為替交換システム「地銀協システム」をスタートさせて以降、半世紀以上に渡りデータ通信事業サービスを展開しています。

現在は、総合ITソリューション、コンサルティング、SI・ソフトウェア開発、メンテナンス・サポートという4つの事業領域を確立し、サービスを展開しています。

長い歴史を誇るだけあり金融、官公庁・自治体、医療・ヘルスケア、防災・レジリエンス、食品、小売・流通、モビリティ、製薬・ライフサイエンス、食農・農業、製造、通信・放送、電力・ガス・水道、建設・不動産、教育と実に幅広い業種に対応。また個人のお客様にも対応しています。

NTTデータは、豊かで調和のとれた社会づくりをめざし、世界50ヵ国以上でITサービスを提供しています。
デジタル技術を活用したビジネス変革や社会課題の解決に向けて、お客さまとともに未来を見つめ、コンサルティングからシステムづくり、システムの運用に至るまで、さまざまなサービスを提供します。

引用:NTTデータ「プロフィール
参考:シューカツFAQ「【NTTデータの採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説

参考:NTTデータ「会社概要

ここまでの情報を踏まえると。NTTデータは東京証券取引所のプライム市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め190,000名を超えていることから、安定した大企業のように見受けられます。

続いて、業績の観点から「NTTデータ やばい」の真偽を掘り下げていきます。

【NTTデータはやばい?】業績

NTTデータの過去6年間の業績は、下記の通りになります。

参考:NTTデータ 会社HP「有価証券報告書
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)

NTTデータは、2023年3月期において売上高約34,901億円/当期純利益約1,499億円となっています。

NTTデータは、多額の売上高を計上しており黒字であることから、業績面で不安な点は無いと考えられます。

また、NTTデータの総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。

(参考:売上高/当期純利益とは)

売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している

当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している

参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説

続いて自己資本比率に関しても、2023年3月期末時点で約39.0%であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)が多くを占めていないので、倒産可能性は低く経営が安定していると言えます。

(参考:自己資本比率とは)

自己資本比率=純資産/総資産で算出

自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい

参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較してもNTTデータの自己資本比率は安定していると言えるでしょう。

業種自己資本比率
建設業39.5%
製造業45.6%
情報通信業58.6%
運輸業、郵便業36.3%
卸売業38.3%
小売業36.7%
不動産業、物品貸借業32.7%
宿泊業・飲食サービス業14.4%
サービス業(ほかに分類されないもの)44.9%
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

ここまででNTTデータは、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。

次に、NTTデータの将来性について記載します。

【NTTデータはやばい?】将来性

NTTデータの業績に影響を及ぼすと考えられるシステムインテグレーター市場は、下記の通り推移すると考えられます。

システムインテグレーターの業界概要について
ITサービスの元請け的役割 市場は10年連続で拡大
システムインテグレーター(SI)は、顧客企業が情報システムを導入する際に、業務内容や目的に応じてシステムを基本設計し、ハードウエアとソフトウエアの選定からプログラム開発、システム構築、運用、保守までを一貫して手掛ける企業を指す。SIerとも呼ばれる。当初は個々の企業向けに専用のシステムを受託開発する方式が一般的だったが、インターネットの普及やIT(情報技術)の高度化で、SI各社が手掛ける技術領域は急速に広がっている。最近ではSIに代わってITサービス会社と呼ばれることが多い。
大規模システムの構築は開発領域が多岐にわたるため、システムの部品にあたる各領域をすり合わせる技術力が重要とされる。ITサービスは専門技術を備えた人材や企業を重層的に束ね、全体を統括しながら開発を主導して進捗管理やコスト管理をしていく元請け的な役割を担っており、こうした事業構造から「ITゼネコン」とも称される。(2023/06/20調査)

参考:Nikkei Compass「システムインテグレーター

システムインテグレーター市場は堅調に推移しており、NTTデータの今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。

【NTTデータはやばい?】年代別年収

NTTデータの平均年収推移は下記のとおりです。

参考:NTTデータ 会社HP「有価証券報告書

また、年代別の平均年収は下記のとおりです。

25~29歳の平均年収は533万円で、 30~34歳になると645万円と平均年収が112万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると751万円で、40~45歳になると852万円40~45歳になると931万円となります。 そして、50~54歳になると1038万円55~59歳になると1112万円となります。

参考:年収チェッカー「NTTデータ

また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果
(※千円以下は切り捨てで記載)

日本全体の平均年収と比較してもNTTデータの平均年収は圧倒的に高い事から優良企業であると言えるでしょう。

【NTTデータはやばい?】福利厚生

NTTデータの福利厚生は下記のとおりです。

研修制度新入社員研修、トレーナー制度、ビジネススキルトレーニング、プロフェッショナルスキルトレーニング、自己啓発支援、海外留学制度 など
健康管理定期健康診断、健康相談、人間ドックなど
保険雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
休日・休暇週休2日制、祝日、年末年始休暇、夏季休暇、年次有給休暇20日、特別休暇(慶弔ほか)、病気休暇、ライフプラン休暇、産前・産後休暇、介護休暇、看護休暇など
※特別休暇(出産・育児・生理)及び病気休暇については試用期間中は無給
出産休暇出産予定日前6週間目(双生児などの場合は14週間目)にあたる日から出産後8週間目にあたる日まで休暇が取得できる制度
育児休職制度最長で子どもが満3歳になるまで一旦休職することによって育児に専念し、休職後に引き続き勤務できる制度
介護休職制度介護を理由として、最長1年6か月まで休職可能な制度
短時間勤務制度●育児のための短時間勤務
育児を理由として、子どもが小学校3年生の年度末まで、4・5・6時間という短時間の勤務を選択することができる制度
●介護のための短時間勤務
介護を理由として、最長3年4・5・6時間という短時間の勤務を選択することができる制度
育児・介護期間中の時間外及び深夜勤務等の制限予め届出を行うことで時間外及び深夜勤務を制限もしくは免除とすることができる制度
有給休暇制度(年次休暇)年間20日間の有給休暇(年次休暇)があり、1日単位、半日単位、または、1時間単位で休みを取ることができる制度
再採用制度パートナーの転勤、妊娠・出産・育児・介護等によりやむなく退職する社員が、事前に再採用希望者登録をしておけば、退職後(期間制限有)に再度選考を経て就労できる制度
※入社3年以上
テレワーク制度会社貸与のノートパソコンやスマートホンを利用し、場所を問わない働き方のひとつとして、外出先や自宅での勤務を可能とする制度。
裁量労働制度
フレックスタイム制度
始業及び終業の時刻を自主的に決定し働く制度。生活と業務の調和を図りながら、効率的に働く事ができ、労働時間を短縮できる
定年・再雇用・退職等定年有(満60歳)、継続雇用制度有(65歳まで)、自己都合退職および解雇時は予告期間を設ける
その他受動喫煙対策:屋内原則禁煙、ただし喫煙室あり
参考:NTTデータ「福利厚生

NTTデータは、出産休暇や育児休職制度など充実した福利厚生があり、優良企業と言えるでしょう。

また、テレワーク制度やフレックスタイム制度もあり、ワークライフバランスは取りやすいといえます。

【NTTデータはやばい?】激務

NTTデータの平均残業時間は約31.3時間/月です。

また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較しても、NTTデータの残業時間はとても少なく激務ではないと言えるでしょう。

83.5h コンサルティング・シンクタンク
78.6h 広告代理店・PR・SR・デザイン
70.8h 建築・土木・設計設計
66.1h 放送・出版・新聞・映像・音響
64.8h 不動産関連・住宅
63.4h インターネット
62.0h フードサービス・飲食
58.4h 情報サービス・リサーチ
57.5h 証券会社・ファンド
56.6h 住宅設備・建材
53.7h ゲーム関連・玩具
53.1h 印刷・紙パルプ・書籍
52.7h SIer・ソフト開発・運用
50.7h 人材・コールセンター
49.1h 教育・研修サービス
49.1h 雑貨文具・スポーツ
49.0h 食品・飲料
48.8h 旅行・ホテル
48.7h 総合商社
48.6h 監査・税理士法人
47.7h 鉄鋼・非鉄金属
47.5h 電気・プラント関連
47.2h IT・通信機器
46.3h 医療品・医療機器
46.2h 通信・ISP
45.7h 生命・損害保険
45.5h 機械関連

同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。

参考:MONOist 「キャリアニュース

さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。

出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所

他業種や日本全国の平均残業時間と比較してもNTTデータの残業時間は少なく、激務ではないと言えるでしょう。

【NTTデータはやばい?】採用大学

NTTデータの採用大学や就職難易度については下記に記載しています。

是非お読みください。

【NTTデータはやばい?】広報

NTTデータの広報媒体はこちらです。

事業や事例の紹介やインタビューなどの動画を通し、企業理解を深めることができるはずです。

就職を少しでも考えている人は一度は見た方がいいと思います。

【NTTデータはやばい?】口コミ・評判について

ここまで、NTTデータの年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。

最後に、NTTデータで実際に働いている社員の口コミを数件記載します。

【NTTデータはやばい?】①:ワークライフバランス

NTTデータのワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。

ワークライフバランスはとても良い会社であると感じる。 裁量労働なので、 基本的には育児やその他用事があ った場合、不在とメンバに周知しておけば問題ない。また周りのメンバも穏やかな人が多く、子育てなどにも 理解がある。そのため、子供のお風呂や寝かしつけ時に不在とし、その後仕事をするなど、臨機応変に対応で きる。たまに厳しい人もいるが、稀である。 有休も取りやすく、9月末までに年休を取り切らないと管理職が怒られるため、 みんな必死に有休を取る文化 である。また夏休みもしっかりとるため、 6月から9月にかけて毎週年休をとる人もいる。

参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス

NTTデータは、裁量労働であることや理解のある人が多いことから、子育て中であってもワークライフバランスが取りやすい環境であるといえます。また有休がとりやすい点も魅力といえるでしょう。

NTTデータはやばい?】②:働きがい・成長

NTTデータの働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。

働きがい : 大規模なプロジェクトにかかわることができる。 他の会社ではできないような規模の開発もNTTデータである からできるというのがある。 また、 人々が当たり前に使っているシステムもNTTデータが関わっていることが 多い。そのようなシステムに関わることができる点に働きがいを感じる。

成長・キャリア開発 : 個人の成長に関しては研修なども充実しているため、 やる気がある人は成長できると思う。 人財を大切にする 文化があると感じる。 逆にやる気がない人についてはサボっていても誰かがフォローしてくれるため、そのま ま成長しなくてもなんとかなってしまう。

参考:openwork 「働きがい・成長

NTTデータは、他では経験できないほどの大規模なプロジェクトに関わることができるため、やりがいは大きいようです。また人財を大切にする文化であることから、個人の成長も十分に望めます。

【NTTデータはやばい?】③:退職検討理由

NTTデータの退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。

給与の低下。定期的な見直しが入っている。 労働組合も機能しておらず会社の言い分を飲み込むため、 今後も 改悪される可能性が高い。 仕事内容や人はいいだけに、給与面が非常に残念である。 また、福利厚生の一部メニューが標準報酬に組み込まれたことにより、 控除額が多くなってしまった。 どんど ん社員の首を絞めるようなことをしており、モチベーションが低下し始めている。 そういった不満も相まって、働かない社員に対しての怒りも湧いてきている。

参考:openwork 「退職検討理由

NTTデータは、給与が低下していたり、福利厚生の一部が標準報酬に組み込まれたりと、待遇面で不満を感じ、退職を検討する人がいるようです。

【終わりに】NTTデータの内定獲得方法について

本記事では、NTTデータがやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。

総合的に判断すると、NTTデータは就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。

NTTデータの内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。