【ソフトバンクの採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説
今回は、ソフトバンクの採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。
ソフトバンクは、日本における三大キャリアの一つであるため、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。
また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。
【ソフトバンクの採用大学】会社概要
基本情報
まず、ソフトバンクの会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。
ソフトバンク株式会社
宮川 潤一
1986年(昭和61年)12月9日
〒105-7529 東京都港区海岸一丁目7番1号
18,929人
517,517(百万円)
参考:ソフトバンク「企業ホームページ」
ソフトバンクは、au・ドコモとあわせて三大キャリアと呼ばれる、日本の大手電気通信事業者です。主に携帯端末の販売や通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供を行っています。携帯電話事業では、SoftbBank以外にもY!mobileやLINEMOといったブランドも展開しています。またインターネット回線事業では、SoftbBank光やSoftbBankAirといったサービスを提供しています。
移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供
引用:ソフトバンク「事業紹介」
経営理念
ソフトバンクの経営理念は、志望動機において他社との差別化を図る時に使える要素の一つなので、一度目を通すようにしましょう。
情報革命で人々を幸せに
ソフトバンク株式会社および子会社は、ソフトバンクグループ共通の経営理念である「情報革命で人々を幸せに」という考え方の下、創業以来一貫して、情報革命を通じた人類と社会への貢献を推進しています。
引用:ソフトバンク「経営理念」
平均年収
ソフトバンクの平均年収推移は下記のとおりです。
2022年3月期 | 約808万円 |
2021年3月期 | 約820万円 |
2020年3月期 | 約782万円 |
2019年3月期 | 約733万円 |
ソフトバンクは平均的な企業の年収より高く、内定獲得を狙いたい企業です。
では、どのような大学に所属している学生が一番採用されているのでしょうか。
【ソフトバンクの採用大学】採用人数1位は早稲田大学
採用大学
ソフトバンクの採用人数1位は早稲田大学です。
1位 | 早稲田大 | 44人 |
2位 | 慶應義塾大 | 41人 |
3位 | 明治大 | 24人 |
4位 | 東京工業大 | 23人 |
5位 | 東京理科大 | 15人 |
6位 | 青山学院大 | 14人 |
7位 | 同志社大 | 13人 |
7位 | 立命館大 | 13人 |
7位 | 横浜国立大 | 13人 |
⒑位 | 大阪大 | 12人 |
過去の採用大学一覧は下記になっており、全国から幅広く採用していることが分かります。
青山学院大学・大分大学・大阪大学・大阪市立大学・大谷大学・大妻女子大学・小樽商科大学・お茶の水女子大学・学習院女子大学・金沢大学・関西大学・関西外国語大学・関西学院大学・関東学院大学・北九州市立大学・九州大学・京都大学・京都女子大学・近畿大学・熊本大学・慶應義塾大学・高知大学・高知工科大学・神戸大学・神戸国際大学・神戸女学院大学・神戸女子大学・公立はこだて未来大学・国士舘大学・国立音楽大学・駒澤大学・産業能率大学・滋賀大学・滋賀県立大学・首都大学東京・上智大学・成蹊大学・成城大学・聖心女子大学・清泉女子大学・専修大学・大正大学・大東文化大学・多摩大学・千葉大学・中央大学・中京大学・筑波大学・筑波技術大学・帝京大学・東海大学・東京大学・東京外国語大学・東京学芸大学・東京経済大学・東京工科大学・東京女子大学・東京理科大学・同志社大学・東洋大学・徳島大学・獨協大学・長崎大学・名古屋大学・名古屋工業大学・名古屋商科大学・奈良先端科学技術大学院大学・南山大学・西九州大学・日本大学・日本女子大学・日本赤十字広島看護大学・一橋大学・福島大学・藤女子大学・平安女学院大学・法政大学・北海道大学・北海学園大学・松山大学・宮城大学・武蔵大学・明治大学・明治学院大学・目白大学・横浜市立大学・横浜国立大学・立教大学・立命館アジア太平洋大学・立命館大学・和歌山大学・早稲田大学・他大学
引用:マイナビ 「ソフトバンクの新卒採用・会社概要」
他海外大学等から採用実績あり
学歴フィルター
続いて、ソフトバンクの学歴フィルターの有無について記載します。
ソフトバンクは過去、幅広い大学から採用している実績があるため、学歴フィルターはないと考えられます。
学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。
採用倍率
ソフトバンクの採用倍率は82倍~83倍だと考えられます。
(ご参考:算出方法)
80倍(同業のNTT西日本の採用倍率)×約391名(NTT西日本の採用人数)÷380人(ソフトバンクの採用人数)
参考:就職四季報2020年度
参考:俺の転職活動塾「有名企業採用倍率ランキング」
参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、ソフトバンクの採用倍率は高いと考えられます。
採用倍率だけで見るとソフトバンクへの就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか?
次に、別の切り口からソフトバンクの就職難易度について記載していきます。
【ソフトバンクの採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる
就職難易度
ソフトバンクの就職難易度は59.0で、有名企業427社の中166位でした。
他企業と比較した時の就職難易度
1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン(68.9)
2位:ボストン コンサルティング グループ(66.5)
3位:三菱商事(65.1)
4位:住友商事(64.4)
5位:富士フイルム(64.3)
…
165位:日本銀行(59.0)
166位:ソフトバンク(59.0)
167位:田辺三菱製菓(58.9)
参考:東洋経済新聞「「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社」
就職難易度の算出は以下の方法で行っています。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。
大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
ソフトバンクの就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。
下記に内定を獲得するまでの選考フローを記載します。
【ソフトバンクの採用大学】選考フロー
ソフトバンクの選考フローは下記記載の通りです。
1. プレエントリー
2. 履歴書情報登録
3. エントリーシート
4. 適性検査
5. 選考
6. 内定
引用:「ソフトバンク新卒採用サイト」
では、ソフトバンクに内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
次に、ソフトバンクの内定獲得のための対策方法について解説します。
【ソフトバンクの採用大学】内定獲得のための対策方法
ソフトバンクの選考フローを考慮すると、内定獲得のための対策ポイントは下記4つと考えられます。
下記にそれぞれの対策方法を記載します。
1. エントリーシートの対策
ソフトバンクの内定を獲得する上で一番最初の関門がエントリーシートです。
下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。
2. 筆記試験・適性検査の対策
ソフトバンクの22年度における筆記試験・適性検査はSPIです。
下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。
3. 面接の対策(志望動機・学生時代頑張ったこと)
ソフトバンクの内定を獲得する上で一番重要なので複数回にわたる面接です。
面接の質問は、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。
下記に、ソフトバンクを受ける際の志望動機や学生時代頑張った事の対策方法を解説します。
①志望動機の対策
志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。
ソフトバンクの志望動機を考える時のポイントは下記3つです。
Ⅰ.「ソフトバンクで実現したいこと」を伝える
志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するためにソフトバンクのリソースを使いたい。だからソフトバンクを志望する。」がおすすめです。
年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。
詳細解説は下記記事をお読みください。
Ⅱ.過去の経験・想いを入れる
「ソフトバンクで実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。
ただ単に「ソフトバンクに入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。
Ⅲ.他社ではなくソフトバンクである理由を伝える
「他社ではなくソフトバンクの理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。
理由を記載する際は、ソフトバンクが力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。
詳細解説は下記記事をお読みください。
②学生時代頑張ったことの対策
「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。
ソフトバンクのガクチカを考える時のポイントは下記2つです。
Ⅰ.PRポイントを選定する
闇雲にエピソードを書く前に、まずは「ソフトバンクが求める人材像」を調べましょう。
ソフトバンクが求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。
ソフトバンクの求める人材像は下記だと考えられます。
引用:ソフトバンク「採用情報」
ソフトバンクの変化を楽しみ、
何事もチャンスと捉え挑戦する人
常に進化し続けるソフトバンクを楽しみながらいかなる仕事もチャンスと捉えやり遂げる
様々な機会へ自ら意欲的に手を挙げる引用:ソフトバンク「求める人物像」
そんな一人ひとりの挑戦が会社の未来を創ります
このように、ソフトバンクでは「変化を楽しみ、どんな仕事でもチャンスと捉えて完遂できる人」が求められます。これまでソフトバンクは時代に合わせて変化を繰り返してきましたし、これからもソフトバンクは変化を続けていくでしょう。その中で、どんな仕事にも積極的に挑戦できる人物が必要とされることは間違いありません。
また、ソフトバンクが掲げるバリューに共感できる人材もソフトバンクが求める人物像だと考えられます。
いちばんって、楽しい。
No.1を狙うからこそNo.1になれる。
2番では、見えない景色がある。
できない事がある挑戦って、楽しい
成功より失敗で人は成長する。
失敗を恐れて挑戦しないのは損。逆算って、楽しい。
ゴール設定すれば、
引き算で今の行動が決まる。大至急って、楽しい。
スピードはかち。
早い行動は早い成果を生む。あきらめないって、
引用:採用情報「ソフトバンクバリュー」
楽しい
諦めない限り
可能性は消えない。
上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことでソフトバンクの内定獲得可能性を上げられると考えられます。
Ⅱ.再現性があるか
ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、ソフトバンクに入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。
インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。
下記ポイントを盛り込み、ソフトバンク入社後にも再現性があることを伝えましょう。
詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。
4. ソフトバンクへの内定確率を高めるツールの活用
就活系のサービスは多岐に渡りますが、特にソフトバンク攻略に適したサービスは下記3つです。
①スカウトアプリ
まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。
ソフトバンクの選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースをソフトバンクに集中させることが望ましいです。
例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間をソフトバンク含む第一志望群の対策に集中
上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。
※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。
OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり
dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり
キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり
②選考情報掲示板アプリ
続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。
適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。
就活を効率的に進めるには必須アイテムです。
③JOBTV
最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。
JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。
記事執筆時点でソフトバンクの登録状況は確認できておりませんが、
電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。
既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。
【ソフトバンクの採用大学】終わりに
本記事では、ソフトバンクの採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。
ソフトバンクの就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。
入念に対策して内定を勝ち取りましょう。
また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。
下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。