【TISはやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

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【TISはやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

今回は、TISの年収、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。

ネット上では「TIS やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?

本記事では、TISの業績や市場環境、労働環境面から「TIS やばい」の真偽を総合的に判断していきます。

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【TISはやばい?】会社概要

まず、TISの会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名TIS株式会社
代表取締役社長岡本 安史
設立2008年4月1日
本社東京都新宿区西新宿8丁目17番1号(〒160-0023)
従業員数連結社員数 21,946名(2023年3月末時点)
単独社員数 5,695名(2023年3月末時点)

事業内容は下記のとおりです。

TISはIT業界に属する企業で、独立系SIerとしては日本最大級の会社です。

国内約15,000社とビジネスパートナーであり、幅広いかつ強固な顧客基盤を築いています。

この顧客基盤をもとに、メインであるシステムインテグレーションサービスの提供から、IT基盤の構築まで幅広い業務を取り扱っています。

その中でも特に「クレジットカードの基幹システム開発」では、国内市場の約50%ものシェア率を誇っており、TISにおける明確な強みと言えます。

また、グループ会社のTISインテックグループでは国内最大級のデータセンター網を活用し、システムインテグレーションやコンサルティング、クラウドサービス事業を展開しています。

参考:シューカツFAQ「【TISの採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説

参考:TIS「会社概要

ここまでの情報を踏まえると。TISは東京証券取引所のプライム市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め20,000名を超えていることから、安定した大企業のように見受けられます。

続いて、業績の観点から「TIS やばい」の真偽を掘り下げていきます。

【TISはやばい?】業績

TISの過去6年間の業績は、下記の通りになります。

参考:TIS 会社HP「有価証券報告書
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)

TISは、2023年3月期において売上高約5,084億円/当期純利益約554億円となっています。

TISは、多額の売上高を計上しており黒字であることから、業績面で不安な点は無いと考えられます。

また、TISの総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。

(参考:売上高/当期純利益とは)

売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している

当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している

参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説

続いて自己資本比率に関しても、20233月期末時点で64.2であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)が多くを占めていないので、倒産可能性は低く経営が安定していると言えます。

(参考:自己資本比率とは)

自己資本比率=純資産/総資産で算出

自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい

参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較してもTISの自己資本比率は安定していると言えるでしょう。

業種自己資本比率
建設業39.5%
製造業45.6%
情報通信業58.6%
運輸業、郵便業36.3%
卸売業38.3%
小売業36.7%
不動産業、物品貸借業32.7%
宿泊業・飲食サービス業14.4%
サービス業(ほかに分類されないもの)44.9%
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

ここまででTISは、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。

次に、TISの将来性について記載します。

【TISはやばい?】将来性

TISの業績に影響を及ぼすと考えられシステムインテグレーター市場は、下記の通り推移すると考えられます。

システムインテグレーターの業界概要
ITサービスの元請け的役割 市場は10年連続で拡大
システムインテグレーター(SI)は、顧客企業が情報システムを導入する際に、業務内容や目的に応じてシステムを基本設計し、ハードウエアとソフトウエアの選定からプログラム開発、システム構築、運用、保守までを一貫して手掛ける企業を指す。SIerとも呼ばれる。当初は個々の企業向けに専用のシステムを受託開発する方式が一般的だったが、インターネットの普及やIT(情報技術)の高度化で、SI各社が手掛ける技術領域は急速に広がっている。最近ではSIに代わってITサービス会社と呼ばれることが多い。
大規模システムの構築は開発領域が多岐にわたるため、システムの部品にあたる各領域をすり合わせる技術力が重要とされる。ITサービスは専門技術を備えた人材や企業を重層的に束ね、全体を統括しながら開発を主導して進捗管理やコスト管理をしていく元請け的な役割を担っており、こうした事業構造から「ITゼネコン」とも称される。(2024/01/05調査)

参考:Nikkei Compass「システムインテグレーター

システムインテグレーター市場は堅調に推移しており、TISの今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。

【TISはやばい?】年代別年収

TISの平均年収推移は下記のとおりです。

参考:TIS 会社HP「有価証券報告書

また、年代別の平均年収は下記のとおりです。

25~29歳の平均年収は463万円で、 30~34歳になると561万円と平均年収が98万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると653万円で、40~45歳になると741万円40~45歳になると810万円となります。 そして、50~54歳になると903万円55~59歳になると967万円となります。

参考:年収チェッカー「TIS

また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果
(※千円以下は切り捨てで記載)

日本全体の平均年収と比較してもTISの平均年収は圧倒的に高い事から優良企業であると言えるでしょう。

【TISはやばい?】福利厚生

TISの福利厚生は下記のとおりです。

フレックス勤務制度(コアタイム無し、1日の最低労働時間2時間)
テレワーク勤務制度(テレワーク日数上限なし、全社員が利用可能)
*勤務間インターバル制度
社員の健康を守り、継続的に安定した集中力やパフォーマンスを発揮するために、
勤務間インターバル時間(11時間)を守るよう就業規則に明記
リフレッシュ休暇
リフレッシュ休暇と年次有給休暇を活用し、年に1度は連続10日の休暇取得を奨励
妊活休暇・妊活休職・妊活のための勤務時間短縮制度・マタニティー休暇・育児休業・子の看護休暇・育児のための短時間勤務制度・マタニティーサポート休暇(パートナーの妊娠期間中5日有休)
介護休暇・介護休業・介護のための短時間勤務制度
財形貯蓄制度、従業員持株制度、退職金制度、産休・育児休業・介護休業制度、短時間勤務制度(妊娠・育児・介護)、在宅勤務制度、借上寮・社宅、健康診断(人間ドック費用補助)、ヘルスキーパー(企業内理療師)サービス、公募制度(定期公募年2回・その他臨時公募)など
契約保養所(全国各地)、福利厚生パッケージサービス
親睦会(当社の親睦団体文化・体育活動)、クラブ活動各種

参考:TIS「募集要項

TISは、退職金制度やリフレッシュ休暇など充実した福利厚生があり、優良企業と言えるでしょう。

また、育児や介護と仕事の両立のサポートのための制度も充実しており、様々なライフイベントがあっても安心して長く働くことができそうです。

【TISはやばい?】激務

TISの平均残業時間は約27.2時間/月です。

また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較しても、TISの残業時間はとても少なく激務ではないと言えるでしょう。

83.5h コンサルティング・シンクタンク
78.6h 広告代理店・PR・SR・デザイン
70.8h 建築・土木・設計設計
66.1h 放送・出版・新聞・映像・音響
64.8h 不動産関連・住宅
63.4h インターネット
62.0h フードサービス・飲食
58.4h 情報サービス・リサーチ
57.5h 証券会社・ファンド
56.6h 住宅設備・建材
53.7h ゲーム関連・玩具
53.1h 印刷・紙パルプ・書籍
52.7h SIer・ソフト開発・運用
50.7h 人材・コールセンター
49.1h 教育・研修サービス
49.1h 雑貨文具・スポーツ
49.0h 食品・飲料
48.8h 旅行・ホテル
48.7h 総合商社
48.6h 監査・税理士法人
47.7h 鉄鋼・非鉄金属
47.5h 電気・プラント関連
47.2h IT・通信機器
46.3h 医療品・医療機器
46.2h 通信・ISP
45.7h 生命・損害保険
45.5h 機械関連

同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。

参考:MONOist 「キャリアニュース

さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。

出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所

他業種や日本全国の平均残業時間と比較してもTISの残業時間は少なく、激務ではないと言えるでしょう。

【TISはやばい?】採用大学

TISの採用大学や就職難易度については下記に記載しています。

是非お読みください。

【TISはやばい?】広報

TISの広報媒体はこちらです。

TISの商品やサービスの紹介動画やCM動画が多数アップロードされており、企業理解を深めるために大いに役立ちます。学生にとっては馴染みのない商材が多いですが、動画を視聴することでTISがどのように社会に貢献しているかを知ることができるでしょう。

就職を少しでも考えている人は一度は見た方がいいと思います。

【TISはやばい?】口コミ・評判について

ここまで、TISの年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。

最後に、TISで実際に働いている社員の口コミを数件記載します。

【TISはやばい?】①:ワークライフバランス

TISのワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。

ワークライフバランスには力をいれており女性働きかた改革も含めて育休や産休、休職も含めて充実していると感じている。
また、残業削減にかなり本気で取り組んでおり、 毎年何かしらの施策を実施している印象である。5年前と比較しても残業時間はかなり減少傾向にあり、現在は全社で平均20時間をきっている状態となっている。
SEの仕事上繁忙期や突発障害などもあるため、 ここらへんで残業時間は底打ちするのではないかと思う。

参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス

TISはワークライフバランスに力を入れており、残業も年々減ってきているとのことです。実際に2023年現在では残業時間が平均20時間を切っているとのことで、非常に働きやすい環境であるといえます。

TISはやばい?】②:働きがい・成長

TISの働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。

働きがい:
若手でも責任ある仕事を任せてもらうことができ、顧客と直接会話をしながらシステムを作っていき、それが実際に顧客の役に立つまでの一連の流れを経験できたのは、非常にやりがいを感じた。 特に、 自身が所属していた組織は特定顧客のシステム導入をする組織ではなく、不特定多数の顧客に特定のソリューションを導入する組織だったため、 さまざまな業種の顧客の業務に携わることができ、社会見学的なおもしろさも感じることができた。


成長・キャリア開発:
会社全体の傾向としては、SIer事業が未だやはりメインのため、プロジェクトマネージャーとしてのキャリアが最重視されている。特定分野の技術やソリューションのプロフェッショナルとしてのキャリアパスも用意されているものの、実態としては、 職位があがっていくとそれよりも組織マネージメントの役割が期待され、その比重が大きくなっていく。

参考:openwork 「働きがい・成長

TISは若手のうちから大きな仕事を任せてもらうことができ、やりがいを感じながら仕事ができるようです。プロジェクトマネージャーとしてのキャリアを歩む人が多いようですが、その他のキャリアパスも用意されているとのことでした。

【TISはやばい?】③:退職検討理由

TISの退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。

開発はパートナー企業に丸投げで、社員で技術力がある人がいない。
保守フェーズになりパートナーがいなくなると、 誰もわからない状態になる。
また技術力があってもお金に即繋がるわけではないと評価されない。
部門の雰囲気と合わなくて休職しても、同じ部門にしか復帰できない。
異動のチャンスは年に2回公募制度があるが募集人数が少なくて、必ず希望の部門に異動できるわけではない。
異動者に対しても手厚くなく、馴染めなくて異動を繰り返す人が多い。

参考:openwork 「退職検討理由

TISは開発を自社で担当していないこともあり、技術力のある人材はあまりいないため、問題が発生した際に対応できないことがあるようです。また部署の異動は制度としては存在していますが、実際は難しいようです。

【終わりに】TISの内定獲得方法について

本記事では、TISがやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。

総合的に判断すると、TISは就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。

TISの内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。