【東急電鉄の採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説
今回は、東急電鉄の採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。
東急電鉄は、有名な鉄道会社であるため、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。
また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。
【東急電鉄の採用大学】会社概要
基本情報
まず、東急電鉄の会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。
参考:東急電鉄「企業ホームページ」
東急電鉄は、日本の大手私鉄の一つです。東急株式会社の100%子会社であり、東急グループの中核事業を担う会社です。東京・神奈川の路線で鉄道事業を行っており、具体的には東横線、目黒線、東急新横浜線、田園都市線、大井町線、池上線、東急多摩川線、世田谷線、こどもの国線を運営しています。東京・神奈川周辺に住む人にとってはなじみがある路線もあるかもしれません。
経営理念
東急電鉄を含む東急グループの経営理念は、志望動機において他社との差別化を図る時に使える要素の一つなので、一度目を通すようにしましょう。
経営理念
引用:東急電鉄「経営理念」
自立と共創により、総合力を高め、信頼され愛されるブランドを確立する。
市場の期待に応え、新たな期待を創造する。
自然環境との融和をめざした経営を行う。
世界を視野に入れ、経営を革新する。
個性を尊重し、人を活かす。
もって、企業の社会的責任を全うする。
平均年収
東急電鉄の平均年収は416万円です。
また、職種別の平均年収は以下の通りです。
職種 | 平均年収 |
企画・事務・管理系 | 550万円 |
電気・電子・機械系エンジニア | 480万円 |
建築・土木系エンジニア | 445万円 |
運輸・物流・設備系 | 379万円 |
その他 | 317万円 |
東急電鉄は平均的な企業の年収より高く、内定獲得を狙いたい企業です。
では、どのような大学に所属している学生が一番採用されているのでしょうか。
【東急電鉄の採用大学】全国から採用可能性あり
採用大学
東急電鉄の2022年の採用人数は15名でした。
過去の採用大学一覧は下記になっています。
青山学院大学、亜細亜大学、茨城大学、いわき明星大学、桜花学園大学、桜美林大学、大阪経済大学、大妻女子大学、神奈川大学、神奈川工科大学、鎌倉女子大学、川村学園女子大学、関西学院大学、関東学院大学、学習院大学、北見工業大学、九州産業大学、京都産業大学、京都女子大学、共立女子大学、杏林大学、熊本学園大学、工学院大学、甲南大学、神戸学院大学、國學院大學、国際武道大学、国士舘大学、駒澤大学、埼玉大学、埼玉工業大学、相模女子大学、産業能率大学、静岡大学、芝浦工業大学、淑徳大学、白梅学園大学、実践女子大学、順天堂大学、城西大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、清泉女子大学、聖徳大学、摂南大学、専修大学、仙台大学、創価大学、大正大学、高崎経済大学、拓殖大学、玉川大学、大東文化大学、千葉大学、千葉経済大学、千葉工業大学、千葉商科大学、中央大学、中央学院大学、中京大学、都留文科大学、鶴見大学、帝京大学、電気通信大学、東海大学、東京家政大学、東京経済大学、東京工科大学、東京国際大学、東京女子体育大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農業大学、東京未来大学、東京理科大学、東北工業大学、東北福祉大学、東洋大学、東洋英和女学院大学、常磐大学、同志社大学、同志社女子大学、獨協大学、名古屋学院大学、二松学舎大学、日本大学、日本工業大学、日本女子大学、日本体育大学、日本文化大学、フェリス女学院大学、福島学院大学、文教大学、文京学院大学、法政大学、前橋工科大学、松山大学、武蔵大学、武蔵野大学、明治大学、明治学院大学、明星大学、横浜国立大学、横浜商科大学、立教大学、立正大学、立命館大学、琉球大学、麗澤大学、和光大学、早稲田大学
引用:マイナビ 「東急電鉄の新卒採用・会社概要」
引用:マイナビ 「東急電鉄の新卒採用・会社概要」
学歴フィルター
続いて、東急電鉄の学歴フィルターの有無について記載します。
東急電鉄は過去、幅広い大学から採用している実績があるため、学歴フィルターはないと考えられます。
学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。
採用倍率
東急電鉄の採用倍率は389倍だと考えられます。
(ご参考:算出方法)
417倍(同業の東武鉄道の採用倍率)×約14名(東武鉄道の採用人数)÷15人(東急電鉄の採用人数)
参考:マイナビ 「東武鉄道の新卒採用」
参考:マイナビ 「東急電鉄の新卒採用」
参考:俺の転職活動塾「有名企業採用倍率ランキング」
参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、東急電鉄の採用倍率は高いと考えられます。
採用倍率だけで見ると東急電鉄への就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか?
次に、別の切り口から東急電鉄の就職難易度について記載していきます。
【東急電鉄の採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる
就職難易度
東急電鉄の就職難易度は58.7で、有名企業427社の中182位でした。
他企業と比較した時の就職難易度
1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン(68.9)
2位:ボストン コンサルティング グループ(66.5)
3位:三菱商事(65.1)
4位:住友商事(64.4)
5位:富士フイルム(64.3)
…
180位:毎日新聞社(58.8)
181位:東急電鉄(58.7)
182位:住友重機械工業(58.7)
参考:東洋経済新聞「「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社」
就職難易度の算出は以下の方法で行っています。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。
大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
東急電鉄の就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。
下記に内定を獲得するまでの選考フローを記載します。
【東急電鉄の採用大学】選考フロー
東急電鉄の選考フローは下記記載の通りです。
1. エントリー
2. 会社説明会
3. エントリーシート提出
4. 適性検査
5. グループディスカッション
6.面接(グループ)
7.面接(個別)
8.身体適性検査
9. 内々定
引用:「東急電鉄新卒採用サイト」
では、東急電鉄に内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
次に、東急電鉄の内定獲得のための対策方法について解説します。
【東急電鉄の採用大学】内定獲得のための対策方法
東急電鉄の選考フローを考慮すると、内定獲得のための対策ポイントは下記4つと考えられます。
下記にそれぞれの対策方法を記載します。
1. エントリーシートの対策
東急電鉄の内定を獲得する上で一番最初の関門がエントリーシートです。
下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。
2. 筆記試験・適性検査の対策
東急電鉄の22年度における筆記試験・適性検査はC-GABです。
下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。
3. 面接の対策(志望動機・学生時代頑張ったこと)
東急電鉄の内定を獲得する上で一番重要なのは複数回にわたる面接です。
面接の質問は、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。
下記に、東急電鉄を受ける際の志望動機や学生時代頑張った事の対策方法を解説します。
①志望動機の対策
志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。
東急電鉄の志望動機を考える時のポイントは下記3つです。
Ⅰ.「東急電鉄で実現したいこと」を伝える
志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するために東急電鉄のリソースを使いたい。だから東急電鉄を志望する。」がおすすめです。
年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。
詳細解説は下記記事をお読みください。
Ⅱ.過去の経験・想いを入れる
「東急電鉄で実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。
ただ単に「東急電鉄に入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。
Ⅲ.他社ではなく東急電鉄である理由を伝える
「他社ではなく東急電鉄の理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。
理由を記載する際は、東急電鉄が力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。
詳細解説は下記記事をお読みください。
②学生時代頑張ったことの対策
「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。
東急電鉄のガクチカを考える時のポイントは下記2つです。
Ⅰ.PRポイントを選定する
闇雲にエピソードを書く前に、まずは「東急電鉄が求める人材像」を調べましょう。
東急電鉄が求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。
東急電鉄の求める人材像は下記だと考えられます。
引用:東急電鉄「トップインタビュー」
やり切ること、成長を目指すこと、そして、しなやかに対応する柔軟性
引用:東急電鉄「トップインタビュー」
人は、任された仕事をやり切ることで成長します。これは、私のこれまでの経験からも自信を持って言うことができます。そして、その結果に満足することなく、常に学び続けること、仲間と切磋琢磨して自分を高めることが大切です。これから入社される皆さんも、常に今の自分に満足することなく、意欲的に成長を目指してほしいと思います。また、困難にぶつかったときには、少し見方を変えたり、人の意見に耳を傾けてみるなど、しなやかに対応することも必要です。柔軟性を持って、想像力を豊かに仕事に臨んでください。
東急電鉄の取締役社長である福田誠一氏は、入社後に成長する人材の特徴として、やり切ること、成長を目指すこと、しなやかに対応する柔軟性があることの3つをあげています。与えられたやり切ることはもちろん、やり切って満足するのではなくてさらに高みを目指して努力を続けていくことも東急電鉄では求められています。また困難な場面では視点を変えたり、他者のアドバイスを受け入れたりするなどの柔軟性も必要とされています。
また、東急電鉄が掲げるバリューに共感できる人材も東急電鉄が求める人物像だと考えられます。
「従業員一人ひとりが共有すべき価値観と求められる行動」として東急バリューを策定しました。これは、当社従業員がこれまで培ってきた「風土」や「強み」、そしてこれからより一層強めていくことが求められる能力などを明文化したものです。従業員には、東急バリューに定められた「顧客価値」「挑戦」「共創」の3つの志を常に意識し、その実現のために5つの「行動」、すなわち「考える」「すばやく動く」「対話する」「やり抜く」「学習する」を日々の仕事の中で着実に実践することが求められています。そして、この東急バリューを実践することによって、従業員一人ひとりが「高い志を持ち、自ら考え、主体的にやり抜く」人材になること、そしてイノベーションが常に行われるような社内風土を醸成することを目指していきます。
引用:東急「バリュー」
上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことで東急電鉄の内定獲得可能性を上げられると考えられます。
Ⅱ.再現性があるか
ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、東急電鉄に入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。
インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。
下記ポイントを盛り込み、東急電鉄入社後にも再現性があることを伝えましょう。
詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。
4. 東急電鉄への内定確率を高めるツールの活用
就活系のサービスは多岐に渡りますが、特に東急電鉄攻略に適したサービスは下記3つです。
①スカウトアプリ
まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。
東急電鉄の選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースを東急電鉄に集中させることが望ましいです。
例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間を東急電鉄含む第一志望群の対策に集中
上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。
※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。
OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり
dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり
キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり
②選考情報掲示板アプリ
続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。
適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。
就活を効率的に進めるには必須アイテムです。
③JOBTV
最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。
JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。
記事執筆時点で東急電鉄の登録状況は確認できておりませんが、
電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。
既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。
【東急電鉄の採用大学】終わりに
本記事では、東急電鉄の採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。
東急電鉄の就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。
入念に対策して内定を勝ち取りましょう。
また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。
下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。