【JT(日本たばこ産業)はやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

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【JT(日本たばこ産業)はやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

今回は、JT(日本たばこ産業)の年収、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。

ネット上では「JT(日本たばこ産業) やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?

本記事では、JT(日本たばこ産業)の業績や市場環境、労働環境面から「JT(日本たばこ産業) やばい」の真偽を総合的に判断していきます。

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【JT(日本たばこ産業)はやばい?】会社概要

まず、JT(日本たばこ産業)の会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名
日本たばこ産業株式会社
代表取締役社長
寺畠 正道
設立
1985年4月1日
本社
〒105-6927 東京都港区⻁ノ⾨4-1-1
従業員数
連結社員数 52,640名(2022年12月末時点)
単独社員数 5,819名(2022年12月末時点)

事業内容は下記のとおりです。

・国内たばこ事業
JT(日本たばこ産業)は国内のたばこ事業において50%を超える売上シェアを誇っています。特に「メビウス」や「セブンスター」などのブランドは国内で高いプレゼンスを発揮しています。

・海外たばこ事業
世界各国でたばこ事業を展開しており、進出国数は120ヶ国を超えます。主に子会社の「Japan Tobacco International(JTI)」が事業展開を行っており、日本のたばこ市場が縮小していく中で注目されている事業です。

・医薬事業
たばこ以外にも、JT(日本たばこ産業)は医薬品開発を行っています。国内外の機関と連携し、新薬の開発に取り組んでいます。

・飲料事業
たばこ以外にも、JT(日本たばこ産業)は飲料関連事業を行っています。過去には、缶コーヒーの「ルーツ」や清涼飲料水「桃の天然水」などの商品を展開していました。

・加工食品事業
「ケイエス冷凍食品」や「テーブルマーク」といったグループ会社を中心に、加工食品事業を展開しています。うどんや鳥団子の冷凍食品など、幅広い商品を展開しています。

参考:シューカツFAQ「【JT(日本たばこ産業)の採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説

参考:JT(日本たばこ産業)「会社概要

ここまでの情報を踏まえると。JT(日本たばこ産業)は東京証券取引所のプライム市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め58,000名を超えていることから、安定した大企業のように見受けられます。

続いて、業績の観点から「JT(日本たばこ産業) やばい」の真偽を掘り下げていきます。

【JT(日本たばこ産業)はやばい?】業績

JT(日本たばこ産業)の過去6年間の業績は、下記の通りになります。

参考:JT(日本たばこ産業) 会社HP「有価証券報告書
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)

JT(日本たばこ産業)は、2022年12月期において売上高約2兆6578億円/当期純利益約4427億円となっています。

JT(日本たばこ産業)は、多額の売上高を計上しており黒字であることから、業績面で不安な点は無いと考えられます。

また、JT(日本たばこ産業)の総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。

(参考:売上高/当期純利益とは)

売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している

当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している

参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説

続いて自己資本比率に関しても、2022年12月期末時点で約54.1であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)が多くを占めていないので、倒産可能性は低く経営が安定していると言えます。

(参考:自己資本比率とは)

自己資本比率=純資産/総資産で算出

自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい

参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較してもJT(日本たばこ産業)の自己資本比率は安定していると言えるでしょう。

業種自己資本比率
建設業39.5%
製造業45.6%
情報通信業58.6%
運輸業、郵便業36.3%
卸売業38.3%
小売業36.7%
不動産業、物品貸借業32.7%
宿泊業・飲食サービス業14.4%
サービス業(ほかに分類されないもの)44.9%
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

ここまででJT(日本たばこ産業)は、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。

次に、JT(日本たばこ産業)の将来性について記載します。

【JT(日本たばこ産業)はやばい?】将来性

JT(日本たばこ産業)の業績に影響を及ぼすと考えられるたばこ市場は、下記の通り推移すると考えられます。

たばこの業界概要について
世界的に見て、喫煙者の数は増加している。この傾向は、クローブシガレットやメンソールシガレットなどの新製品の登場によって加速しています。これらの要因が、今後数年間の市場を牽引すると予想されます。

さらに、近年、消費者が喫煙の代替手段に徐々にシフトしていることから、さまざまなフレーバーオプションを備えた革新的なたばこ製品の導入が重要になっています。その結果、メーカーは煙道熟成タバコや上質なホールリーフを使用したプレミアムタバコ製品に重点を置くようになりました。

フレーバー付き、ロング&スキニー、カラー、電子タバコなど、数多くのプレミアムたばこ製品がメーカーから発売され、たばこ市場の成長に大きな見通しが立っています。研究開発への投資が増えたことで、有害物質の含有量が少ない製品が登場しています。これにより、たばこ製品の消費者層が拡大しています。

参考:PRTIMES「タバコ市場は、2021年から2027年までのCAGRが6.7%で、2027年には2,628億ドルに達すると予想される

たばこ市場は堅調に推移しており、JT(日本たばこ産業)の今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。

【JT(日本たばこ産業)はやばい?】年代別年収

JT(日本たばこ産業)の平均年収推移は下記のとおりです。

参考:JT(日本たばこ産業) 会社HP「有価証券報告書

また、年代別の平均年収は下記のとおりです。

また、国税庁とJTの有価証券報告書をもとにJobQが年代別年収を独自で算定すると以下のようになりました。

20代は632〜884万円
30代は982〜1,066万円
40代は1,140〜1,195万円
50代は1,240〜1,257万円

参考:Job Q「JT

また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果
(※千円以下は切り捨てで記載)

日本全体の平均年収と比較してもJT(日本たばこ産業)の平均年収は圧倒的に高い事から優良企業であると言えるでしょう。

【JT(日本たばこ産業)はやばい?】福利厚生

JT(日本たばこ産業)の福利厚生は下記のとおりです。

社会保険完備(健康・厚生年金・雇用・労災)、企業年金、持株会、財形貯蓄、カフェテリアプラン制度、育児・介護休職、借上社宅制度など

実力主義の給与体系・評価制度を導入
年間休日120日以上
福利厚生が充実
ジョブローテーションで様々な職種を体験できる
教育・研修制度が充実
時短勤務制度あり
産休・育児休暇取得実績あり
社宅・家賃補助制度あり

参考:マイナビ「JT

JT(日本たばこ産業)は、企業年金、持株会、財形貯蓄など充実した福利厚生があり、優良企業と言えるでしょう。

また、借上社宅制度では会社が7割を負担。同居人なしの場合最大7万円、同居人ありの場合最大12.6万円(地域・年齢に応じて変動あり)が補助されるようです。

【JT(日本たばこ産業)はやばい?】激務

JT(日本たばこ産業)の平均残業時間は約20時間/月です。

また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較しても、JT(日本たばこ産業)の残業時間はとても少なく激務ではないと言えるでしょう。

83.5h コンサルティング・シンクタンク
78.6h 広告代理店・PR・SR・デザイン
70.8h 建築・土木・設計設計
66.1h 放送・出版・新聞・映像・音響
64.8h 不動産関連・住宅
63.4h インターネット
62.0h フードサービス・飲食
58.4h 情報サービス・リサーチ
57.5h 証券会社・ファンド
56.6h 住宅設備・建材
53.7h ゲーム関連・玩具
53.1h 印刷・紙パルプ・書籍
52.7h SIer・ソフト開発・運用
50.7h 人材・コールセンター
49.1h 教育・研修サービス
49.1h 雑貨文具・スポーツ
49.0h 食品・飲料
48.8h 旅行・ホテル
48.7h 総合商社
48.6h 監査・税理士法人
47.7h 鉄鋼・非鉄金属
47.5h 電気・プラント関連
47.2h IT・通信機器
46.3h 医療品・医療機器
46.2h 通信・ISP
45.7h 生命・損害保険
45.5h 機械関連

同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。

参考:MONOist 「キャリアニュース

さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。

出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所

他業種や日本全国の平均残業時間と比較してもJT(日本たばこ産業)の残業時間は少なく、激務ではないと言えるでしょう。

【JT(日本たばこ産業)はやばい?】採用大学

JT(日本たばこ産業)の採用大学や就職難易度については下記に記載しています。

是非お読みください。

【JT(日本たばこ産業)はやばい?】広報

JT(日本たばこ産業)の広報媒体はこちらです。

『JT公式チャンネル』です。将棋日本シリーズやJTサンダースTV、JTマーヴェラスTV、コンセプトムービーを公開しています。就職を少しでも考えている人は一度は見た方がいいと思います。

【JT(日本たばこ産業)はやばい?】口コミ・評判について

ここまで、JT(日本たばこ産業)の年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。

最後に、JT(日本たばこ産業)で実際に働いている社員の口コミを数件記載します。

【JT(日本たばこ産業)はやばい?】①:ワークライフバランス

JT(日本たばこ産業)のワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。

かなり調整がしやすい。
しかし、ワークライフバランスがとりやすいことから、それを目的として中途入社してくる方が多くなり、新卒でこれからがんばるぞ!と意気込んでくる若手とモチベーションの差がありすぎるのが実態。

参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス

JT(日本たばこ産業)は、中途入社も多く受け入れているようですね。その分離職者も多いのでしょうか…

転職希望者がワークライフバランスに目をつけるくらい、JTは優良企業だと言えそうです。

JT(日本たばこ産業)はやばい?】②:働きがい・成長

JT(日本たばこ産業)の働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。

働きがい:
タバコ営業ということもあり、コミュニケーション能力が必要となってくる。ただタバコを販売してもらうような営業スタイルではなく、販売の施策等営業として考えなければいけないことはたくさんある

成長・キャリア開発:
成長できる環境は常にある。アカデミー等、自己啓発で行うことができるイベントの数多くあり、自己成長意欲の強い方にとっては向いている企業ではないかと考えている。また、常に社員の方は優しく教えてくださり、仕事で悩んでいることはもちろんのこと、プライベートの話も含めて気兼ねなく相談できる環境がある。これら含めて働く環境としてはとてもホワイトな企業ではないかと考える

参考:openwork 「働きがい・成長

JT(日本たばこ産業)は、多くの口コミで、充実していて、豊富な研修制度がある旨、散見できました。社員同士もお互い成長していける関係が構築できているように見受けられました。

【JT(日本たばこ産業)はやばい?】③:退職検討理由

JT(日本たばこ産業)の退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。

業界に対する将来性は基本的にない。いかに既存商材で利益を上げつつ別領域にシフトしていけるかが重要なところ。一方で経営陣は足元の見通し、将来的な展望両方見せられていないと感じる。特に若い世代にはそのような状況はネガティブに映るであろうし、さらに優秀な若手が採用できなくなるという負のスパイラルに陥る可能性を秘めている

参考:openwork 「退職検討理由

JT(日本たばこ産業)には、業界の将来のことや若手のことに心を砕いている社員がいるということですよね。これまでもたばこだけではなく事業を多角化してきた経緯があるのですが、さらなる領域へのシフトが必要と社員の方は考えているようです。

【終わりに】JT(日本たばこ産業)の内定獲得方法について

本記事では、JT(日本たばこ産業)がやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。

総合的に判断すると、JT(日本たばこ産業)は就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。

JT(日本たばこ産業)の内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。