【エントリーシートのゼミ・研究活動の書き方】例文付きで通過のコツを紹介
今回は、ESにおける「ゼミ・研究活動」のポイントについて解説します。
書き方に悩んでいる方は、是非本記事をお読みください。
はじめに
「ゼミ・研究活動」はガクチカや志望動機と同じくらい問われるので、対策は必須です。
ゼミや研究室に所属していない方であれば、大学で印象に残った講義や専攻している学問について書くのが望ましいです。
ESの基本的な対策方法については下記で解説しているため、是非ご一読ください。
志望企業のゼミ・研究活動(ES)出題有無を確かめるには?
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「ゼミ・研究活動」を書く時のポイント3選
「ゼミ・研究活動」を書く時のポイントは下記3つです。
① 専門用語を使用しない
採用担当者は、ゼミや研究のテーマについて専門外であるため、専門用語を使うのは可能な限り控えましょう。
NG例文:
「カンボジアの扶南国における上座部仏教について研究し日本宗教学会へ発表を行いました。」
OK例文:
「7世紀末前のカンボジアの宗教について研究し学会発表を行いました。」
面接の場合は、「上座部仏教と呼ばれる宗教があり、○○の様なもので、他の宗教と比較すると✕✕が違います」など口頭で説明できますが、ESは字数が限られているので言い換え等で対応し、専門用語自体は極力使うのを避けましょう。
② 取り組み過程を書く
研究テーマを伝えることも大事ですが、新卒はポテンシャル採用のため性格や個性などをアピールできる取り組み過程を詳細に書く必要性があります。
具体的には下記を書くことをおすすめします。
例文:
「カンボジアの宗教をテーマに学会発表を行いました。私は当時PR会社でインターンを行っており、国によってマーケティング手法が全く違う事に興味を持ち、途上国などの価値観を学びたいと思い研究活動を行いました。研究時には、価値観を分析するためのサンプル数が不足してました。SNSでアンケートを取ることよりも、生の意見を収集することに私は拘り、SNSでカンボジア人と直接連絡を取りました。結果サンプル数が集まり研究を進めることができました。研究から○○を学び、今後は欧米の宗教・歴史の変遷について研究していきたいと思いました。」
面接においても、この取り組み過程を中心にアピールしましょう。
「ゼミ・研究活動」の面接対策方法は下記をご参照ください。
③ 今後の研究内容を書く
字数が余る場合は、今後の研究内容を書き「志望動機」や「企業で実現したい事」の回答を補強しましょう。
面接でも「なぜそれを研究したいのか?」と問われる可能性が高くなり、自分の話したい内容に繋げやすくなります。
例文:消費財マーケを行いたいことを既に志望動機で話している場合
「カンボジアの宗教を学び、アジア・途上国には健康食品を摂る価値観が無い事や✕✕のウケがよいと考えました。今後は先進国である欧米の宗教史についても調べたいと考えております。」
終わりに
本選考では3社に1社くらいはゼミ・研究活動・学問について設問が設けられるイメージです。
「志望動機など他の設問とどう繋がるか?」を意識しながら準備しましょう。
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