【KDDIはやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

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【KDDIはやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

今回は、KDDIの年収、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。

ネット上では「KDDI やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?

本記事では、KDDIの業績や市場環境、労働環境面から「KDDI やばい」の真偽を総合的に判断していきます。

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【KDDIはやばい?】会社概要

まず、KDDIの会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名
KDDI株式会社
代表取締役社長
髙橋 誠
設立
1984年 (昭和59年) 6月1日
本社
東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号ガーデンエアタワー
従業員数
連結社員数 49,659名(2023年3月末時点)
単独社員数 9,377名(2023年3月末時点)

事業内容は下記のとおりです。

KDDIの事業はパーソナルセグメントとビジネスセグメントの二つに分かれています。

パーソナルセグメントでは、個人に対してサービスを提供しています。
日本国内においては、従来の通信サービス (主に「au」ブランドによるスマートフォン・携帯電話、FTTH/CATVサービス等) を中心に、事業を展開しています。
また、ミャンマーやモンゴルをはじめとするアジア地域を中心とした事業展開も行なっています。

一方で、ビジネスセグメントでは、日本国内および海外において、幅広い法人向けに、スマートフォンなどのデバイス、ネットワーク・クラウドなどの多様なソリューションを提供しています。
また、5GやIoTなどの技術を活用し、パートナー企業と連携することで、グローバル規模で顧客のビジネスの発展・拡大に貢献しています。

パーソナルセグメント

パーソナルセグメントでは、個人のお客さま向けにサービスを提供しています。
日本国内においては、従来の通信サービス (主に「au」ブランドによるスマートフォン・携帯電話、FTTH/CATVサービス等) を中心に、コマース・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育などのライフデザインサービスを連携しながら拡充することで、新たな体験価値の提供を目指しています。
また、海外においては、国内で培った事業ノウハウを生かし、ミャンマーやモンゴルをはじめとするアジア地域を中心とした個人のお客さま向けビジネスにも積極的に取り組んでいます。

ビジネスセグメント

ビジネスセグメントでは、日本国内および海外において、幅広い法人のお客さま向けに、スマートフォンなどのデバイス、ネットワーク・クラウドなどの多様なソリューションに加え、「TELEHOUSE」ブランドでのデータセンターサービスなどを提供しています。
さらに、5GやIoTなどの技術を活用し、パートナー企業との連携により、グローバル規模でお客さまのビジネスの発展・拡大に貢献するソリューションをワンストップで提供することで、お客さまと共にDXを通じて新たな価値を創造しています。
また、日本国内の中小企業のお客さまについては、連結子会社のKDDIまとめてオフィスグループによる地域に密着したサポート体制を全国規模で実現しています。

引用:KDDI「KDDIの事業
参考:シューカツFAQ「【KDDIの採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説

参考:KDDI「会社概要

ここまでの情報を踏まえると。KDDIは東京証券取引所のプライム市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め50,000人近くいることから、安定した大企業のように見受けられます。

続いて、業績の観点から「KDDI やばい」の真偽を掘り下げていきます。

【KDDIはやばい?】業績

KDDIの過去6年間の業績は、下記の通りになります。

参考:KDDI 会社HP「有価証券報告書
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)

KDDIは、2023年3月期において売上高約56,717億円/当期純利益約6,791億円となっています。

KDDIは、多額の売上高を計上しており黒字であることから、業績面で不安な点は無いと考えられます。

また、KDDIの総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。

(参考:売上高/当期純利益とは)

売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している

当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している

参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説

続いて自己資本比率に関しても、20233月期末時点で43であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)が多くを占めていないので、倒産可能性は低く経営が安定していると言えます。

(参考:自己資本比率とは)

自己資本比率=純資産/総資産で算出

自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい

参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較してもKDDIの自己資本比率は安定していると言えるでしょう。

業種自己資本比率
建設業39.5%
製造業45.6%
情報通信業58.6%
運輸業、郵便業36.3%
卸売業38.3%
小売業36.7%
不動産業、物品貸借業32.7%
宿泊業・飲食サービス業14.4%
サービス業(ほかに分類されないもの)44.9%
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

ここまででKDDIは、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。

次に、KDDIの将来性について記載します。

【KDDIはやばい?】将来性

KDDIの業績に影響を及ぼすと考えられる固定電話・データ通信事業市場は、下記の通り推移すると考えられます。

固定電話・データ通信事業の業界概要
「世界初」固定電話の完全IP化、25年1月に完了
固定電話市場は東日本電信電話(NTT東)と西日本電信電話(NTT西)、いわゆるNTT東西の電話線(メタル回線)を利用した電話サービスとISDN(総合デジタル通信網)、インターネットを利用する電話網であるIP電話からなる。IP電話は通常の加入電話と同じ電話番号が使える0ABJ―IP電話と、050の番号で始まるものの2種類ある。
携帯電話の普及で固定電話の契約者は減る一方。総務省によると、2023年9月末時点の固定電話契約数は前年同期比2.1%減の5029万。このうちNTT東西のシェアは63.0%(同0.9ポイント減)。また、ISDNも徐々に減っており、300万件を大きく割っていると見られる。一方、IP電話の利用番号数は4572万で、前年同期比0.3%増だった。このうち、OABJ番号の利用数は3618万、050番号利用数は954万だった。(2024/02/02調査)

参考:Nikkei Compass「固定電話・データ通信事業

固定電話・データ通信事業市場は堅調に推移しており、KDDIの今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。

【KDDIはやばい?】年代別年収

KDDIの平均年収推移は下記のとおりです。

参考:KDDI 会社HP「有価証券報告書

また、年代別の平均年収は下記のとおりです。

25~29歳の平均年収は541万円で、 30~34歳になると655万円と平均年収が114万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると762万円で、40~45歳になると864万円40~45歳になると945万円となります。 そして、50~54歳になると1054万円55~59歳になると1128万円となります。

参考:年収チェッカー「KDDI

また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果
(※千円以下は切り捨てで記載)

日本全体の平均年収と比較してもKDDIの平均年収は圧倒的に高い事から優良企業であると言えるでしょう。

【KDDIはやばい?】福利厚生

KDDIの福利厚生は下記のとおりです。

完全週休2日制(土日祝)
年間休日121日(土日祝・年末年始:2017年度実績)
年次有給休暇(初年度15日、次年度以降20日※出勤率に応じて変動)
フリーバケーション制度(連続5日間有給休暇取得促進)
特別休暇(弔事、結婚、出産、子の看護など)
リフレッシュ休暇
産前産後休暇
育児・介護休職など
保険
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険など
財産形成
各種財形貯蓄制度、社員持株会
共済会
KDDIグループ共済会 (相互扶助給付、生活支援制度、団体保険、団体扱い生命保険、ゴルフ場、百貨店優待、テーマパーク・リゾート施設利用割引など)
住宅融資
提携住宅ローン
保養施設
全国約75カ所の契約保養所
その他
えらべる俱楽部など

参考:KDDI「募集要項

KDDIは、各種財形貯蓄制度や社員持株会など充実した福利厚生があり、優良企業と言えるでしょう。

また、フリーバケーション制度やリフレッシュ休暇など、休みがとりやすい点も特徴です。

【KDDIはやばい?】激務

KDDIの平均残業時間は約28.7時間/月です。

また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較しても、KDDIの残業時間はとても少なく激務ではないと言えるでしょう。

83.5h コンサルティング・シンクタンク
78.6h 広告代理店・PR・SR・デザイン
70.8h 建築・土木・設計設計
66.1h 放送・出版・新聞・映像・音響
64.8h 不動産関連・住宅
63.4h インターネット
62.0h フードサービス・飲食
58.4h 情報サービス・リサーチ
57.5h 証券会社・ファンド
56.6h 住宅設備・建材
53.7h ゲーム関連・玩具
53.1h 印刷・紙パルプ・書籍
52.7h SIer・ソフト開発・運用
50.7h 人材・コールセンター
49.1h 教育・研修サービス
49.1h 雑貨文具・スポーツ
49.0h 食品・飲料
48.8h 旅行・ホテル
48.7h 総合商社
48.6h 監査・税理士法人
47.7h 鉄鋼・非鉄金属
47.5h 電気・プラント関連
47.2h IT・通信機器
46.3h 医療品・医療機器
46.2h 通信・ISP
45.7h 生命・損害保険
45.5h 機械関連

同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。

参考:MONOist 「キャリアニュース

さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。

出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所

他業種や日本全国の平均残業時間と比較してもKDDIの残業時間は少なく、激務ではないと言えるでしょう。

【KDDIはやばい?】採用大学

KDDIの採用大学や就職難易度については下記に記載しています。

是非お読みください。

【KDDIはやばい?】広報

KDDIの広報媒体はこちらです。

KDDIの事業について紹介された動画が多数アップロードされており、企業理解に役立ちます。

就職を少しでも考えている人は一度は見た方がいいと思います。

【KDDIはやばい?】口コミ・評判について

ここまで、KDDIの年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。

最後に、KDDIで実際に働いている社員の口コミを数件記載します。

【KDDIはやばい?】①:ワークライフバランス

KDDIのワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。

部署によると思うが、テレワーク可能かつフレックス制度が可能である。週1回出社すれば良しとしている部署もあり非常にワーク・ライフ・バランスが取れていると感じる。 残業は忙しいときは多くなるが、絶対に残れという感じはしない。 定時内にすべて仕事を終わらせて帰宅しても問題ないと思えば余裕で帰れる。
フレックス制度を導入している部署であれば遅刻という概念がほぼほぼなくなり朝会などがなければ10時過ぎにきても何も言われない。

参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス

KDDIは、テレワークやフレックス制度が推進されており、ワークライフバランスは取りやすい環境であるといえます。残業に関しても、そこまできついわけではないとのことでした。

KDDIはやばい?】②:働きがい・成長

KDDIの働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。

働きがい :
サービス企画としては、国内でも有数の展開力を持っており非常にやりがいをもって取り組むことができる。一方で、多様なサービスを展開しており、ニッチな市場向けのサービスの担当になると自身の努力ではユーザ数や事業規模に限界があるため、 自分なりのやりがいを見つける必要はある。
成長・キャリア開発:
事業本部や業務によって大きく差分はあるが、 結局は本人次第で、 どこまでも成長できる。
ただし、明確に成長やキャリア開発の意識を持っている社員は多くはない。 クチでは成長などと話すが実際に行動しているのは少数である。
そのためなのか、最近は経営層や人事がキャリアキャリアと働きかけをしている印象。

参考:openwork 「働きがい・成長

KDDIは非常に大規模なサービスに関わることができるため、やりがいを感じられる場面は多そうです。また本人の意欲さえあれば、成長できる環境は用意されているようです。

【KDDIはやばい?】③:退職検討理由

KDDIの退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。

・評価が曖昧な点。具体的には属人的な業務を抱えている人が評価されたり、上司の一存で業務内容の良し悪しに関わらず、大きく評価が変わる点。 期初に属する組織や部署、業務でほぼ評価が決まる。
・やりがいや成長の機会が感じられない点。 具体的には周囲との調整毎に終始して専門性やキャリア開発に繋がらない。
・役職が変わらない限り大幅な収入増が見込めない点。 それにより周囲のモチベーションが低く、当該企業の将来の成長が見えなくなった為。

参考:openwork 「退職検討理由

KDDIでは、評価基準が曖昧であることや、大幅な収入アップが見込めないことから、退職を検討する社員もいるようです。また配属された部署によって評価が決まってしまうという問題点も指摘されています。

【終わりに】KDDIの内定獲得方法について

本記事では、KDDIがやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。

総合的に判断すると、KDDIは就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。

KDDIの内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。