【三菱ガス化学はやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

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【三菱ガス化学はやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

今回は、三菱ガス化学の年収、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。

ネット上では「三菱ガス化学 やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?

本記事では、三菱ガス化学の業績や市場環境、労働環境面から「三菱ガス化学 やばい」の真偽を総合的に判断していきます。

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【三菱ガス化学はやばい?】会社概要

まず、三菱ガス化学の会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名
三菱ガス化学株式会社(登記社名 三菱瓦斯化学株式会社 英語名 MITSUBISHI GAS CHEMICAL COMPANY, INC.)
代表取締役社長
藤井政志
設立
1918年(大正7年)1月15日
本社
〒100-8324 東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル
従業員数
連結社員数 10,050名(2023年3月末時点)
単独社員数 2,448名(2023年3月末時点)

事業内容は下記のとおりです。

事業内容は大きく分けて2つあります。

・基礎化学品事業部門

・化成品事業部:化成品原料となる天然ガスの採掘技術や培ってきた製造技術なども活かして、海外で積極的にメタノールの合弁事業・販売事業を展開
・ハイパフォーマンスプロダクツ事業部:MXDA、芳香族アルデヒド等の当社独自性の高い製品を提供
・基礎化学品第一事業部:メチルアミン・アンモニア系製品、MMA 系製品を提供
・基礎化学品第二事業部:キシレン分離・誘導品とホルマリン・ポリオール系製品を提供
・エネルギー資源・環境事業部:石油、天然ガス の探鉱など資源開発を行う。また、地熱発電を始めとする電力事業等を通じて環境負荷低減に貢献する事業を展開。
・ライフサイエンス部:長年培ってきた技術を生かし、健康食品素材等の開発製造を行う
・企画開発部:製品周辺のプロダクトイノベーション及びプロセスイノベーションを推進

・機能化学品事業部門

・無機化学品事業部:非塩素系漂白剤や工業用酸化剤として使われる過酸化水素や、主に半導体分野で使われる高純度な電子工業用洗浄剤を中心に展開
・合成樹脂事業部:ポリカーボネート「ユーピロン®」をはじめ、ポリアセタール「ユピタール®」、高性能ポリアミド「レニー®」などのエンジニアリングプラスチックスを提供
・光学材料事業部:特殊ポリカーボネート「ユピゼータ®」、高屈折率プラスチックスレンズモノマーなど光学特性に優れる製品を提供
・電子材料事業部:半導体パッケージ基板などに使われるプリント配線板用積層材料を中心に、小径孔あけ加工に使う補助材料「LEシート®」など、電子産業に欠かせない製品を提供
・脱酸素剤事業部:脱酸素剤「エージレス®」を中心に幅広い分野に向けて品質保持のトータルソリューションを提供

参考:シューカツFAQ「【三菱ガス化学の採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説

参考:三菱ガス化学「会社概要

ここまでの情報を踏まえると。三菱ガス化学は東京証券取引所のプライム市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め12,000名を超えていることから、安定した大企業のように見受けられます。

続いて、業績の観点から「三菱ガス化学 やばい」の真偽を掘り下げていきます。

【三菱ガス化学はやばい?】業績

三菱ガス化学の過去7年間の業績は、下記の通りになります。

参考:三菱ガス化学 会社HP「有価証券報告書
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)

三菱ガス化学は、2023年3月期において売上高約7812億円/当期純利益約490億円となっています。

三菱ガス化学は、多額の売上高を計上しており黒字であることから、業績面で不安な点は無いと考えられます。

また、三菱ガス化学の総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。

(参考:売上高/当期純利益とは)

売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している

当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している

参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説

続いて自己資本比率に関しても、2023年3月期末時点で約59%であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)が多くを占めていないので、倒産可能性は低く経営が安定していると言えます。

(参考:自己資本比率とは)

自己資本比率=純資産/総資産で算出

自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい

参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較しても三菱ガス化学の自己資本比率は安定していると言えるでしょう。

業種自己資本比率
建設業39.5%
製造業45.6%
情報通信業58.6%
運輸業、郵便業36.3%
卸売業38.3%
小売業36.7%
不動産業、物品貸借業32.7%
宿泊業・飲食サービス業14.4%
サービス業(ほかに分類されないもの)44.9%
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

ここまでで三菱ガス化学は、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。

次に、三菱ガス化学の将来性について記載します。

【三菱ガス化学はやばい?】将来性

三菱ガス化学の業績に影響を及ぼすと考えられる天然ガス開発・精製・販売市場は、下記の通り推移すると考えられます。

天然ガス開発・精製・販売の業界概要について

日本のLNG輸入量、中国に抜かれる
国際LNG輸入者協会によると、2017年の世界の液化天然ガス(LNG)取引量は約2億9000万トンと前年比約10%増。中国やインドも消費を増やし、世界需要の7割をアジアが占める。21年半ばからアジアの需要拡大を背景に価格が高騰、LNGビジネスも多様化している。
調査会社ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスによると、世界の液化天然ガス(LNG)需要は2018年、前年に比べ8.5%増え3億800万トン。30年には4億5000万トンになる。17年から30年まででみると、増加する1億6700万トンの86%をアジアが占める。(2023/05/04調査)

参考:Nikkei Compass「天然ガス開発・精製・販売

天然ガス開発・精製・販売市場は堅調に推移しており、三菱ガス化学の今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。

【三菱ガス化学はやばい?】年代別年収

三菱ガス化学の平均年収推移は下記のとおりです。

参考:三菱ガス化学 会社HP「有価証券報告書

また、年代別の平均年収は下記のとおりです。

25~29歳の平均年収は621万円で、 30~34歳になると715万円と平均年収が94万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると815万円で、40~45歳になると871万円、40~45歳になると931万円となります。 そして、50~54歳になると1006万円、55~59歳になると1005万円となります。

参考:年収チェッカー「三菱ガス化学

また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果
(※千円以下は切り捨てで記載)

日本全体の平均年収と比較しても三菱ガス化学の平均年収は圧倒的に高い事から優良企業であると言えるでしょう。

【三菱ガス化学はやばい?】福利厚生

三菱ガス化学の福利厚生は下記のとおりです。

福利厚生
一人ひとりの能力を最大限に発揮できるよう、
さまざまな福利厚生を整備しています。
住宅 ●社宅:独身寮、社宅※、外部借上社宅制度
※この場合の社宅は家族帯同
●住宅手当:認定家賃月額の75%を補助(地域別補助上限あり)
●住宅融資制度
財産形成
支援 財形制度、持株会、マッチング拠出(確定拠出年金)
保険 雇用保険、労災保険、厚生年金、団体加入保険
健康管理 健康診断(定期、特定)、保険指導、人間ドック補助、メンタルヘルスケア
施設 研修所、保養所(伊豆)、体育館、グラウンド、テニスコートなど
※事業所により異なります。
総合福利厚生
サービス 全国の宿泊施設、レジャー施設、
スポーツクラブや育児・介護に関わる各種サービスの補助
部活動 テニス、バトミントン、バスケットボール、サッカー、
フットサルなど(活動補助あり)
※事業所により異なります。
その他 勤続表彰、リフレッシュ制度

参考:三菱ガス化学「福利厚生

三菱ガス化学は、健康診断、保険指導、人間ドック補助、メンタルヘルスケアなど充実した福利厚生があり、優良企業と言えるでしょう。

また、住宅手当は認定家賃月額の75%を補助されるようです。ただし地域別に補助の上限が定められていますが、家賃の負担が軽くなることに相違ありません。

【三菱ガス化学はやばい?】激務

三菱ガス化学の平均残業時間は約19時間/月です。

また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較しても、三菱ガス化学の残業時間はとても少なく激務ではないと言えるでしょう。

83.5h コンサルティング・シンクタンク
78.6h 広告代理店・PR・SR・デザイン
70.8h 建築・土木・設計設計
66.1h 放送・出版・新聞・映像・音響
64.8h 不動産関連・住宅
63.4h インターネット
62.0h フードサービス・飲食
58.4h 情報サービス・リサーチ
57.5h 証券会社・ファンド
56.6h 住宅設備・建材
53.7h ゲーム関連・玩具
53.1h 印刷・紙パルプ・書籍
52.7h SIer・ソフト開発・運用
50.7h 人材・コールセンター
49.1h 教育・研修サービス
49.1h 雑貨文具・スポーツ
49.0h 食品・飲料
48.8h 旅行・ホテル
48.7h 総合商社
48.6h 監査・税理士法人
47.7h 鉄鋼・非鉄金属
47.5h 電気・プラント関連
47.2h IT・通信機器
46.3h 医療品・医療機器
46.2h 通信・ISP
45.7h 生命・損害保険
45.5h 機械関連

同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。

参考:MONOist 「キャリアニュース

さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。

出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所

他業種や日本全国の平均残業時間と比較しても三菱ガス化学の残業時間は少なく、激務ではないと言えるでしょう。

【三菱ガス化学はやばい?】採用大学

三菱ガス化学の採用大学や就職難易度については下記に記載しています。

是非お読みください。

【三菱ガス化学はやばい?】広報

三菱ガス化学の広報媒体はこちらです。

脱酸素剤エージレス®【公式】は、れっきとした三菱ガス化学の公式Twitterです。正直まったくなじみのない会社と思っていましたが、これ家の中にもありました。そして普段エージレスさんにめちゃくちゃお世話になっていることに気づきました。ありがとう、三菱ガス化学。

就職を少しでも考えている人は一度は見た方がいいと思います。

【三菱ガス化学はやばい?】口コミ・評判について

ここまで、三菱ガス化学の年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。

最後に、三菱ガス化学で実際に働いている社員の口コミを数件記載します。

【三菱ガス化学はやばい?】①:ワークライフバランス

三菱ガス化学のワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。

本社での話になりますが、社内行事の強制もなく、休日出勤も殆どないので調整はしやすいと思います。
地方の工場では交代勤務があるところもあるようですので、技術職の方は認識しておいたほうが良いかと。

参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス

三菱ガス化学は、本社では社内行事に強制的に参加させられたり、完全ではありませんが休日出勤もないとのことで、その点の心配はなさそうです。ただ工場は交代勤務ということで、会社説明会などでしっかりと確認しておくべきです。

三菱ガス化学はやばい?】②:働きがい・成長

三菱ガス化学の働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。

働きがい:
研究開発した結果が製品となった点。
研究開発における関わりが国内外に広がり、大きな刺激を受けることが出来た。

成長・キャリア開発:
成長:製品化に伴い、製造・品保と顧客に届くまでの経験を出来た点。
キャリア開発:国内外の関係先と協業することで、異文化理解や言語能力が向上した。

参考:openwork 「働きがい・成長

三菱ガス化学では、研究・開発職が活躍できる土壌がすでに整っているのですね。営業や事務職のやりがいなどは、ネット上の口コミでも探してみられてください。

【三菱ガス化学はやばい?】③:退職検討理由

三菱ガス化学の退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。

頑張っても報われないことが多く、それに不満を持って転職する人が一定数。地方配属が嫌になり転職する人が一定数いる。

参考:openwork 「退職検討理由

三菱ガス化学は、地方転勤があり、その前後で辞めていく方が多いということなのでしょうか。あと頑張っても報われないのであれば、たしかに士気が下がりますが、個々人の心の受け止め方の問題でもあるので、心の器を大きくして、前向きに取り組むマインドを持てば、この会社でうまくやっていけるかもしれません。

【終わりに】三菱ガス化学の内定獲得方法について

本記事では、三菱ガス化学がやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。

総合的に判断すると、三菱ガス化学は就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。

三菱ガス化学の内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。