【味の素はやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

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【味の素はやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

今回は、味の素の年収、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。

ネット上では「味の素 やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?

本記事では、味の素の業績や市場環境、労働環境面から「味の素 やばい」の真偽を総合的に判断していきます。

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【味の素はやばい?】会社概要

まず、味の素の会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名
味の素株式会社
代表取締役社長
藤江 太郎
設立
1925年12月17日
本社
東京都中央区京橋一丁目15番1号
従業員数
連結社員数 34,198名(2022年3月末時点)
単独社員数 3,252名(2022年3月末時点)

事業内容は下記のとおりです。

味の素の事業は大きく分けると二つあり、食品事業とアミノサイエンス事業です。

また、食品事業に関しては、冷凍食品と調味料・食品の事業に分けることができます。

調味料食品事業では、味の素・ほんだし・Cook Doなどを主力商品として展開しており、普段、商品を使用されている方も多いのではないでしょうか。
今後も、味の素の主力事業である調味料・食品事業では、おいしさを追求し、減塩・減糖といった健康ニーズや調理の簡便化ニーズ等に対応していくことで、さらに市場を拡大させていくと考えられます。

続いて、冷凍食品事業に関してですが、高品質、高級感を訴求した高価格帯の製品を発売することで他企業と差別化しており、消費者ニーズを捉え一気にトップブランドへと飛躍しています。

最後に、アミノサイエンス事業(ヘルスケア事業)です。
アミノサイエンス事業(ヘルスケア事業)では、アミノバイタルを主力商品としています。

多くのアスリートから支持を受けているとともに、近年では一般の消費者をターゲットとした製品展開も行い、海外進出も進めています。(現在では韓国、シンガポール、ロシア、ブラジルなどに進出しています)

参考:シューカツFAQ「【味の素の採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説

参考:味の素「会社概要

ここまでの情報を踏まえると。味の素は東京証券取引所のプライム市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め30,000名を超えていることから、安定した大企業のように見受けられます。

続いて、業績の観点から「味の素 やばい」の真偽を掘り下げていきます。

【味の素はやばい?】業績

味の素の過去6年間の業績は、下記の通りになります。

参考:味の素 会社HP「有価証券報告書
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)

味の素は、2022年3月期において売上高約11,493億円/当期純利益約757億円となっています。

味の素は、多額の売上高を計上しており黒字であることから、業績面で不安な点は無いと考えられます。

また、味の素の総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。

(参考:売上高/当期純利益とは)

売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している

当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している

参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説

続いて自己資本比率に関しても、2022年3月期末時点で36.1であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)が多くを占めていないので、倒産可能性は低く経営が安定していると言えます。

(参考:自己資本比率とは)

自己資本比率=純資産/総資産で算出

自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい

参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較しても味の素の自己資本比率は安定していると言えるでしょう。

業種自己資本比率
建設業39.5%
製造業45.6%
情報通信業58.6%
運輸業、郵便業36.3%
卸売業38.3%
小売業36.7%
不動産業、物品貸借業32.7%
宿泊業・飲食サービス業14.4%
サービス業(ほかに分類されないもの)44.9%
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

ここまでで味の素は、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。

次に、味の素の将来性について記載します。

【味の素はやばい?】将来性

味の素の業績に影響を及ぼすと考えられる調味料市場は、下記の通り推移すると考えられます。

調味料・食品添加物の市場動向
ミツカン、「味ぽん」33年ぶり値上げ

市場の成熟化や人口減などから、伝統的な基礎調味料の生産・販売額は落ち込む。ソース類やカレー類、マヨネーズ類なども頭打ち傾向。食生活が多様化し、調理も簡便化や時間短縮へと流れる中、基礎的・汎用的な調味料の使用量は減少、販売価格も低く抑えられる。その中で、みそやしょうゆなど基礎調味料では減塩・無添加など健康への配慮や、小容量で使い勝手の良さをアピールする商品が増えている。各社は短時間で本格的な料理が楽しめる総菜調味料を成長分野とみている。
農林水産省の食品産業動態調査によると、みその2022年の生産量は前年比1.3%増の47万トン。しょうゆ類は0.9%減の70万キロリットル。みそは3年ぶりに増加した。メーカーはジュレなどのゼリー状の調味料や、開栓後も常温保存できる密封容器のしょうゆなど、新たな価値を加えて需要喚起に取り組む。ボトル型容器入りの液体みそも調理の簡便化で伸びている。ただ、鍋つゆのように新ジャンルが確立しても、大手小売業がプライベートブランド(PB)を投入して価格競争は激しい。また、ネット通販の台頭で、少量の生産ライン導入など個客対応も急ぐ。(2023/04/06調査)

参考:Nikkei Compass「調味料・食品添加物

調味料市場は堅調に推移しており、味の素の今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。

【味の素はやばい?】年代別年収

味の素の平均年収推移は下記のとおりです。

参考:味の素 会社HP「有価証券報告書

また、年代別の平均年収は下記のとおりです。

25~29歳の平均年収は697万円で、 30~34歳になると803万円と平均年収が106万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると915万円で、40~45歳になると978万円40~45歳になると1046万円となります。 そして、50~54歳になると1130万円55~59歳になると1129万円となります。

参考:年収チェッカー「味の素

また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果
(※千円以下は切り捨てで記載)

日本全体の平均年収と比較しても味の素の平均年収は圧倒的に高い事から優良企業であると言えるでしょう。

【味の素はやばい?】福利厚生

味の素の福利厚生は下記のとおりです。

社会保険/雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
諸制度/住宅財形制度、退職年金制度、借上社宅制度
諸施設/各種保養施設法人契約

参考:マイナビ「採用HP

味の素は、住宅財形制度や退職年金制度など充実した福利厚生があり、優良企業と言えるでしょう。

また借上げの社宅もあり、家賃補助を受けられるのも嬉しいポイントです。

【味の素はやばい?】激務

味の素の平均残業時間は約25時間/月です。

また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較しても、味の素の残業時間はとても少なく激務ではないと言えるでしょう。

83.5h コンサルティング・シンクタンク
78.6h 広告代理店・PR・SR・デザイン
70.8h 建築・土木・設計設計
66.1h 放送・出版・新聞・映像・音響
64.8h 不動産関連・住宅
63.4h インターネット
62.0h フードサービス・飲食
58.4h 情報サービス・リサーチ
57.5h 証券会社・ファンド
56.6h 住宅設備・建材
53.7h ゲーム関連・玩具
53.1h 印刷・紙パルプ・書籍
52.7h SIer・ソフト開発・運用
50.7h 人材・コールセンター
49.1h 教育・研修サービス
49.1h 雑貨文具・スポーツ
49.0h 食品・飲料
48.8h 旅行・ホテル
48.7h 総合商社
48.6h 監査・税理士法人
47.7h 鉄鋼・非鉄金属
47.5h 電気・プラント関連
47.2h IT・通信機器
46.3h 医療品・医療機器
46.2h 通信・ISP
45.7h 生命・損害保険
45.5h 機械関連

同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。

参考:MONOist 「キャリアニュース

さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。

出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所

他業種や日本全国の平均残業時間と比較しても味の素の残業時間は少なく、激務ではないと言えるでしょう。

【味の素はやばい?】採用大学

味の素の採用大学や就職難易度については下記に記載しています。

是非お読みください。

【味の素はやばい?】広報

味の素の広報媒体はこちらです。

味の素の各商品のCMはもちろん、グループとしてのビジョンやチャレンジを紹介する動画もアリ、企業理解を深めることができるでしょう。

就職を少しでも考えている人は一度は見た方がいいと思います。

【味の素はやばい?】口コミ・評判について

ここまで、味の素の年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。

最後に、味の素で実際に働いている社員の口コミを数件記載します。

【味の素はやばい?】①:ワークライフバランス

味の素のワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。

働き方改革の先進企業として、 現在のコロナ禍では当たり前になった在宅勤務やWeb会議の積極的な活用は定着していた。 実際、いままで不夜城と呼ばれていた本社も現在では19時前後ではガラガラの状態に。 そもそも長く在館するのには締切のある事前申請、 かつ、上司申請も必要。 その一方で、働き方改革を実行すること、働きやすい環境に身を置くことが権利と化してしまっている一面もある。 そこは今後要検討事項であろう。 残業はここ数年で圧倒的に削減された。

参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス

味の素はここ数年で残業がかなり削減されたようです。またリモートワークも積極的に取り入れているようで、ワークライフバランスは取りやすいといえるでしょう。

味の素はやばい?】②:働きがい・成長

味の素の働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。

働きがい:勤務地が日本であっても、 日本以外のことを学びつつ、 グローバルに影響を与える仕事ができるのは楽しかっ た。

成長・キャリア開発 : どの会社と比較するかによるとは思うが、人財投資・成長支援に熱心な方の会社である。 事業範囲が多岐にわ たり、また海外展開も多く・グローバル企業のHQ会社であり、 異動も含めて多様な機会を与えられやすい。 研修参加、海外出張、資格取得支援などに関して 「ケチケチ」したところもなかった。 特にコーポレート系か 食品事業系でれば、 この会社で経験を積んだ人間であれば転職も容易であろう印象を受けた。

参考:openwork 「働きがい・成長

味の素は日本で働きながらも世界に影響を与える仕事ができるため、十分やりがいがあるといえるでしょう。また人材投資・成長支援に熱心であり、挑戦できる機会も多くもらえるため、大きく成長できる環境が整っているといえます。

【味の素はやばい?】③:退職検討理由

味の素の退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。

従業員数はさすがに多いので、 競争は激しい。 あれだけの数の営業と競り合って海外勤務や重職をゲットして いくのは相当色々なところで努力しなければならない。どの企業もそうだが、 実力だけでは出世しないし希望 する職種につくことなんてできない。社内営業も大事だし、色々な側面でどれだけ無理をしたかで勝敗が決ま ってしまう。よりサラリーマンらしいマインドを持った人間でないとなかなか上にいくことは難しい、ことこ このような大企業はしかり。

参考:openwork 「退職検討理由

味の素は従業員数が多いため、競争が激しいようです。大企業である以上、上のポジションを目指すには相当な努力が必要とされるといえるでしょう。

【終わりに】味の素の内定獲得方法について

本記事では、味の素がやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。

総合的に判断すると、味の素は就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。

味の素の内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。