【旭化成はやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

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【旭化成はやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

今回は、旭化成の年収、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。

ネット上では「旭化成 やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?

本記事では、旭化成の業績や市場環境、労働環境面から「旭化成 やばい」の真偽を総合的に判断していきます。

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【旭化成はやばい?】会社概要

まず、旭化成の会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名旭化成株式会社
代表取締役社長工藤 幸四郎
設立1931年(昭和6年)
本社東京都千代田区有楽町一丁目1番2号
従業員数連結社員数 48,897名(2023年3月末時点)
単独社員数 8,787名(2023年3月末時点)

事業内容は下記のとおりです。

旭化成は、日本における総合化学メーカー大手5社のうちの1つの総合化学メーカーです。

事業内容は大きく分けて3つあります。

■マテリアル領域

・環境ソリューション事業:石油化学事業や蓄エネルギー関連の製品・サービス、水素に関連する製品・技術を展開
・モビリティ&インダストリアル事業:自動車用途を中心に旭化成グループが有する製品・技術を集結し、安全・快適でサステナブルな次世代モビリティ社会実現へ貢献
・ライフイノベーション事業:「デジタルソリューション」と「コンフォートライフ」の2つの分野において、競争優位性を発揮する幅広い製品ラインナップを生かし、グローバルに展開

■住宅領域

・住宅事業:建築請負事業(戸建・集合)、不動産関連事業、リフォーム事業など住宅に関する事業を展開
・建材事業:軽量気泡コンクリート(ALC)のトップブランド「ヘーベル™」をはじめ、省エネルギー住宅に最適なフェノール断熱材「ネオマフォーム™」、基礎・構造資材など、高度化するニーズに応えるソリューション型製品と関連サービスを提供

■ヘルスケア領域

・医薬事業:医療用医薬品を軸とするヘルスケアビジネスを展開
・医療事業:各種医療機器システム、輸血用血液製剤の品質向上を支えるフィルター製品、最先端の開発が進むバイオ医薬品など新薬の安全・効率的な製造を可能とする製造プロセス製品など、世界の医療の進歩に貢献します。
・クリティカルケア事業:米国を中心に蘇生関連技術をもとに開発された製品を展開。AED・除細動器を始めとし、体温管理システムなど、クリティカルケアの幅広い領域を網羅する製品でより多くの人々の救命に寄与。

上記のように旭化成グループは、「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3領域で事業を展開し、安定した業績を収めています。

参考:シューカツFAQ「【旭化成の採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説

参考:旭化成「会社概要

ここまでの情報を踏まえると。旭化成は東京証券取引所のプライム市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め45,000名を超えていることから、安定した大企業のように見受けられます。

続いて、業績の観点から「旭化成 やばい」の真偽を掘り下げていきます。

【旭化成はやばい?】業績

旭化成の過去6年間の業績は、下記の通りになります。

参考:旭化成 会社HP「有価証券報告書
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)

旭化成は、2023年3月期において売上高約27,264億円/当期純利益約△913億円となっています。

旭化成は、近年赤字計上をしていますがあくまで投資活動の一環であり、一方の売上高に関しては順調に推移しており、業績面で不安な点はあまり無いと考えられます。

また、旭化成の総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。

(参考:売上高/当期純利益とは)

売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している

当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している

参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説

続いて自己資本比率に関しても、20233月期末時点で約48.1%であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)が多くを占めていないので、倒産可能性は低く経営が安定していると言えます。

(参考:自己資本比率とは)

自己資本比率=純資産/総資産で算出

自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい

参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較しても旭化成の自己資本比率は安定していると言えるでしょう。

業種自己資本比率
建設業39.5%
製造業45.6%
情報通信業58.6%
運輸業、郵便業36.3%
卸売業38.3%
小売業36.7%
不動産業、物品貸借業32.7%
宿泊業・飲食サービス業14.4%
サービス業(ほかに分類されないもの)44.9%
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

ここまでで旭化成は、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。

次に、旭化成の将来性について記載します。

【旭化成はやばい?】将来性

旭化成の業績に影響を及ぼすと考えられる総合化学市場は、下記の通り推移すると考えられます。

総合化学の業界概要
各社が脱石化依存改革急ぐ 20年の化学工業市場は28.6兆円(経済センサス)
総合化学とはエチレン、ベンゼンなど基礎原料(川上)からポリプロピレン、ポリエチレンなど誘導品(川下)まで幅広く手がける大手化学メーカーを指す。かつて総合化学といえばエチレンセンターを持っていることが必須の条件だったように、石油化学コンビナートの中核企業でもあるケースが多い。現在は三菱ケミカルグル-プ(旧三菱化学)、住友化学、三井化学、旭化成、レゾナック・ホールディングス(旧昭和電工)、UBE(旧宇部興産)、東ソーなどが主なプレーヤー。
経産省の公表した2020年実績の経済センサス・活動調査(製造業・産業編)によると、化学工業の事業所数(従業員4人以上)は4978、出荷額は28兆6030億円。プラスチック製品やゴム製品、塗料、合成洗剤といった広義の化学産業でみると、出荷額ベースでは一進一退傾向にあるものの、自動車製造業(21兆9528億円)、生産用機械器具製造業(19兆5535億円)、電気機械器具製造業(17兆8191億円)、鉄鋼業(15兆723億円)などを上回り、依然として製造業で自動車部分品・同付属品製造業(30兆6694億円)、食品製造業(29兆6058億円)に次ぐ規模だ。(2024/02/06調査)

参考:Nikkei Compass「総合化学

総合化学市場は堅調に推移しており、旭化成の今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。

【旭化成はやばい?】年代別年収

旭化成の平均年収推移は下記のとおりです。

参考:旭化成 会社HP「有価証券報告書

また、年代別の平均年収は下記のとおりです。

25~29歳の平均年収は535万円で、 30~34歳になると617万円と平均年収が82万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると703万円で、40~45歳になると751万円40~45歳になると803万円となります。 そして、50~54歳になると867万円55~59歳になると867万円となります。

参考:年収チェッカー「旭化成

また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果
(※千円以下は切り捨てで記載)

日本全体の平均年収と比較しても旭化成の平均年収は圧倒的に高い事から優良企業であると言えるでしょう。

【旭化成はやばい?】福利厚生

旭化成の福利厚生は下記のとおりです。

年次有給休暇(初年度15日、最高20日)、年末年始休暇、慶弔休暇、介護休暇、リフレッシュ休暇、転居休暇など
育児休業制度(最長3年)、育児短時間制度、キッズサポート制度、家族看護制度など
雇用保険・労災保険・厚生年金・健康保険、独身寮、社宅完備、福祉共済会制度(共済生保、医療共済、がん保険 ほか)、財形制度、社員持株制度、全国各地リゾート施設、各種フィットネス施設と法人契約など

参考:旭化成「募集要項

旭化成は、育児休業制度やリフレッシュ休暇など充実した福利厚生があり、優良企業と言えるでしょう。

また全国に独身寮や社宅があり、格安で住むことができるほか、一定の要件を満たせば支給される持ち家手当制度もあるようです。

【旭化成はやばい?】激務

旭化成の平均残業時間は約24.7時間/月です。

また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較しても、旭化成の残業時間はとても少なく激務ではないと言えるでしょう。

83.5h コンサルティング・シンクタンク
78.6h 広告代理店・PR・SR・デザイン
70.8h 建築・土木・設計設計
66.1h 放送・出版・新聞・映像・音響
64.8h 不動産関連・住宅
63.4h インターネット
62.0h フードサービス・飲食
58.4h 情報サービス・リサーチ
57.5h 証券会社・ファンド
56.6h 住宅設備・建材
53.7h ゲーム関連・玩具
53.1h 印刷・紙パルプ・書籍
52.7h SIer・ソフト開発・運用
50.7h 人材・コールセンター
49.1h 教育・研修サービス
49.1h 雑貨文具・スポーツ
49.0h 食品・飲料
48.8h 旅行・ホテル
48.7h 総合商社
48.6h 監査・税理士法人
47.7h 鉄鋼・非鉄金属
47.5h 電気・プラント関連
47.2h IT・通信機器
46.3h 医療品・医療機器
46.2h 通信・ISP
45.7h 生命・損害保険
45.5h 機械関連

同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。

参考:MONOist 「キャリアニュース

さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。

出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所

他業種や日本全国の平均残業時間と比較しても旭化成の残業時間は少なく、激務ではないと言えるでしょう。

【旭化成はやばい?】採用大学

旭化成の採用大学や就職難易度については下記に記載しています。

是非お読みください。

【旭化成はやばい?】広報

旭化成の広報媒体はこちらです。

企業CMやエピソード紹介などの動画がアップロードされており、旭化成の企業理念や事業内容を知るのに役立ちます。

就職を少しでも考えている人は一度は見た方がいいと思います。

【旭化成はやばい?】口コミ・評判について

ここまで、旭化成の年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。

最後に、旭化成で実際に働いている社員の口コミを数件記載します。

【旭化成はやばい?】①:ワークライフバランス

旭化成のワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。

かなり調整しやすいと感じる。
フレックス勤務や在宅勤務が使えるため、 自分の都合に合わせて仕事ができる。
また、有給休暇も特別な申請をすることなく、 ある程度は自分の裁量で決められるため、 不自由だと感じたことはほとんどない。
一方で、 会議が多く、 一日中フルで空いている日が比較的少ないため、 それが理由で有給休暇の取得を断念する場合もある。
事前に有給休暇取得日を決めておけば、日程調整の中で予定を入れないことは可能であるため、 総じてワークライフバランスは取れていると感じる。

参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス

旭化成はフレックス勤務や在宅勤務などの制度が整っていることに加え、有給も使いやすいため、ワークライフバランスは比較的取りやすいそうです。

旭化成はやばい?】②:働きがい・成長

旭化成の働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。

働きがい:
①主体的に仕事ができる。ゴールは上司が設定するが、 改善提案やゴールへの到達手段はルールの範囲内で自由に工夫できる点が面白い。
②特許出願、海外経験、 最先端の技術開発などを通じて世界に影響を与えるような技術開発ができているという実感がある。

成長・キャリア開発:
① プログラミング、 語学、 専門的な実験、 特許などの高度な知識を20代後半くらいでも習得できるチャンスがあり、成長実感できている。
② 高度専門職などの技術者を優遇する制度があるため、技術者としてのキャリアパスをイメージすることがきる。
③ 資格取得も会社費用でできるため、 自己研鑽環境は整っている。

参考:openwork 「働きがい・成長

旭化成は、若手のうちから主体的に仕事ができるため、働きがいは感じられやすいようです。また高度な知識や技術を習得できるチャンスも多く、資格取得の支援もあるため、成長できる環境は十分にあるといえます。

【旭化成はやばい?】③:退職検討理由

旭化成の退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。

待遇も福利厚生も申し分ないほど良く、製造業の中ではトップクラスに恵まれた環境だと思います。 毎年昇給もあり、3年に1度昇格試験がありますが、日系メーカーらしくほぼ全員が順当に上がっていきます。 子供がおられる男性社員の先輩は32歳で1回の賞与の手取りが3桁を超えていました。
このように良くも悪くも全社員が非常に働きやすい環境のため、 成長したい若手社員や実力がある社員が物足りなく社外に出て行くケースが見受けられます。 私自身も腰を据えて働くのであれば転職を考えませんでしたが、今後ますます人材が流動的になり、 世界と戦っていく上では不安になり転職しました。

参考:openwork 「退職検討理由

旭化成は大手日系らしく働きやすい環境があるがゆえに、より高みを目指したいという成長意欲がある社員は物足りなさを感じてしまい、転職を検討する場合もあるようです。

【終わりに】旭化成の内定獲得方法について

本記事では、旭化成がやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。

総合的に判断すると、旭化成は就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。

旭化成の内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。