【東京ドームの採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説
今回は、東京ドームの採用大学や就職難易度について解説します。
東京ドームは、知名度の高い優良企業のため、採用大学や就職難易度について把握しておくことが重要です。
また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。
【東京ドームの採用大学】会社概要
まず、東京ドームの会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。
株式会社東京ドーム
代表取締役社長COO 長岡 勤
1936年(昭和11年)
東京都文京区後楽1丁目3番61号
852名
5,905,000円
(2020年1月期)
91,557(百万円)
(2020年1月期)
8,002(百万円)
(2020年1月期)
参考:東京ドーム「公式ホームページ」
東京ドームは、主に東京ドームの運営を行っている企業です。
一方でそれ以外にも幅広い事業を行っており、流通事業や熱海事業など幅広く業務を行っています。
・東京ドームシティ事業
引用:東京ドーム「公式ホームページ」
東京ドーム、LaQua(ラクーア)、東京ドームシティ アトラクションズ、MEETS PORT(ミーツポート)、黄色いビル、東京ドームホテルなど、東京ドームシティにある各種の営業施設から構成され、東京ドームグループの中核をなす事業です。
・流通事業
Your Beauty Concierge ~いつもあなたのキレイのために~をブランドコンセプトに、最新・流行のコスメやビューティー雑貨を取り揃えた共感型セレクトコスメショップ「shop in(ショップイン)」を関東・関西を中心に全国約40店舗展開しています。また、2017年より新たに、30代以上のオトナ女子をターゲットとした姉妹ブランド「Creme et Rouge(クレームエルージュ)」をスタートしました。
・不動産事業
着実な不動産収入の獲得を目指し、主に連結子会社の松戸公産(株)が所有する各テナントビルや商業施設、ショッピングモールなどの不動産の賃貸事業を行っています。
・熱海事業
965年8月に開業した熱海後楽園ホテルを中心とする複合型リゾート「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN(アタミ ベイ リゾート コウラクエン)」は、和のおもてなしでお迎えする「タワー館」と多様な洋室を備えた「AQUA SQUARE」の2館からなる「熱海後楽園ホテル」の他、熱海最大級の日帰り温泉施設「オーシャンスパ Fuua(フーア)」、海辺のロケーションで伊豆の食材を使用したシェフこだわりのメニューやオリジナルクラフトビールが楽しめるレストラン「HARBOR’S W(ハーバーズ ダブル)」と、伊豆周辺の“美味しい食”と出会うことができる食のマーケット「ラ・伊豆 マルシェ」などが集まる「IZU-ICHI(イズイチ)」を展開し、日帰りでも楽しめる新しい街として複合型リゾート事業を行っています。
・競輪事業
競輪場運営の高いノウハウを持つ連結子会社の松戸公産(株)が運営する松戸競輪場の賃貸・運営および場外発売を事業活動としています。
上記のように、多岐にわたる事業を展開しています。
また、東京ドームの特徴として「個性豊かな営業施設」を複数運営していることを認識しておくと良いでしょう。
例:日本初の全天候型多目的スタジアム「東京ドーム」、都心の天然温泉「スパ ラクーア」、格闘技のメッカ「後楽園ホール」、宇宙を楽しめるエンタテインメントミュージアム「TeNQ」など
次は、東京ドームの採用大学について記載していきます。
【東京ドームの採用大学】採用人数1位は早稲田大学
東京ドームの採用人数1位は早稲田大学です。
1位 | 早稲田大 | 2人 |
2位 | 明治大 | 2人 |
3位 | 中央大 | 2人 |
3位 | 東京大 | 1人 |
3位 | 慶應義塾大 | 1人 |
3位 | 上智大 | 1人 |
3位 | 立教大 | 1人 |
また、過去の採用大学一覧は下記になっています。
青山学院大学、お茶の水女子大学、学習院大学、慶應義塾大学、埼玉大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京学芸大学、東京理科大学、東洋大学、日本大学、一橋大学、法政大学、北海道大学、明治大学、明治学院大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学
引用:マイナビ「東京ドーム」
2021年卒の合計採用数は9名なので、約22.2%ずつ早稲田大学、明治大学、中央大学から採用されています。
一方で過去の採用実績を確認すると、採用人数は少ないものの全国の大学から幅広く採用していることが分かります。
次に、東京ドームの就職難易度について記載していきます。
【東京ドームの採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる
東京ドームの就職難易度は60.3で、有名企業424社の中99位でした。
他企業と比較した時の就職難易度
1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー(69.4)
2位:ボストン コンサルティング グループ(65.8)
3位:INPEX(65.2)
4位:三井物産(64.7)
5位:三菱商事(64.6)
…
98位:帝人(60.3)
99位:東京ドーム(60.3)
100位:三井化学(60.3)
参考:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
就職難易度の算出は以下の方法で行っています。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。
大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
東京ドームの就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。
では、東京ドームに内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
次に、東京ドームの内定獲得のための対策方法について解説します。
【東京ドームの採用大学】内定獲得のための対策方法
東京ドームの内定獲得のための対策ポイントは下記3つです。
限られた面接時間では、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。
下記に、東京ドームを受ける際の志望動機やガクチカの対策方法について解説します。
①志望動機の対策
志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。
東京ドームの志望動機を考える時のポイントは下記3つです。
1.「東京ドームで実現したいこと」を伝える
志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するために東京ドームのリソースを使いたい。だから東京ドームを志望する。」がおすすめです。
年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。
詳細解説は下記記事をお読みください。
2.過去の経験・想いを入れる
「東京ドームで実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。
ただ単に「東京ドームに入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。
3.他社ではなく東京ドームである理由を伝える
「他社ではなく東京ドームの理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。
理由を記載する際は、東京ドームが力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。
詳細解説は下記記事をお読みください。
②学生時代頑張ったことの対策
「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。
東京ドームのガクチカを考える時のポイントは下記2つです。
1.PRポイントを選定する
闇雲にエピソードを書く前に、まずは「東京ドームが求める人材像」を調べましょう。
東京ドームが求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。
東京ドームの求める人材像は下記だと考えられます。
※採用HPにて下記が求める人物像として記載されています。
自力が高い人が求める人物像になりますが、内訳として「主体性」「成長意欲」「明朗快活」を重要視しています。
また、東京ドームは「主体性」「成長意欲」「明朗快活」を詳しく解釈した文章をHP上に記載しています。
※採用担当からのメッセージです。
①エンターテインメントの可能性を信じ、「心を動かす体験価値」を絶え間なく追求できる
引用:東京ドーム「採用メッセージ」
②エンターテインメントの未来を描き、その実現のための道筋を考え何度でもチャレンジできる
③エンターテインメントを楽しむ仲間を信頼し、チームのポテンシャルを最大限に発揮させ、成果を導き出せる
上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことで東京ドームの内定獲得可能性を上げられると考えられます。
2.再現性があるか
ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、東京ドームに入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。
インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。
下記ポイントを盛り込み、東京ドーム入社後にも再現性があることを伝えましょう。
詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。
③ 東京ドームへの内定確率を高めるツールの活用
最近では就活系のツールが増加傾向にあるため、どのツールが良いのか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、東京ドームの選考を有利に進めることのできるツールを3つ厳選して紹介します。
1.スカウトアプリ
まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。
東京ドームの選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースを東京ドームに集中させることが望ましいです。
例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間を東京ドーム含む第一志望群の対策に集中
上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。
※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。
OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり
dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり
キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり
2.選考情報掲示板アプリ
続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。
適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。
就活を効率的に進めるには必須アイテムです。
3. JOBTV
最後に企業分析を効率化するために、JOBTVの活用を推奨します。
JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題であるため、効率的に企業分析を行うことができます。
1000社を超える企業が登録されており、日々説明会動画は増え続けているため、東京ドームの説明会動画が登録されているかは定かではありません。
しかし、電通、KDDI、キリン等も利用しているサービスですので、東京ドームが登録されていない場合でも有用でしょう。
企業のカバー範囲から、全就活生におすすめできるサービスです。
【東京ドームの採用大学】終わりに
本記事では、東京ドームの採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。
東京ドームの就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。
入念に対策して内定を勝ち取りましょう。
また、本サイトでは選考対策に特化した記事を多数掲載しています。
下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。