【最難関質問!?】競合他社ではなく何故弊社か/面接の攻略法

今回は、面接における「競合他社ではなく何故弊社か」の回答ポイントについて解説します。
回答方法に悩んでいる方は、是非本記事をお読みください。
「競合他社ではなく何故弊社か」とは?
「何故弊社か?」は、競合企業と比較した上で御社に入社したい理由を述べる質問で、難易度が極めて高いです。
業界及び面接する企業の事をどれだけ深く調べているか一発で分かるため、入念な対策が必要です。
闇雲に売上高や利益比較をするのではなく、記事下部に記載しているポイントを押さえ準備しましょう。
面接官の視点
では、「競合他社ではなく何故弊社か」は何故聞かれるのでしょうか。
面接官は、「競合他社ではなく何故弊社か」の質問を通して下記2つのポイントを確認してます。
① ミスマッチ
企業は時間・お金・人などの莫大なコストをかけて採用活動を行っており、社員の離職率低下を目指しています。
「競合他社ではなく何故弊社か」を聞くことで、就活生の自社に対する期待と企業の実態がマッチしているか確認してます。
② 志望度
面接官は「競合他社ではなく何故弊社か」を聞くことで、志望度の高さを確認しています。
競合他社や自社の事を話せない場合は、理解度が低い=志望度が低いと判断されるため、企業の事業内容や制度に関する知識を深め回答を考える必要があります。
「競合他社ではなく何故弊社か」の回答ポイント3選
「競合他社ではなく何故弊社か」に対する回答のポイントは下記3つです。
① 事業面(今後の方針)
IR資料(中期経営計画等)を読むと、同じ業界でも各社の強みや今後の注力事業が異なっています。
「各企業の強み・今後の方針=自分が企業で実現したい事」という構図にできれば、業界でプレゼンスの低い企業でも、納得できる理由を作ることができます。
例えば、双日の中期経営計画を参照すると下記になります。

例文:「私は、東南アジア領域で食糧事業を行いたいと考えている為、御社が第一志望です。中期経営計画拝見させていただき、今後東南アジアに3か年投資目標額の3分の1を割くと分かり、私がやりたいことは御社で一番実現できると考えました。」
事業面での比較は「企業で実現したい事」ありきで成り立つので、まだ考えてない方は下記記事を参照ください。
② 制度面
ジョブローテーションや海外異動、特殊な部署がある等、キャリアに関係する制度を挙げるのも差別化ポイントです。
例えば、丸紅ではBMCサイト設置や15%ルール・DI本部の設置などから下記のような個社志望動機が作れます。
例文:「既存の枠組みを超えようとする企業の在り方に惹かれました。御社では、全社員が丸紅グループの資産を確認できるBMCサイトや業務外の活動を行える15%ルール、DI本部の設置などが行われており、既存の枠に囚われない風土を体感しました。時々刻々と変わりゆく課題やニーズに応えるためには、既存の枠に囚われず自分たちも変わるが必要だと思いました。」
上記制度は対外的に開示されていないものもあるので、OB訪問などで積極的に情報収集しましょう。
③ 人
大企業は何千人も社員がいるので、上記二個のポイントと比較すると説得力は下がりますが、「私が大事にしている価値観=御社の人・企業文化」と差別化するのも可能です。
OB訪問を繰り返した後、下記のような例文を作れると考えられます。
例文:「多様な人間と働きたいからです。私は知的好奇心が強く、会社では様々な方と接し、知見を吸収したいと思っております。御社は有報記載の通りダイバーシティに力を入れており、実際お会いした○○さんや✕✕さんも~~だった。」
「OB・OG訪問で○○部の~~さんや✕✕さんにお会いしましたが」という枕詞を添えて説得力を持たせましょう。
終わりに
「競合他社ではなくなぜ弊社か」は難易度が高い質問ですが、説得力ある回答ができた場合は、他の就活生と差別化でき内定に大きく近づくでしょう。
特に3つの切り口「①事業面(今後の方針)」「②制度面」「③人」で比較することを意識してください。
また「競合他社ではなくなぜ弊社か」は、志望動機の土台があって対策し始められるので、志望動機が完成していない方は下記記事を参照ください。
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