【全体像がわかる】グループディスカッション(GD)とは?形式やテーマ例を紹介

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【全体像がわかる】グループディスカッション(GD)とは?形式やテーマ例を紹介

昨今、グループディスカッション(以下、GD)を選考に組み込む企業が増えてきています。

GDは書類選考や適性検査と異なり、合否に外部要因が絡みやすく就活生を悩ませる選考の1つです。

本記事では、GDのポイントやテーマごとの対策方法、人事が見ているポイントを記載していきます。

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GDとは?

GDは、学生4〜8人のグループで1つのテーマに対して30分~60分程議論を行う選考フローを指します。

ESやwebテスト通過後に課せられることが多く、コロナ禍以降においては増加傾向の印象です。

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企業側から見たGDの位置付け

企業はGDに対して下記2つのメリットを見出していると考えられます。

① ESやテストでは測れないコミュニケーション能力や思考力をはかることができる

ESやwebテストは一人で完結する選考ですが、GDは複数の就活生と共同で行う選考です。
そのため、就活生のリアルなコミュニケーション能力を確認することができます。

また、アドリブ対応が求められる選考形式なので、ESや面接では測れないリアルな思考力を確認できることも企業側のメリットになります。

② 効率的に多くの学生と接触する事ができる

企業側がGDを取り入れている理由の2つ目は、「一度に複数の学生と関わりを持つことができるから」です。
面接とは異なり、30分〜60分の時間で、複数の学生を評価することができるため、採用工数を削減することができます。

年間数万人からの応募が集まる大手企業において、全就活生に対し個別対応の時間を取ることは難しいです。
こういった背景があり、効率的に就活生を捌けるGDが取り入れられています

上記2点が企業がGDを取り入れるメリットです。

GDで意識すべき3つのポイント

ここからはGDを通過するためのポイントを3つ紹介します。
※全形式のGDで使えるテクニック面のポイントです。

① チームの合意形成を意識する

GDの多くはテーマが抽象的なので、チームの合意形成を図り目線を合わせることを意識しましょう。
自分一人で進めようとせず全員で協力する姿勢を見せることで、コミュニケーション能力面で加点が入ります。

例えば、お題が「100年後に最も必要とされるサービスとは?」であれば皆が想像している「100年後」や「必要」が何なのかをすり合わせると良いです。

② 見た目や声など、細かな部分に気を使う

コミュニケーション能力をアピールするにあたり、以下の点も意識してみてください。

①笑顔(表情が明るい方が会話しやすい)
②声量(ハキハキと喋る)
③名前を呼ぶこと(名前を呼ぶことで打ち解けられる)

オンラインの場合:部屋の光量の調整やカメラを見ること(全員と目線を合わせること)

※上記以外にも、良好なコミュニケーションのためにできることは実践してください。

③ 対面の場合は早めに到着する

対面であれば集合時間より20分~30分早く着き、チームメンバーと雑談をし、話しやすい雰囲気づくりを行ってください。

GDはチームの雰囲気がパフォーマンスに直結します。
あらかじめ話しやすい雰囲気を作り、本番で力を発揮できるようにしましょう。


※また、なるべく到着順が早くなるよう意識してください。
多くの場合、先に到着した者同士で仲良くなることが多いためです。

後から到着しても気兼ねなく会話できる場合は良いですが、そうでない場合は先に到着し、自分が発言しやすいよう事前にメンバーと関係を構築しましょう。

④ 困ったら5W1Hで発言

①と②では発言時に気を付けることを挙げましたが、そもそも喋ることが浮かばないという方も多いと思います。
その場合、5W3Hのいずれかで発言してみましょう。

※5W3Hとは?
・When(いつ)
・Where(どこで)
・Who(誰が)
・Why(なぜ)
・What(何を)
・How(どのように)
・How many(どのくらい)
・How much(いくら)

GDでは抽象的な議論になることが多く、具体化のwhatや発言の背景を確認するwhyなどを活用すればチームにも貢献でき、
選考官から評価を得ることもできます。

以上①~④が全GD共通して使える汎用テクニックです。

ここからは形式別に対策方法や進行方法、発言例等をまとめた記事を紹介していきます。

頻出グループディスカッションの紹介

GDには主に5つの形式があります。

① 課題解決型

課題解決型GDとは「与えられた課題に対して解決策を提案する形式のGD」を指します。

例えば、以下の様なお題が出題されます。

  • コンビニの売り上げを1.5倍にするには?
  • 少子化を防ぐには?
  • 観光業界はどのような業種と手を組むべきか?
  • 〜銀行が他者と差別化するためには?
  • 観光客一人当たりの支出を増加させるためには?

詳しい解説は以下の記事に記載していますので、ぜひご確認ください。

② ディベート型

ディベート型GDとは、「与えられたテーマに対して複数のチームに分かれ討論を行い、1つの結論に導く形式のGD」を指します。

例えば、以下の様なお題が出題されます。

  • コロナワクチンを強制化させることに賛成か
  • コロナ対策と経済対策どちらを重視するべきか
  • 女子の制服をズボンにすることに賛成か反対か

時事問題が出題されることも多いので、本番前にニュースを確認するようにしましょう。
詳しい解説は以下の記事に記載していますので、ぜひご確認ください。

③ 新規事業立案型

新規事業立案型GDとは、企業が取り上げるべき新規事業を提案するGDを指します。

例えば、以下の様なお題が出題されます。

  • オリエンタルランドが取り組むべき新規事業を考えろ
  • SaaS領域のパイオニアとなるような新規事業を立案せよ
  • コロナ禍において、たくさんの人に必要とされるサービスを考えろ

詳しい解説は以下の記事に記載していますので、ぜひご確認ください。

④ 資料分析型

資料分析型GDとは、「与えられた資料を分析して、最善の解決策を導き出すGD」のことを示します。

例えば、以下の様なお題が出題されます。

  • 資料にある経営計画を実践するためには?
  • 資料にある弊社のSDGs目標を達成するための施策とは?
  • 売り上げが下がった原因を資料から分析せよ

詳しい解説は以下の記事に記載していますので、ぜひご確認ください。

⑤ 自由討論型

自由討論型GDとは、「〜とは何か」「〜とはどのようなものか」といった抽象的なテーマについて自由に議論する形式のGDを指します。

例えば、以下の様なお題が出題されます。

  • 新入社員に必要な3つの能力とは?
  • 理想の上司とは?
  • 2040年に最も必要とされるサービスとは?
  • 会社で活躍するために、20代でやるべきことは?

詳しい解説は以下の記事に記載していますので、ぜひご確認ください。

最後に

今回はGDについて解説しました。

GDはアドリブ対応が求められ、外部要因が絡みやすい選考なので数を意識して対策するようにしましょう。

また、本サイト記載のノウハウをインプットすることで効率的に対策できると思うので、ぜひ各形式に特化した記事も合わせてご確認いただければと思います。

GDが苦手な方/GDを避けたい方はこちら

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