【ブリヂストンはやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・ブラック・激務など

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【ブリヂストンはやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・ブラック・激務など

今回は、ブリヂストンの年収、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。

ネット上では「ブリヂストン やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?

本記事では、ブリヂストンの業績や市場環境、労働環境面から「ブリヂストン やばい」の真偽を総合的に判断していきます。

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【ブリヂストンはやばい?】会社概要

まず、ブリヂストンの会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名
株式会社ブリヂストン
代表取締役社長
石橋 秀一
設立
1931(昭和6)年3月1日
本社
〒104-8340 東京都中央区京橋三丁目1番1号
従業員数
連結社員数  129,260名(2022年12月31日現在)
単独社員数  13,903名(2022年12月31日現在)

事業内容は下記のとおりです。

ブリヂストンは、日本のタイヤメーカーです。

乗用車用タイヤから二輪車用タイヤ、トラック用やバス用など幅広い種類のタイヤを取り扱っています。

またタイヤなどの製品とメンテナンスなどのサービス、さらにはセンサーやソフトウェアといったITツールを使ったソリューションの提案事業も行っています。

約130の生産・開発拠点を持っており、150か国以上で事業展開している点も特徴の1つです。

コア事業(タイヤ事業)
• 乗用車用、トラック・バス用、鉱山・建設車両用、産業車両用、農業機械用、航空機用、二輪自動車用のタイヤ・チューブ、タイヤ関連用品、自動車整備・補修、タイヤ原材料 ほか

成長事業(ソリューション事業)
• タイヤセントリックソリューション:タイヤ/タイヤデータを活用し、高付加価値を提供する事業
• 小売・サービスソリューション:小売・ソリューションネットワークを通じて、タイヤを「使う」段階での価値を提供する事業
• モビリティソリューション:タイヤ/ タイヤデータ/ モビリティデータを活用し、新しい価値を提供する事業
多角化事業
• 化工品:工業資材関連用品、建築資材関連用品 ほか
• BSAM多角化:Bridgestone Americas, Inc.が統括する多角化事業
• スポーツ用品:ゴルフボール、ゴルフクラブ、その他スポーツ関連用品 ほか
• 自転車:自転車及び関連用品 ほか
• その他:ファイナンス ほか

参考:ブリヂストン「企業ホームページ

参考:ブリヂストン「会社概要

参考:シューカツFAQ「【ブリヂストンの採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説

ここまでの情報を踏まえると。ブリヂストンは東京証券取引所のプライム市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め120,000名を超えていることから、安定した大企業のように見受けられます。

続いて、業績の観点から「ブリヂストン やばい」の真偽を掘り下げていきます。

【ブリヂストンはやばい?】業績

ブリヂストンの過去6年間の業績は、下記の通りになります。

参考:ブリヂストン 会社HP「有価証券報告書
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)

ブリヂストンは、2022年12月期において売上高約41100億円/当期純利益約3003億円となっています。

ブリヂストンは、多額の売上高を計上しており黒字であることから、業績面で不安な点は無いと考えられます。

また、ブリヂストンの総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。

(参考:売上高/当期純利益とは)

売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している

当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している

参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説

続いて自己資本比率に関しても、2022年12月期末時点で約59.8%であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)が多くを占めていないので、倒産可能性は低く経営が安定していると言えます。

(参考:自己資本比率とは)

自己資本比率=純資産/総資産で算出

自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい

参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較してもブリヂストンの自己資本比率は安定していると言えるでしょう。

業種自己資本比率
建設業39.5%
製造業45.6%
情報通信業58.6%
運輸業、郵便業36.3%
卸売業38.3%
小売業36.7%
不動産業、物品貸借業32.7%
宿泊業・飲食サービス業14.4%
サービス業(ほかに分類されないもの)44.9%
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

ここまででブリヂストンは、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。

次に、ブリヂストンの将来性について記載します。

【ブリヂストンはやばい?】将来性

ブリヂストンの業績に影響を及ぼすと考えられるタイヤ・ホイール市場は、下記の通り推移すると考えられます。

タイヤ・ホイールの業界概要
乗用車タイヤ販売、新車用と市販用に大別

乗用車やトラック・バスのタイヤやホイールを生産・販売する。製品の販売状況のほか、主原料の石油化学製品やアルミニウムの市況が業績に影響する。販売ルートは自動車メーカーに直接納入する「新車用」と、量販店などで販売する「市販用」の2種類に大別される。
1960年代の国内のモータリゼーションの本格化に伴う自動車生産の増加を受けて、タイヤ・ホイールも市場が大きく成長した。しかし、国内市場は2000年以降、人口の伸び悩みや若者の「クルマ離れ」などで成長の鈍化が目立っている。一方、乗用車用タイヤは韓国、中国などを中心とした新たな勢力が力をつけてきており、価格面でも競争環境が変化している。(2023/04/21調査)

参考:Nikkei Compass「タイヤ・ホイール

タイヤ・ホイール市場は堅調に推移しており、ブリヂストンの今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。

【ブリヂストンはやばい?】年代別年収

ブリヂストンの平均年収推移は下記のとおりです。

参考:ブリヂストン 会社HP「有価証券報告書

また、年代別の平均年収は下記のとおりです。

25~29歳の平均年収は520万円で、 30~34歳になると599万円と平均年収が79万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると683万円で、40~45歳になると730万円40~45歳になると781万円となります。 そして、50~54歳になると843万円55~59歳になると842万円となります。

参考:年収チェッカー「ブリヂストン

また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果
(※千円以下は切り捨てで記載)

日本全体の平均年収と比較してもブリヂストンの平均年収は圧倒的に高い事から優良企業であると言えるでしょう。

【ブリヂストンはやばい?】福利厚生

ブリヂストンの福利厚生は下記のとおりです。

社宅・青年会館、財産形成、一般財形(目的は自由、必要な時は一部払戻し可能)、ライフプラン積立 (結婚、子女教育など中期的な財産形成)、住宅財形(住宅資金、頭金づくり)、年金財形(退職後の生活資金づくり)他、持ち株会(自社株購入により会社の発展を通じ長期的な生活設計資金作りが可能)、育児休職者貸付、育児休職生活補助金、育児支援サービス利用補助、持ち家融資(持家取得支援のための融資制度)、共済会(社員の相互扶助による互助会制度)、グループ保険(団体割引料金で各種保険に加入が可能)、保養施設

参考:ブリヂストン「福利厚生

ブリヂストンは、社宅や青年会館など充実した福利厚生があり、優良企業と言えるでしょう。

また、妊娠・出産・育児と仕事の両立支援が充実しており、様々なライフイベントがあっても働きやすい環境が整っています。

【ブリヂストンはやばい?】激務

ブリヂストンの平均残業時間は約32時間/月です。

また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較しても、ブリヂストンの残業時間はとても少なく激務ではないと言えるでしょう。

83.5h コンサルティング・シンクタンク
78.6h 広告代理店・PR・SR・デザイン
70.8h 建築・土木・設計設計
66.1h 放送・出版・新聞・映像・音響
64.8h 不動産関連・住宅
63.4h インターネット
62.0h フードサービス・飲食
58.4h 情報サービス・リサーチ
57.5h 証券会社・ファンド
56.6h 住宅設備・建材
53.7h ゲーム関連・玩具
53.1h 印刷・紙パルプ・書籍
52.7h SIer・ソフト開発・運用
50.7h 人材・コールセンター
49.1h 教育・研修サービス
49.1h 雑貨文具・スポーツ
49.0h 食品・飲料
48.8h 旅行・ホテル
48.7h 総合商社
48.6h 監査・税理士法人
47.7h 鉄鋼・非鉄金属
47.5h 電気・プラント関連
47.2h IT・通信機器
46.3h 医療品・医療機器
46.2h 通信・ISP
45.7h 生命・損害保険
45.5h 機械関連

同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。

参考:MONOist 「キャリアニュース

さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。

出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所

他業種や日本全国の平均残業時間と比較してもブリヂストンの残業時間は少なく、激務ではないと言えるでしょう。

【ブリヂストンはやばい?】採用大学

ブリヂストンの採用大学や就職難易度については下記に記載しています。

是非お読みください。

【ブリヂストンはやばい?】広報

ブリヂストンの広報媒体はこちらです。

ブリヂストンの技術や製品についての動画も多くあるため、事業内容の理解を深めることにつながるはずです。

就職を少しでも考えている人は一度は見た方がいいと思います。

【ブリヂストンはやばい?】口コミ・評判について

ここまで、ブリヂストンの年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。

最後に、ブリヂストンで実際に働いている社員の口コミを数件記載します。

【ブリヂストンはやばい?】①:ワークライフバランス

ブリヂストンのワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。

入社した頃は残業しても残業を過少で申請する風習もあったが、 次第に働いた時間だけ申請が推奨されるよう になった。スタッフの上級職は裁量労働制であり、 裁量労働手当は30000円/月 55000円/月 10万円/月 と増えていった。後年は残業時間の抑制も各部署で積極的に推進された。 36協定の各月労働時間の超過、2ヶ 月連続超過等を課長は上位層から厳しく管理されるようになり、 ワークライフバランスは大幅に改善した。

参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス

ブリヂストンは残業もあるものの、過少ではなくきちんと申請することが推奨されているそうです。また、残業時間の抑制も推進されており、今後もどんどん労働環境が改善されることが良そうされます。

ブリヂストンはやばい?】②:働きがい・成長

ブリヂストンの働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。

働きがい :世界中で広く使われているタイヤという製品を自分の手で生み出しているという誇りはみな強く持っている。自分が望めばいくらでも改善テーマはあり、 成果を出していくチャンスはある。 アプローチの仕方も割と自由度が高く、上司に厳しく監視されず取り組むことができる。

成長・キャリア開発研修制度は充実しており、会社負担で様々な研修に申し込むことができる。 Eラーニングから集合研修などさまざま。ただ、実際に受講してそれが身になるかは個人の気持ちによるところが大きい。

参考:openwork 「働きがい・成長

ブリヂストンは、自由なアプローチが認められているため、上司に厳しく監視されることがなく自分で考えて仕事ができるそうです。また会社負担で様々な研修に参加できるため、個人のスキルアップにつながる機会もあるといえます。

【ブリヂストンはやばい?】③:退職検討理由

ブリヂストンの退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。

自分の性格と社風が合っていなかった。 保守的な日本企業文化が自分には合わなかった。 自分はキャリアの専 門性を高めていきたいと思っていたので、 そもそも日本企業が全体的に合っていないのかもしれず、この会社 特有の問題ではないかもしれない。 とにかく、 ブリヂストンは典型的な (製造業の) 日本企業だという印象だ った。また、部署によるが人手が足りておらず、予想以上に残業が多かった。 自分は転職支援会社を通じて転 職したが、そのような情報は一切なかったので、 入社してから正直しまった、と思った。

参考:openwork 「退職検討理由

ブリヂストンは、典型的な日本企業という雰囲気で、保守的な面が強いようです。また部署によっては人手が足りておらず、残業が多い場合もあるようです。

【終わりに】ブリヂストンの内定獲得方法について

本記事では、ブリヂストンがやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。

総合的に判断すると、ブリヂストンは就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。

ブリヂストンの内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。