【第一三共はやばい?】給料・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

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【第一三共はやばい?】給料・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

今回は、第一三共の給料、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。

ネット上では「第一三共 やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?

本記事では、第一三共の業績や市場環境、労働環境面から「第一三共 やばい」の真偽を総合的に判断していきます。

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【第一三共はやばい?】会社概要

まず、第一三共の会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名
第一三共株式会社(英文:DAIICHI SANKYO COMPANY, LIMITED)
代表取締役社長
眞鍋 淳
設立
2005年9月28日
本社
〒103-8426 東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号
従業員数
連結社員数 16,458名(2022年3月末時点)
単独社員数 5,725名(2022年3月末時点)

事業内容は下記のとおりです。

第一三共は国内海外共に事業を展開しています。

国内医薬品事業では、イノベーティブ医薬品・OTC医薬品・ワクチン・ジェネリック医薬品を展開しており、特にイノベーティブ医薬品はグループの収益基盤を担う中核事業として位置付けられています。

また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、ワクチン事業の拡大に注力しており、グループ会社の第一三共バイオテック株式会社との連携を通じて、安定供給できるよう力を入れています。

一方で、グローバル医薬品事業ではスペシャルティ領域(病院・専門医で主に処方される医薬品)に注力しており、「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を目指しています。

国内医薬品事業(医療情報の架け橋として)

国内医薬品事業は、第一三共グループの収益基盤を担う中核事業であり、医療に関係する全ての人から信頼されるパートナーとして認めていただくことを目標としています。患者さんの視点を忘れず、医療関係者の立場にたって正確に、迅速に、分かりやすい情報をお届けしています。医療関係者ならびに、患者さんとそのご家族からの期待に確実にお応えするとともに、未充足の医療ニーズに応える、あるいは治療満足度をさらに上げる高品質な医療品と関連情報を確実にお届けし、皆さまの微笑に満ちた健康で豊かな生活に貢献してまいります。

グローバル医薬品事業(世界の人々の健康ニーズに応える)

第一三共グループが2025年ビジョンを掲げ目指すゴールは「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」です。この目標企業像の意味するところは、「がん事業を中心とするスペシャルティ領域(病院・専門医で主に処方される医薬品)での事業を中核とし、各国市場に適合したリージョナルバリュー製品(各国・各地域の事業戦略に適合した製品)が豊富で、SOC(スタンダード・オブ・ケア:標準治療)を変革する先進的な製品・パイプラインが充実しており、効率的な経営による高い株主価値を実現している企業」です。 
第一三共の薬は、日本国内だけでなく、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、その他さまざまな国で使われています。世界各地のグローバルニーズを捉えグローバル医薬品事業に反映するため、研究開発、サプライチェーン、マーケティングなど、さまざまな部門間の情報交換を促進させる活動を行っています。 世界に通用する新薬を創出し、世界の医療現場にお届けすることで、国境を越え、世界の人々の健康に貢献してまいります。

引用:第一三共「事業紹介
参考:シューカツFAQ「【第一三共の採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説

参考:第一三共「会社概要

ここまでの情報を踏まえると。第一三共は東京証券取引所の○○市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め○○名を超えていることから、安定した大企業のように見受けられます。

続いて、業績の観点から「第一三共 やばい」の真偽を掘り下げていきます。

【第一三共はやばい?】業績

第一三共の過去6年間の業績は、下記の通りになります。

参考:第一三共 会社HP「有価証券報告書
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)

第一三共は、2022年3月期において売上高約1兆円/当期純利益約669億円となっています。

第一三共は、多額の売上高を計上しており黒字であることから、業績面で不安な点は無いと考えられます。

また、第一三共の総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。

(参考:売上高/当期純利益とは)

売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している

当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している

参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説

続いて自己資本比率に関しても、2022年3月期末時点で約60.8%であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)が多くを占めていないので、倒産可能性は低く経営が安定していると言えます。

(参考:自己資本比率とは)

自己資本比率=純資産/総資産で算出

自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい

参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較しても第一三共の自己資本比率は安定していると言えるでしょう。

業種自己資本比率
建設業39.5%
製造業45.6%
情報通信業58.6%
運輸業、郵便業36.3%
卸売業38.3%
小売業36.7%
不動産業、物品貸借業32.7%
宿泊業・飲食サービス業14.4%
サービス業(ほかに分類されないもの)44.9%
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

ここまでで第一三共は、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。

次に、第一三共の将来性について記載します。

【第一三共はやばい?】将来性

第一三共の業績に影響を及ぼすと考えられる医療用医薬品市場は、下記の通り推移すると考えられます。

医療用医薬品の業界概要
医療用医薬品の国内市場は11兆円超

医薬品は医薬品医療機器法(旧薬事法)で「疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物」などと定義される。「医療用医薬品」と「一般用医薬品」に大別され、医療用医薬品は病院などで医師が使用したり、病気やけがの程度、くすりに対する感受性などを診断して発行した処方せんをもとに薬局で受け取ったりする医薬品。それ以外が一般用医薬品で、薬局やドラッグストアで購入できることから「カウンター越し(Over The Counter)」を意味する「OTC医薬品」とも呼ばれる。
医療用医薬品は発売までに長い期間が必要で、「基礎研究」「非臨床試験」「臨床試験(治験)」の3段階で計8~15年の期間が必要という。臨床試験には3つのフェーズがあり、厚生労働省に承認申請するまでに5つの階段をクリアする必要がある。その後、1~2年の審査期間を経て、承認されると製造販売にこぎ着けられる。医療用医薬品は新薬として発売された後、一定期間は特許によって守られるが、特許権存続期間が終了すると、有効成分の医薬品を他の製薬会社が製造・販売することが可能になり、こうしたものは「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」に分類される。(2023/04/05調査)

参考:Nikkei Compass「医療用医薬品

医療用医薬品市場は堅調に推移しており、第一三共の今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。

【第一三共はやばい?】年代別年収

第一三共の平均年収推移は下記のとおりです。

参考:第一三共 会社HP「有価証券報告書

また、年代別の平均年収は下記のとおりです。

25~29歳の平均年収は729万円で、 30~34歳になると840万円と平均年収が111万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると958万円で、40~45歳になると1023万円40~45歳になると1094万円となります。 そして、50~54歳になると1182万円55~59歳になると1181万円となります。

参考:年収チェッカー「第一三共

また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果
(※千円以下は切り捨てで記載)

日本全体の平均年収と比較しても第一三共の平均年収は圧倒的に高い事から優良企業であると言えるでしょう。

【第一三共はやばい?】福利厚生

第一三共の福利厚生は下記のとおりです。

事業所内保育施設、医療関連支援(各種ワクチン接種補助等)、各種社会保険完備(健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険)、社宅制度(一般物件の借り上げ)、財産形成支援制度、自己啓発支援(ビジネス通信教育支援、ビジネススキルアップ研修、語学力強化支援等) 等

参考:第一三共「採用情報

第一三共は、財産形成支援制度、自己啓発支援など充実した福利厚生があり、優良企業と言えるでしょう。

また、育児休業はもちろん、事業内保育所やベビーシッターサービスの利用支援など、子育て支援制度がかなり充実しているため、男女ともに子育てと仕事の両立が可能となっています。

【第一三共はやばい?】激務

第一三共の平均残業時間は約30時間/月です。

また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較しても、第一三共の残業時間はとても少なく激務ではないと言えるでしょう。

83.5h コンサルティング・シンクタンク
78.6h 広告代理店・PR・SR・デザイン
70.8h 建築・土木・設計設計
66.1h 放送・出版・新聞・映像・音響
64.8h 不動産関連・住宅
63.4h インターネット
62.0h フードサービス・飲食
58.4h 情報サービス・リサーチ
57.5h 証券会社・ファンド
56.6h 住宅設備・建材
53.7h ゲーム関連・玩具
53.1h 印刷・紙パルプ・書籍
52.7h SIer・ソフト開発・運用
50.7h 人材・コールセンター
49.1h 教育・研修サービス
49.1h 雑貨文具・スポーツ
49.0h 食品・飲料
48.8h 旅行・ホテル
48.7h 総合商社
48.6h 監査・税理士法人
47.7h 鉄鋼・非鉄金属
47.5h 電気・プラント関連
47.2h IT・通信機器
46.3h 医療品・医療機器
46.2h 通信・ISP
45.7h 生命・損害保険
45.5h 機械関連

同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。

参考:MONOist 「キャリアニュース

さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。

出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所

他業種や日本全国の平均残業時間と比較しても第一三共の残業時間は少なく、激務ではないと言えるでしょう。

【第一三共はやばい?】採用大学

第一三共の採用大学や就職難易度については下記に記載しています。

是非お読みください。

【第一三共はやばい?】広報

第一三共の広報媒体はこちらです。

各商品のCMだけでなく、第一三共の技術や製品に関わる研究内容を紹介した動画も多くアップされているため、事業内容を深く知ることができるでしょう。

就職を少しでも考えている人は一度は見た方がいいと思います。

【第一三共はやばい?】口コミ・評判について

ここまで、第一三共の年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。

最後に、第一三共で実際に働いている社員の口コミを数件記載します。

【第一三共はやばい?】①:ワークライフバランス

第一三共のワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。

有給は非常に取りやすい。 上司は部下が有給をとりやすいように積極的に有給をとるようにしているのではないかと感じる。 ただ、製薬業界に共通することだが、 夜の講演会で帰りが遅くなることはある。

参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス

第一三共は、有給が非常に取りやすい環境であるそうです。帰りが遅くなる日もあるものの、基本的にはワークライフバランスが取りやすいといえます。

第一三共はやばい?】②:働きがい・成長

第一三共の働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。

働きがい : さまざまな製品があるため、 幅広い領域で医師に提案することができる。

成長・キャリア開発:

・エリア単位で担当するため、 裁量権をもって営業活動することはできる。
・年功序列の体制が強いため、若手のうちからチームを率いることはない。
・営業活動の合間に自己研鑽として、資格や語学の勉強をすることはできる。

参考:openwork 「働きがい・成長

第一三共は、様々な製品を取り扱っているため、提案の幅も広がることがやりがいに繋がっているそうです。また若手のうちからチームを率いることはないものの、ある程度の裁量権は持って仕事をできるようです。

【第一三共はやばい?】③:退職検討理由

第一三共の退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。

製薬メーカーとしてありがちではあるが、 MRは全国転勤であり、介護など特別な事情がなければ、人気の都 会などへの配属希望が叶いにくい印象がある。 特に東京は人気も高いため、一層難しい印象がある。 地方への 配属希望は叶いやすい印象があるため、地方配属希望の方にとっては良い環境かもしれない。 将来、自分がど こに住んでいるかが全く分からないため人生設計を立てにくい。 ただ、最終の配属地は希望通りになる様子。 転勤を除けば、給与も福利厚生も社員の人柄も素晴らしく、不満は一切ない。

参考:openwork 「退職検討理由

第一三共はMR職の場合、転勤を伴う可能性があります。そのため都会への配属希望は叶いにくいものの、地方への配属希望は叶いやすいようです。

【終わりに】第一三共の内定獲得方法について

本記事では、第一三共がやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。

総合的に判断すると、第一三共は就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。

第一三共の内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。