【キーエンスはやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

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【キーエンスはやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

今回は、キーエンスの年収、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。

ネット上では「キーエンス やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?

本記事では、キーエンスの業績や市場環境、労働環境面から「キーエンス やばい」の真偽を総合的に判断していきます。

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【キーエンスはやばい?】会社概要

まず、キーエンスの会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名
株式会社キーエンス
代表取締役社長
中田 有
設立
1974年5月27日
本社
〒533-8555 大阪市東淀川区東中島1-3-14
従業員数
連結社員数 10,580名(2023年3月20日時点)
単独社員数 2,788名(2023年3月20日時点)

事業内容は下記のとおりです。

「ファクトリー・オートメーション(FA)の総合メーカー」となります。

キーエンスは具体的にはセンサ、判別変位センサ、変位計、寸法測定器、安全機器、画像処理システム、画像センサ、マイクロスコープ、顕微鏡、PLC、モータ、タッチパネル、測定器、投影機、バーコードリーダ、ハンディターミナル、データロガー、記録計、流量センサ、圧力センサ、レベルセンサ、レーザマーカ、産業用インクジェット、3Dプリンタ、イオナイザ、静電気対策機器、業務自動化ソフトウェア、データアナリティクスプラットフォームなどのBtoB製品を世に送り出しています。

参考:シューカツFAQ「【キーエンスの採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説

参考:キーエンス「会社概要

ここまでの情報を踏まえると。キーエンスは東京証券取引所のプライム市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め13000名を超えていることから、安定した大企業のように見受けられます。

続いて、業績の観点から「キーエンス やばい」の真偽を掘り下げていきます。

【キーエンスはやばい?】業績

キーエンスの過去7年間の業績は、下記の通りになります。

参考:キーエンス 会社HP「有価証券報告書
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)

キーエンスは、2023年3月期において売上高約9224億円/当期純利益約3629億円となっています。

キーエンスは、ここ数年、記録樹立ともいえる多額の売上高を計上し続けており黒字であることから、業績面で不安な点は無いと考えられます。

また、キーエンスの総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。

(参考:売上高/当期純利益とは)

売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している

当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している

参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説

続いて自己資本比率に関しても、2023年3月期末時点で94であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)がほぼないといえ、倒産可能性は極めて低く経営が安定していると言えます。

(参考:自己資本比率とは)

自己資本比率=純資産/総資産で算出

自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい

参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較してもキーエンスの自己資本比率は安定していると言えるでしょう。

業種自己資本比率
建設業39.5%
製造業45.6%
情報通信業58.6%
運輸業、郵便業36.3%
卸売業38.3%
小売業36.7%
不動産業、物品貸借業32.7%
宿泊業・飲食サービス業14.4%
サービス業(ほかに分類されないもの)44.9%
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?

ここまででキーエンスは、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。

次に、キーエンスの将来性について記載します。

【キーエンスはやばい?】将来性

キーエンスの業績に影響を及ぼすと考えられるセンサー・計器類市場は、下記の通り推移すると考えられます。

センサー・計器類の業界概要について

電子部品、スマホ市場失速で需要後退

センサー部品はスマートフォン(スマホ)の浸透で市場が拡大している。端末の動きを検知したり、風景や人物の画像をデジタル化したりする用途に使われる。道案内アプリなどで進む方角を割り出す電子コンパスや、端末の動きを割り出すジャイロ(角速度)など様々なセンサーが搭載されている。
デジタルカメラモジュール(複合部品)に搭載するCMOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサーや、画面を指でなぞって操作するタッチパネルモジュール、音声を入力するマイクロホンなどもセンサーの一種。ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などエコカー、さらに衝突回避機能や自動運転機能など先進的な運転メカニズムにはセンサーが多く使われる。(2023/06/09調査)

参考:Nikkei Compass「センサー・計器類

センサー・計器類市場は需要が後退しているとのことですが、業績を伸ばし続けているキーエンスの今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。

【キーエンスはやばい?】年代別年収

キーエンスの平均年収推移は下記のとおりです。

参考:キーエンス 会社HP「有価証券報告書

また、年代別の平均年収は下記のとおりです。

  キーエンス 日本企業
20代 1,707万円 341万円
30代 2,187万円 437万円
40代 2,512万円 502万円
50代 3,068万円 613万円
※国税庁、有価証券報告書の数値をもとにJobQが独自算出

参考:Job Q「KEYENCE

また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。

参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果
(※千円以下は切り捨てで記載)

日本全体の平均年収と比較してもキーエンスの平均年収は圧倒的に高すぎる事から優良企業であると言えるでしょう。

【キーエンスはやばい?】福利厚生

キーエンスの福利厚生は下記のとおりです。

休暇
年間休日数 128日(2020年度)

・週休2日制(土・日/年2回出勤土曜日あり/社内カレンダーによる)
・GW、夏季休暇、冬季休暇(各7~10日程度の連続休暇)
・有給休暇・慶弔休暇・特別休暇
仕事のオン・オフにメリハリをつけていただくため、年3回の長期休暇は思いっきりリフレッシュしていただけます。

各種社会保険完備
・健康保険(キーエンスグループ健康保険組合)
・介護保険
・厚⽣年⾦保険
・雇⽤保険
産前・産後休暇、育児休業制度
産前・産後休暇、育児休業制度ともに取得実績があり、復職後は短時間勤務制度を利⽤することができます。

リフレッシュ手当
毎年ゴールデンウィーク前に全社員に10万円を支給する制度です。ご家族のいる方はさらにプラスアルファされます。

交通費
電車・バスなどの公共交通機関の利用が原則で、6か月分の通勤定期代を4月・10月に支給いたします(月額15万円以内)

慶弔金支給制度
社員の様々な慶弔に際して、慶弔⾦を⽀給しております。結婚祝⾦、出産祝⾦、傷病⾒舞⾦、死亡弔慰金、災害⾒舞⾦などがあります。

参考:KEYENCE「福利厚生

キーエンスは、年間128日など休みの面だけ見ても優良企業と言えるでしょう。また、毎年ゴールデンウィーク前に、全社員に10万円を支給するリフレッシュ手当制度は、他社では聞いたことがないもので、突出した年収だけでも魅力的なのに、福利厚生もかなり充実していて、とても魅力的な会社です。

【キーエンスはやばい?】激務

キーエンスの平均残業時間は約57時間/月です。

また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較すると、キーエンスの残業時間は決して少ない、激務ではないとは言いきれませんが、年収のことを考えると、不満に感じている人はわずかでしょう。

83.5h コンサルティング・シンクタンク
78.6h 広告代理店・PR・SR・デザイン
70.8h 建築・土木・設計設計
66.1h 放送・出版・新聞・映像・音響
64.8h 不動産関連・住宅
63.4h インターネット
62.0h フードサービス・飲食
58.4h 情報サービス・リサーチ
57.5h 証券会社・ファンド
56.6h 住宅設備・建材
53.7h ゲーム関連・玩具
53.1h 印刷・紙パルプ・書籍
52.7h SIer・ソフト開発・運用
50.7h 人材・コールセンター
49.1h 教育・研修サービス
49.1h 雑貨文具・スポーツ
49.0h 食品・飲料
48.8h 旅行・ホテル
48.7h 総合商社
48.6h 監査・税理士法人
47.7h 鉄鋼・非鉄金属
47.5h 電気・プラント関連
47.2h IT・通信機器
46.3h 医療品・医療機器
46.2h 通信・ISP
45.7h 生命・損害保険
45.5h 機械関連

同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。

参考:MONOist 「キャリアニュース

さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。

出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所

他業種や日本全国の平均残業時間と比較してもキーエンスの残業時間は多く、激務ですが、4桁の年収を考えると、問題と感じる社員は少ないのではと思料します。

【キーエンスはやばい?】採用大学

キーエンスの採用大学や就職難易度については下記に記載しています。

是非お読みください。

【キーエンスはやばい?】広報

キーエンスの広報媒体はこちらです。

YouTubeチャンネル・キーエンス KEYENCE CORPORATIONでは、世界に向けて製品情報を発信しています。ただしタイトル、概要はもちろん動画の中身も英語なんです。その代わりキーエンスの製品や事業が一目瞭然でわかるため、就職を少しでも考えている人は一度は一通り見た方がいいと思います。

キーエンス KEYENCE CORPORATION
キーエンスは、ファクトリー・オートメーション(FA)の総合メーカーです。 1974年の会社設立以来、付加価値の創造こそが企業の存在意義であり、付加価値の創造によって社会に貢献するという考えのもと、今まで世の中になかった商品の提供を通じて、お客様の課題を解決すること、新しい価値を生み出し続けること、にこだわり続けてきました。 現在ではFA用センサをはじめとする付加価値の高い商品が、自動車・半導体・電子・電気機器・通信・機械・化学・薬品・食品など幅広い業界で採用され、世界46ヵ国230拠点から30万社のものづくりに貢献しています。
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【キーエンスはやばい?】口コミ・評判について

ここまで、キーエンスの年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。

最後に、キーエンスで実際に働いている社員の口コミを数件記載します。

【キーエンスはやばい?】①:ワークライフバランス

キーエンスのワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。

基本土日休みです。私は少ない方でしたので、年間6〜8日は休日仕事してるかな?くらいです。多い人だと20回近いです。
部署によっては土日も働けとプレッシャーを与えられます。基本営業成績が悪い時は、土日働け、平日早く来い、残業しろ、という感じです。

参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス

キーエンスは、年間休日128日を設定した割に、休日出勤もあるとのことです。営業成績が思わしくないときは、人一倍努力せよといった風潮があるようです。年収が高い裏で、成果を出せずにいるとワークライフバランスで多少の犠牲が伴うと言えそうです。

キーエンスはやばい?】②:働きがい・成長

キーエンスの働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。

働きがい:
給与以外は難しい。
強いて言うならば、人は本当にいい人ばかり。

成長・キャリア開発:
一生懸命に働く姿勢は身につく。
労働体力というものが圧倒的に身につく。

参考:openwork 「働きがい・成長

キーエンスは、高年収でたしかに働きがいを持っている社員の方は多いのかなと思うのですが、比較的ハードワークで自分で意識を変えて真剣に仕事に取り組んでいかないとうまくやっていけない、そんな様子が浮かんできました。

【キーエンスはやばい?】③:退職検討理由

キーエンスの退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。

仕事ができる人が残りできない人は淘汰されていくので自ずと平均年収も高くなる。実力主義の会社であると言える。一方でその実力はなかなか入社前から見切ることは難しいため入ってみて自分が適しているかをみていく必要があると思う。ワークライフバランスも上手くこなしてる人は上手くこなすが仕事が遅い人は帰りなども遅くなり仕事だけの生活になってしまっている人も多かれ少なかれいると思われる。給与面では満足していたがプライベートの時間も欲しいと思い転職することを決意しました。

参考:openwork 「退職検討理由

キーエンスは、やはり社内で「淘汰」されていく内情があるようです。年収が高い代わりに、仕事の難易度も、会社から求められるレベルも高そうです。

キーエンスで活躍するには、やはり人一倍の努力が必要です。

【終わりに】キーエンスの内定獲得方法について

本記事では、キーエンスがやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。

総合的に判断すると、キーエンスは就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。

キーエンスの内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。