【キーエンスの採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

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【キーエンスの採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

今回は、キーエンスの採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。

キーエンスは「日本一給料の高い企業」として有名なため、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。

また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。

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【キーエンスの採用大学】会社概要

基本情報

まず、キーエンスの会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名株式会社キーエンス
代表取締役社長中田 有
設立1974年5月27日
本社大阪市東淀川区東中島1-3-14
従業員数8,961名(2022年3月現在)
親会社に帰属する当期純利益303,360百万円

参考:キーエンス「企業ホームページ

参考:キーエンス「企業ホームページ

キーエンスとは何をしている会社かですが、一言で表すと(画像にもあるように)「ファクトリー・オートメーション(FA)の総合メーカー」となります。

キーエンスは具体的にはセンサ、判別変位センサ、変位計、寸法測定器、安全機器、画像処理システム、画像センサ、マイクロスコープ、顕微鏡、PLC、モータ、タッチパネル、測定器、投影機、バーコードリーダ、ハンディターミナル、データロガー、記録計、流量センサ、圧力センサ、レベルセンサ、レーザマーカ、産業用インクジェット、3Dプリンタ、イオナイザ、静電気対策機器、業務自動化ソフトウェア、データアナリティクスプラットフォームなどのBtoB製品を世に送り出しています。

またキーエンスが優良企業たるゆえんは、商品の7割が世界初、業界初だということです。

FA用センサをはじめとする付加価値の高い商品が、自動車・半導体・電子・電気機器・通信・機械・化学・薬品・食品など幅広い業界で採用され、世界46ヵ国230拠点から30万社のものづくりに貢献しています。

引用:キーエンス「事業内容

経営理念

キーエンスの経営理念は、志望動機において他社との差別化を図る時に使える要素の一つなので、一度目を通すようにしましょう。

「会社を永続させる」

引用:キーエンス「ビジネス

平均年収

キーエンスの平均年収推移は下記のとおりです。

2022年3月期約2182万円
2021年3月期約1751万円
2020年3月期約1839万円
2019年3月期約2110万円
2018年3月期約2088万円
2017年3月期約1861万円
2016年3月期約1777万円
引用:キーエンス「IR情報>有価証券報告書

キーエンスは平均的な企業の年収より”ずば抜けて”高く、内定獲得を狙いたい企業です。

では、どのような大学に所属している学生が一番採用されているのでしょうか。

【キーエンスの採用大学】採用人数1位は慶應義塾大学

採用大学

キーエンスの採用人数1位は慶應義塾大学です。

1位慶應義塾大31人
2位早稲田大30人
3位明治大21人
4位関西学院大16人
5位同志社大13人
6位立教大12人
7位東京工業大11人
7位法政大11人
7位立命館大11人
10位東京大8人
参考:キーエンス「2022年 企業ごとの大学別就職者数 キーエンス

過去の採用大学一覧は下記になっており、全国から幅広く採用していることが分かります。

<大学院>
青山学院大学、愛媛大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、京都工芸繊維大学、京都産業大学、京都女子大学、近畿大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、神戸市外国語大学、神戸女学院大学、駒澤大学、埼玉大学、滋賀大学、首都大学東京、上智大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、専修大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、電気通信大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、東洋大学、徳島大学、同志社大学、同志社女子大学、名古屋大学、名古屋工業大学、奈良先端科学技術大学院大学、南山大学、日本大学、一橋大学、兵庫県立大学、広島大学、福島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、龍谷大学、和歌山大学、早稲田大学、鹿児島大学
<大学>
青山学院大学、愛媛大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、京都工芸繊維大学、京都産業大学、京都女子大学、近畿大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、神戸市外国語大学、神戸女学院大学、駒澤大学、埼玉大学、滋賀大学、首都大学東京、上智大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、専修大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、電気通信大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、東洋大学、徳島大学、同志社大学、同志社女子大学、名古屋大学、名古屋工業大学、南山大学、日本大学、一橋大学、兵庫県立大学、広島大学、福島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、龍谷大学、和歌山大学、早稲田大学

その他全国の大学院・大学

引用:マイナビ2024「キーエンスの新卒採用・会社概要

採用人数

2022年卒の合計採用人数は280名です。そのため、全体の約11%が慶應義塾大学から採用されています。

引用:マイナビ2024「キーエンスの新卒採用・会社概要

学歴フィルター

続いて、キーエンスの学歴フィルターの有無について記載します。

キーエンスは過去、幅広い大学から採用している実績があるため、学歴フィルターはないと考えられます。

学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。

採用倍率

キーエンスの採用倍率は85倍だと考えられます。

※算出方法:ワンキャリアのお気に入り登録数約17000件/採用人数約200人

参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、キーエンスの採用倍率は高いと考えられます。

採用倍率だけで見るとキーエンスへの就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか?

次に、別の切り口からキーエンスの就職難易度について記載していきます。

【キーエンスの採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる

就職難易度

キーエンスの就職難易度は60.4で、有名企業427社の中96でした。

他企業と比較した時の就職難易度

1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン(68.9)
2位:ボストン コンサルティング グループ(66.5)
3位:三菱商事(65.1)
4位:住友商事(64.4)
5位:富士フイルム(64.3)

95位:日立製作所(60.5)
96位:キーエンス(60.4)
97位:オリンパス(60.4)

参考:東洋経済新聞「「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社

就職難易度の算出は以下の方法で行っています。

企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。

大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。

引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社

キーエンスの就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。

下記に内定を獲得するまでの選考フローを記載します。

キーエンスの採用大学】選考フロー

キーエンスの選考フローは下記記載の通りです。

1. 会社説明会

2. 適性検査

3. 面接 個別 複数回

4. 内々定

引用:マイナビ2024「(株)キーエンス

では、キーエンスに内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?

次に、キーエンスの内定獲得のための対策方法について解説します。

キーエンスの採用大学】内定獲得のための対策方法

キーエンスの選考フローを考慮すると、内定獲得のための対策ポイントは下記4つと考えられます。

下記にそれぞれの対策方法を記載します。

1. エントリーシートの対策

キーエンスの内定を獲得する上で一番最初の関門がエントリーシートです。

下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。

2. 筆記試験・適性検査の対策

キーエンスの2024年卒における筆記試験・適性検査はWebテスト、SPIです。

下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。

3. 面接の対策(志望動機・学生時代頑張ったこと)

キーエンスの内定を獲得する上で一番重要なのは複数回にわたる面接です。

面接の質問は、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。

下記に、キーエンスを受ける際の志望動機や学生時代頑張った事の対策方法を解説します。

①志望動機の対策

志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。

キーエンスの志望動機を考える時のポイントは下記3つです。

Ⅰ.キーエンスで実現したいこと」を伝える

志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するためにキーエンスのリソースを使いたい。だからキーエンスを志望する。」がおすすめです。

年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。

詳細解説は下記記事をお読みください。

Ⅱ.過去の経験・想いを入れる

キーエンスで実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。

ただ単に「キーエンスに入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。

Ⅲ.他社ではなくキーエンスである理由を伝える

「他社ではなくキーエンスの理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。

理由を記載する際は、キーエンスが力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。

詳細解説は下記記事をお読みください。

②学生時代頑張ったことの対策

「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。

キーエンスのガクチカを考える時のポイントは下記2つです。

Ⅰ.PRポイントを選定する

闇雲にエピソードを書く前に、まずはキーエンスが求める人材像」を調べましょう。

キーエンスが求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。

ちなみにキーエンスの求める人材像は、ありのままのあなたです!

引用:キーエンス「新卒採用サイト 採用情報

皆さんのありのままの姿を見せていただきたいからです。採用活動において最も重要なのは学生の皆さんと企業とのマッチングです。キーエンスの面接前には何の準備も必要ありませんので、ぜひ等身大の自分でご参加ください。

引用:キーエンス「新卒採用サイト 採用情報

また、キーエンスの社長の言葉「本来の目的を見失うことなく行動し続ける」に共感できる人材もキーエンスが求める人物像だと考えられます。

「何のためにその仕事を行っているのか、何に役立つのか」を考え、本来の目的を見失わないように心掛けることで、当たり前のことを当たり前に実践することが可能となります。

引用:キーエンス「メッセージ

上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことでキーエンスの内定獲得可能性を上げられると考えられます。

Ⅱ.再現性があるか

ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、キーエンスに入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。

インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。

下記ポイントを盛り込み、キーエンス入社後にも再現性があることを伝えましょう。

詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。

4. キーエンスへの内定確率を高めるツールの活用

就活系のサービスは多岐に渡りますが、特にキーエンス攻略に適したサービスは下記3つです。

①スカウトアプリ

まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。

キーエンスの選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースをキーエンスに集中させることが望ましいです。

例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間をキーエンス含む第一志望群の対策に集中

上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。

※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。

OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり

dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり

キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり

②選考情報掲示板アプリ

続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。

適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。

就活を効率的に進めるには必須アイテムです。

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③JOBTV

最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。

JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。

記事執筆時点でキーエンスの登録状況は確認できておりませんが、
電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。

既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。

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キーエンスの採用大学】終わりに

本記事では、キーエンスの採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。

キーエンスの就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。

入念に対策して内定を勝ち取りましょう。

また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。

下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。