【日本製鉄はやばい?】年代別年収・採用大学・将来性・潰れる?・激務など

今回は、日本製鉄の年収、採用大学、将来性、潰れる等の評判について解説します。
ネット上では「日本製鉄 やばい」でヒットする記事もありますが、実態はどうなのでしょうか?
本記事では、日本製鉄の業績や市場環境、労働環境面から「日本製鉄 やばい」の真偽を総合的に判断していきます。
【日本製鉄はやばい?】会社概要

まず、日本製鉄の会社概要を下記に記載します。基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。
事業内容は下記のとおりです。
日本製鉄は日本最大手かつ世界でも有数の鉄鋼メーカーであり、粗鋼生産量世界4位(約4,400万トン/年)、国内では圧倒的な業界1位(シェア約45%)を占める企業です。
日本製鉄グループでは、製鉄事業を中心に下記の4つの事業をメインに展開しています。
世界に名だたる超人気企業のため、事業内容の理解は必須です。必ず目を通しておきましょう。
参考:シューカツFAQ「【日本製鉄の採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説」製鉄事業
「品種事業部基軸の運営」を通じて、製造・販売・技術一体で品種ごとの戦略をスピーディに実行します。
エンジニアリング事業(日鉄エンジニアリング(株))
製鉄・環境・エネルギー関連のプラント建設から、超高層建築物や巨大鋼構造物など多様な領域で、国内外のインフラを支えます。
ケミカル・マテリアル事業(日鉄ケミカル&マテリアル(株))
2018年10月、新日鉄住金化学と新日鉄住金マテリアルズの事業を一体化し、日鉄ケミカル&マテリアルが誕生しました。新日鉄住金化学の芳香族化学合成・精製・配合等の素材設計製造技術と、新日鉄住金マテリアルズの薄箔・細線・微粒子等の材料技術を組み合わせ融合させることで、日本製鉄グループが目指す総合素材対応力強化の一翼を担います。
システムソリューション事業(日鉄ソリューションズ(株))
長年、製鉄業のシステムを24時間365日支えてきた実績で、製造業に加えて、金融・流通・公共等、幅広いお客様に、先端的ITを活用した最適かつ安定したシステムを提供します。
引用:日本製鉄「グループ事業内容」
参考:日本製鉄「会社概要」
ここまでの情報を踏まえると。日本製鉄は東京証券取引所のプライム市場に上場しており、従業員数もグループ会社含め100,000名を超えていることから、安定した大企業のように見受けられます。
続いて、業績の観点から「日本製鉄 やばい」の真偽を掘り下げていきます。
【日本製鉄はやばい?】業績
日本製鉄の過去9年間の業績は、下記の通りになります。
参考:日本製鉄 会社HP「有価証券報告書」
(※売上高/当期純利益は億円未満切り捨て、総資産/純資産は小数点3位以下切り捨て)
日本製鉄は、2025年3月期において売上高約8.7兆円/当期純利益約3,502億円となっています。
日本製鉄は、多額の売上高を計上しており黒字であることから、業績面で不安な点は無いと考えられます。
また、日本製鉄の総資産・純資産の過去推移についても堅調に推移していることが伺えます。
(参考:売上高/当期純利益とは)
売上高:売上高とは、企業がサービスや商品を提供することにより稼いだ、売上金額の総額のこと。売上高が高いと企業の儲けが高いことを表し、逆に低いと企業の儲けが低いことを表している
当期純利益:当期純利益とは、当期の企業の活動でどれくらいの利益が出たのかを表すもの。売上から税金や経費など掛かった費用を全て引いた、企業が最終的に稼いだ利益を表している
参考:Money Forward クラウド会計「売上高とは?意味や定義、営業利益や純利益との違いをわかりやすく解説」
続いて自己資本比率に関しても、2025年3月期末時点で約54.1%であり、他人資本(主に借入金などの負債項目)が多くを占めていないので、倒産可能性は低く経営が安定していると言えます。
(参考:自己資本比率とは)
自己資本比率=純資産/総資産で算出
自己資本比率:自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよい
参考:doda「自己資本比率とは?業種別では何%くらいが目安なの?」
下記は、業種別の自己資本比率平均ですが、これらと比較しても日本製鉄の自己資本比率は安定していると言えるでしょう。
| 業種 | 自己資本比率 |
|---|---|
| 建設業 | 39.5% |
| 製造業 | 45.6% |
| 情報通信業 | 58.6% |
| 運輸業、郵便業 | 36.3% |
| 卸売業 | 38.3% |
| 小売業 | 36.7% |
| 不動産業、物品貸借業 | 32.7% |
| 宿泊業・飲食サービス業 | 14.4% |
| サービス業(ほかに分類されないもの) | 44.9% |
ここまでで日本製鉄は、業績面から安定していると理解できましたが、将来性はどうなのでしょうか。
次に、日本製鉄の将来性について記載します。
【日本製鉄はやばい?】将来性
日本製鉄の業績に影響を及ぼすと考えられる電炉製鉄市場は、下記の通り推移すると考えられます。
鉄鋼市場規模
世界の鉄鋼市場規模は、2024年には162.4億米ドルと評価され、2025年には278.4億米ドル、2033年には534.8億米ドルに達すると予測されており、予測期間(2025~2033年)中は8.50%の年平均成長率(CAGR)で成長します。
急速な都市化、自動車産業の拡大、造船業界からの需要といった要因が市場の成長を促しています。鉄鋼は世界で最も重要なエンジニアリングおよび建設資材です。鉄鋼は、その強度、溶接性、延性から、電気製品、貨物船、外科用メスなどの製造に使用されています。また、環境に優しく、品質を損なうことなく繰り返しリサイクルできます。中国は世界最大の鉄鋼生産国であり、消費国でもあります。都市化の進展やインフラ部門への投資増加などにより、市場は過去数年間、着実に成長を遂げてきました。これらの要因は、予測期間中、世界市場の成長を牽引し続けるでしょう。農業、消費財、加工産業における鉄鋼需要の増加も、世界市場を牽引する要因です。さらに、特に発展途上国における世界的な建築・建設活動も、鉄鋼消費の増加に寄与しています。
さらに、自動車生産の増加と電気機器業界の拡大により、両セグメントは急速な成長を遂げており、市場に大きく貢献しています。技術開発と産業インフラの拡大に加え、経済成長も世界市場を牽引しています。技術の進歩により、市場の総所有コストは低下し、よりエネルギー効率の高い生産・製造プロセスが導入されるようになりました。建築・建設業界において、持続可能で長寿命かつ安価な鉄鋼材料が利用可能になったことで、世界的な鉄鋼需要が高まっています。
参考:straits research「鉄鋼市場」
鉄鋼市場は堅調に推移しており、日本製鉄の今後の業績に大幅に悪影響を与えるものではないと考えられます。
【日本製鉄はやばい?】年代別年収
日本製鉄の平均年収推移は下記のとおりです。
参考:日本製鉄 会社HP「有価証券報告書」
また、年代別の平均年収は下記のとおりです。
日本製鉄の年代別平均年収は、25歳で約400〜500万円、30歳で約600〜700万円、40歳で約850〜1,000万円以上、45歳で約960〜1,200万円以上が目安です。年齢が上がるにつれて年収は増加する傾向にあり、40代以降は評価次第で1,000万円を超えることが期待できます
参考:転職総研「日本製鉄」
また、下記は国税庁による日本全体の平均年収推移です。
参考:国税庁「民間給与実態統計調査結果」
(※千円以下は切り捨てで記載)
日本全体の平均年収と比較しても日本製鉄の平均年収は圧倒的に高い事から優良企業であると言えるでしょう。
【日本製鉄はやばい?】福利厚生
日本製鉄の福利厚生は下記のとおりです。
社宅・独身寮
自宅からの通勤が困難な方は、独身寮に入寮ができ、結婚している方向けに社宅も用意しています。※独身寮は月額「約1万5,000円(電気、ガス、水道代含む)」、社宅は月額「約2万5,000円」となります(平均値)。
社員クラブ・体育施設
社員クラブでは洋食・和食を種類豊富にとりそろえています。また、体育館やグラウンド、球場やプールなど、トレーニングをする施設があります。
年次有給休暇
・20日の年次有給休暇
・残日数があるときは20日を上限として翌年度に繰り越しが可能リフレッシュ休暇
・勤続年数に応じたリフレッシュ休暇(有給)が取得可
配偶者海外転勤同行休暇
・配偶者の海外転勤に同行するための休職
・最大3年間休職が可能キャリアリターン
・退職後5年以内で再入社可能な場合あり
参考:日本製鉄「福利厚生」
日本製鉄は、社宅や独身寮など充実した福利厚生があり、優良企業と言えるでしょう。
また、託児施設料金補助等の子育て支援の制度や、育児や介護・医療関連で補助されるという制度があります。
【日本製鉄はやばい?】激務
日本製鉄の平均残業時間は約23.6時間/月です。
参考:日本製鉄「働きやすさについて」
また、openworkによる業界別残業時間のランキングトップと比較しても、日本製鉄の残業時間はとても少なく激務ではないと言えるでしょう。
同調査は、就職・転職リサーチサイト「Vorkers」に投稿された約7万件の社会人による在籍企業の評価データから、「残業時間」を対象にデータを集計・分析したもの。残業時間には振替休日・代休のない休日出勤も含み、年齢や在籍する業界・職種などの軸で分析している。
参考:MONOist 「キャリアニュース」
さらに、日本全体における月間平均残業時間は下記のとおりです。
※OpenWork 働きがい研究所 「日本の残業時間 定点観測」にて記載の12カ月平均の残業時間を記載。2023年は1月~9月までの平均値にて算出。
出典元:⽇本の残業時間 定点観測 OpenWork 働きがい研究所
出展元:OpenWork 働きがい研究所 「日本の残業時間 定点観測」
他業種や日本全国の平均残業時間と比較しても日本製鉄の残業時間は少なく、激務ではないと言えるでしょう。
【日本製鉄はやばい?】採用大学
日本製鉄の採用大学や就職難易度については下記に記載しています。
是非お読みください。
【日本製鉄はやばい?】広報
日本製鉄の広報媒体はこちらです。
製鉄メーカーということもあり事業をイメージしづらいかもしれませんが、アップされている様々な動画を通して日本製鉄への理解を深めることができるはずです。
就職を少しでも考えている人は一度は見た方がいいと思います。
【日本製鉄はやばい?】口コミ・評判について
ここまで、日本製鉄の年収や福利厚生、激務度等の労働条件について記載しました。
最後に、日本製鉄で実際に働いている社員の口コミを数件記載します。
【日本製鉄はやばい?】①:ワークライフバランス
日本製鉄のワークライフバランスについては、下記の通り口コミが記載されていました。
ワークライフバランスは両立しやすいと思います。 元々の休みも多く、有給取得も奨励されており、フレック ス制度やリモートワーク制度も整ってきています。 仕事との調整はもちろん必要ですが、 あまり不便を感じたことはありません。 昨年は業績悪化により、 残業規制などが厳しく、 臨時休業などもあったため、 多少のサービス残業が必要な場 面もありましたが、生活に支障をきたすほどではなかったです。 ただし、この点は部署によると思います。
参考:openwork 「ワーク・ライフ・バランス」
日本製鉄は、もともと休みが多いことに加え、有給取得やフレックス制度・リモートワーク制度も推進されており、ワークライフバランスは取りやすいといえます。残業などもほとんどないようです。
【日本製鉄はやばい?】②:働きがい・成長
日本製鉄の働きがいや成長については、下記の通り口コミが記載されていました。
働きがい : 担当する案件のうち、規模の大きなテーマは、 会社収益への影響度が大きく、 関わる人数も多いものであり、 やりがいは大きい。ただし、並行して複数のテーマも持つため、各個人への負担は大きい。
成長・キャリア開発 : 新入社員から、規模が大きく確度が高い案件を積極的に担当させてもらえる。 特に若手が担当する際には、ベ テラン社員が一緒につくことが多く、 1人で思い悩むことはない。 成功体験を通じて自信がつくし、いい経験 を積める良い環境だったと思う。 人材育成に関しては、 よく体制が整っていたと感じる。
参考:openwork 「働きがい・成長」
日本製鉄は、規模が大きなテーマを扱うこともあり、やりがいは大きいようです、また新入社員でも大きな仕事を任せてもらえることもあり、人材育成の体制も整っているため、若いうちから成長できる環境だといえます。
【日本製鉄はやばい?】③:退職検討理由
日本製鉄の退職検討理由について、下記の通り口コミが記載されていました。
自身の業務に対する評価や待遇が見合っていないと思った。 同僚の話を聞いても、 ハードワークがベースにあ りながらも給与内容が業務量や内容に見合っていないとの声を聞く。 現在の職場では個人への仕事の任せ方と して残業ありきの考え方があると感じる。 当月でいかに残業をせずに仕事を終えるかを考えながら業務をこな そうとするも、日々の仕事で残業が発生するため何かしらの依頼を受けると当然のように帰宅できない日がし ばしばあった。やるべきことを終えるための残業だがあまりにも残業時間が多いときの上司からのヒアリング も、なぜ時間内に終えられないのか。 といったような聞き方。
参考:openwork 「退職検討理由」
日本製鉄では、ハードワークに対する評価や待遇が見合わないと感じ、退職を検討する人もいるようです。
【終わりに】日本製鉄の内定獲得方法について
本記事では、日本製鉄がやばいか、年収・激務度・福利厚生・将来性・業績などの観点から記載しました。
総合的に判断すると、日本製鉄は就職するにはとても良い企業であり、是非とも内定獲得を狙いたい企業です。
日本製鉄の内定獲得方法については下記記事に徹底解説しているので、是非お読みください。



