【三菱マテリアルの採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説
今回は、三菱マテリアルの採用大学や就職難易度について解説します。
三菱マテリアルは、高待遇BtoB総合素材メーカーのため、採用大学や就職難易度について把握しておくことが重要です。
また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。
【三菱マテリアルの採用大学】会社概要
まず、三菱マテリアルの会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。
三菱マテリアル株式会社
小野 直樹
1950年(昭和25年)
東京都千代田区丸の内三丁目2番3号
連結:23,711人
単体:6,208人 (2022年3月末時点)
6,658,000円
(2022年3月期・単独社員数平均)
連結:1,811,759百万円
(2022年3月期)
45,015(百万円)
(2022年3月期)
参考:三菱マテリアル「企業ホームページ」
三菱マテリアルは、5つの製品を持つBtoB素材メーカーで業績が安定していることに加え、多角化した事業により人や環境などあらゆる面で貢献度が高い企業です。
主な事業内容は8つと多岐に渡ります。
・銅加工事業:高性能かつ高品質な銅製品の製造
・電子材料事業:半導体用のシリコン加工品、シール材、 自動車用のサーミスタセンサや熱線カット塗料などを製造
・加工事業:切削工具と、耐摩工具、建設工具を国内外で製造
・金属事業:銅鉱石の安定調達を目的に、海外銅鉱山への投資
・環境・エネルギー事業:再生可能エネルギーの提供、リサイクル工場の運営
・関連事業:多岐にわたるグループ会社への経営サポートを行う
・研究開発:人と社会と地球のため、「マテリアル=グローバルマーケットで勝ち抜く差別化された製品・技術」を創造
・知的財産:知的財産の創成、係争・ライセンス等他社との交渉において、事業戦略・開発戦略に資する提案を行い、社内・グループ事業部門の知財ガバナンス水準の維持向上を図る
このように三菱マテリアルは、銅を中心に非鉄金属素材と付加価値の高い製品の提供を通じて豊かな社会の構築に貢献しています。またリサイクル可能な製品の提供や廃棄物の再資源化、地熱等再生可能エネルギーの開発・利用促進を通じて循環型社会の構築と脱炭素社会の構築に貢献しています。
就活生からの知名度は低いものの事業が安定していること、高待遇であることから優良企業といえます。
次は、三菱マテリアルの採用大学について記載していきます。
【三菱マテリアルの採用大学】採用人数1位は早稲田大学
三菱マテリアルの採用人数1位は早稲田大学です。
1位 | 早稲田大 | 11人 |
2位 | 北海道大 | 4人 |
3位 | 東京大 | 3人 |
3位 | 東京外国語大 | 3人 |
3位 | 新潟大 | 3人 |
3位 | 九州大 | 3人 |
3位 | 東京理科大 | 3人 |
3位 | 同志社大 | 3人 |
4位 | 関西大 | 2人 |
4位 | 青山学院大 | 2人 |
また、過去の採用大学一覧は下記になっています。
北海道大学、室蘭工業大学、小樽商科大学、秋田大学、岩手大学、秋田県立大学、国際教養大学、山形大学、東北大学、長岡技術科学大学、信州大学、新潟大学、富山大学、宇都宮大学、東京大学、東京工業大学、東京外国語大学、東京農工大学、首都大学東京、一橋大学、筑波大学、埼玉大学、千葉大学、千葉工業大学、横浜国立大学、横浜市立大学、静岡大学、金沢大学、名古屋大学、名古屋工業大学、岐阜大学、京都大学、京都工芸繊維大学、大阪大学、大阪府立大学、大阪工業大学、大阪市立大学、神戸大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、九州大学、九州工業大学、熊本大学、長崎大学、島根大学、大分大学、鹿児島大学、金沢工業大学、芝浦工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、東京電機大学、中央大学、明治大学、立教大学、法政大学、東京都市大学、工学院大学、電気通信大学、成蹊大学、青山学院大学、北里大学、日本大学、職業能力開発総合大学校、東海大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、龍谷大学、徳島文理大学、南カリフォルニア大学
引用:マイナビ「三菱マテリアル(株)」
2022年卒の合計採用数は73名のため、全体の約15.1%が早稲田大学から採用されています。
一方で採用大学を確認すると、全国の大学から幅広く採用していることが分かります。
次に、三菱マテリアルの就職難易度について記載していきます。
【三菱マテリアルの採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる
三菱マテリアルの就職難易度は58.6で、有名企業424社の中178位でした。
他企業と比較した時の就職難易度
1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー(69.4)
2位:ボストン コンサルティング グループ(65.8)
3位:INPEX(65.2)
4位:三井物産(64.7)
5位:三菱商事(64.6)
…
177位:関西ペイント(58.6)
178位:三菱マテリアル(58.6)
179位:キヤノン(58.6)
参考:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
就職難易度の算出は以下の方法で行っています。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。
大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
三菱マテリアルの就職難易度は高いですが、全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。
では、三菱マテリアルに内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
次に、三菱マテリアルの内定獲得のための対策方法について解説します。
【三菱マテリアルの採用大学】内定獲得のための対策方法
三菱マテリアルの内定獲得のための対策ポイントは下記3つです。
限られた面接時間では、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。
下記に、三菱マテリアルを受ける際の志望動機やガクチカの対策方法について解説します。
①志望動機の対策
志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。
三菱マテリアルの志望動機を考える時のポイントは下記3つです。
1.「三菱マテリアルで実現したいこと」を伝える
志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するために三菱マテリアルのリソースを使いたい。だから三菱マテリアルを志望する。」がおすすめです。
年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。
詳細解説は下記記事をお読みください。
2.過去の経験・想いを入れる
「三菱マテリアルで実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。
ただ単に「三菱マテリアルに入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。
3.他社ではなく三菱マテリアルである理由を伝える
「他社ではなく三菱マテリアルの理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。
理由を記載する際は、三菱マテリアルが力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。
詳細解説は下記記事をお読みください。
②学生時代頑張ったことの対策
「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。
三菱マテリアルのガクチカを考える時のポイントは下記2つです。
1.PRポイントを選定する
闇雲にエピソードを書く前に、まずは「三菱マテリアルが求める人材像」を調べましょう。
三菱マテリアルが求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。
三菱マテリアルの求める人材像は下記だと考えられます。
※採用HPにて記載されています。
内容を抜粋すると下記を求める人材として記載しています。
社会はめまぐるしく変化しているなか、事業環境に適応し、自律的に課題を解決しながら創造的に仕事をしていける方、しっかりコミュニケーションをとりながらチームで仕事をしていける方
引用:三菱マテリアル新卒採用HP「採用責任者メッセージ」
その他にも、企業理念やビジョン、3つの挑戦に共感している人材も三菱マテリアルが求める人物像であると考えられます。
・企業理念:「人と社会と地球のために」
引用:三菱マテリアル新卒採用HP「採用責任者メッセージ」
・ビジョン:「ユニークな技術により、人と社会と地球のために新たなマテリアルを創造し、持続可能な社会に貢献するリーディングカンパニー」
・3つの挑戦:
「豊かな社会の構築に貢献」
銅を中心とした非鉄金属素材及び付加価値の高い機能材料・製品の提供を通じて豊かな社会の構築に貢献する。
「循環型社会の構築に貢献」
リサイクル可能な製品の提供、高度なリサイクル技術による廃棄物の再資源化を通じて循環型社会の構築に貢献する。
「脱炭素社会の構築に貢献」
地熱等再生可能エネルギーの開発・利用促進、環境負荷低減を考慮したものづくりの徹底により脱炭素社会の構築に貢献する。
上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことで三菱マテリアルの内定獲得可能性を上げられると考えられます。
2.再現性があるか
ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、三菱マテリアルに入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。
インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。
下記ポイントを盛り込み、三菱マテリアル入社後にも再現性があることを伝えましょう。
詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。
③三菱マテリアルへの内定確率を高めるツールの活用
就活系のサービスは多岐に渡りますが、特に三菱マテリアル攻略に適したサービスは下記3つです。
1.スカウトアプリ
まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。
三菱マテリアルの選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースを三菱マテリアルに集中させることが望ましいです。
例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間を三菱マテリアル含む第一志望群の対策に集中
上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。
※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。
OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり
dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり
キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり
2.選考情報掲示板アプリ
続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。
適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。
就活を効率的に進めるには必須アイテムです。
3.JOBTV
最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。
JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。
記事執筆時点で三菱マテリアルの登録状況は確認できておりませんが、電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。
既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。
【三菱マテリアルの採用大学】終わりに
本記事では、三菱マテリアルの採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。
三菱マテリアルの就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。
入念に対策して内定を勝ち取りましょう。
また、本サイトでは選考対策に特化した記事を多数掲載しています。
下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。