今回は、ヤフーの採用大学や就職難易度について解説します。

ヤフーは、高待遇、自由な働き方（副業、在宅勤務、フレックス勤務）等を備える優良IT企業です。

そのため就活生人気も高く、採用大学や就職難易度について把握しておくことが重要です。

また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。

【ヤフーの採用大学】会社概要

まず、ヤフーの会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

参考：ヤフー株式会社「会社情報」

Yahooは高待遇と自由度の高い働き方ができることに定評のあるインターネットサービス企業です。

主に次のようなサービスを提供しています。

1. 検索エンジン: Yahoo!検索で、Web、イメージ、ビデオ、ニュースなどの検索結果を提供
2. メール: Yahoo!メールで、大容量のメールボックス、スパムフィルタリング、モバイルデバイスでのアクセスなどの機能を提供
3. ニュース: Yahoo!ニュースで国内外の最新ニュース、スポーツ、エンタメなどの幅広いジャンルのニュースを提供
4. ファイナンス: Yahoo!ファイナンスで、株価、為替、商品、金利などのリアルタイムデータを提供
5. スポーツ: Yahoo!スポーツで、スコア、試合日程、ニュースなどのスポーツ情報を提供
6. エンターテインメント: Yahoo!エンタメで、映画、音楽、テレビ、スターなどのエンタメ情報を提供
7. オンライン広告: 検索広告、バナー広告などを通じて、ターゲットとなる顧客にアクセスする機会を提供
8. eコマース: Yahoo!ショッピングで、オンラインショッピングのプラットフォームとして、商品の検索、購入、配送などを提供
9. ソーシャルメディア: Yahoo!ブログやYahoo!JAPANなどのSNSサービスを提供し、コミュニケーションや情報共有をサポート

事業内容も幅広く、キャリア構築の自由度の高さも特徴の1つです。

次は、ヤフーの採用大学について記載していきます。

【ヤフーの採用大学】採用人数1位は東京大学

ヤフーの採用人数1位は東京大学です。

1位	東京大	16人
2位	早稲田大	11人
3位	筑波大	8人
3位	京都大	8人
3位	大阪大	8人
4位	中央大	6人
4位	明治大	6人
4位	同志社大	6人
5位	電気通信大	5人
5位	立命館大	5人

2019年卒の合計採用数は約100名（ビジネス職）のため、全体の約16％が東京大学から採用されています。

※デザイナー、エンジニア職は合計約350名の採用でした。

また、過去の採用大学一覧は下記になっています。

ランキング上位は高学歴が占めていますが、採用大学を確認すると全国の大学から幅広く採用していることが分かります。

次に、ヤフーの就職難易度について記載していきます。

【ヤフーの採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる

ヤフーの就職難易度は58.9で、有名企業424社の中164位でした。

就職難易度の算出は以下の方法で行っています。

企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。

大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試（合格可能性80％）を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト（2020年以前はセンター）利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。

引用：東洋経済新聞「最新版｢入社が難しい有名企業｣ランキング200社」

ヤフーの就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。

では、ヤフーに内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか？

次に、ヤフーの内定獲得のための対策方法について解説します。

【ヤフーの採用大学】内定獲得のための対策方法

ヤフーの内定獲得のための対策ポイントは下記３つです。

限られた面接時間では、志望動機・学生時代頑張ったこと（ガクチカ）に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。

下記に、ヤフーを受ける際の志望動機やガクチカの対策方法を解説します。

①志望動機の対策

志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。

ヤフーの志望動機を考える時のポイントは下記３つです。

1.「ヤフーで実現したいこと」を伝える

志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するためにヤフーのリソースを使いたい。だからヤフーを志望する。」がおすすめです。

年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。

詳細解説は下記記事をお読みください。

2.過去の経験・想いを入れる

「ヤフーで実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか？」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。

ただ単に「ヤフーに入って○○したいです！」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。

3.他社ではなくヤフーである理由を伝える

「他社ではなくヤフーの理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。

理由を記載する際は、ヤフーが力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。

詳細解説は下記記事をお読みください。

②学生時代頑張ったことの対策

「学生時代頑張ったこと（以下、ガクチカ）」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。

ヤフーのガクチカを考える時のポイントは下記2つです。

1.PRポイントを選定する

闇雲にエピソードを書く前に、まずは「ヤフーが求める人材像」を調べましょう。

ヤフーが求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。

ヤフーの求める人材像は下記ミッション、ビジョン、ステートメントに共感し、事業貢献できる人材かと思われます。

引用：ヤフー株式会社「ミッション・ビジョン・ステイトメント」

また、Yahooは、高い技術力とビジネス知識を持つ人材を求めていると考えられます。
具体的には、以下のような人物像を求めていると考えられます。

1. イノベーションに対して積極的な姿勢を持つ人:
   Yahooは常に新しいサービスや技術を開発し、提供しているため、イノベーションに対して積極的な姿勢を持つ人が適していると考えられます。
2. チームワークを重視する人:
   Yahooでは、様々な部署やチームが協力しながら、サービスを開発・提供していくため、チームワークを重視する人が適していると考えられます。
3. 結果に対してフォーカスできる人:
   Yahooは、サービスの開発・提供にあたり、結果にフォーカスし、タイムリーに対応することが求められます。
   そのため、成果を重視する人が適していると考えられます。

上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことで内定可能性を上げられると考えられます。

2.再現性があるか

ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、ヤフーに入社してからも再現性があるか？」を人事は確認してます。

インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。

下記ポイントを盛り込み、ヤフー入社後にも再現性があることを伝えましょう。

詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。

③ヤフーへの内定確率を高めるツールの活用

就活系のサービスは多岐に渡りますが、特にヤフー攻略に適したサービスは下記3つです。

1.スカウトアプリ

まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。

ヤフーの選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースをヤフーに集中させることが望ましいです。

上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。

※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。

OfferBox：マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用　※変動あり

dodaキャンパス：SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用　※変動あり

キミスカ：三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用　※変動あり

2.選考情報掲示板アプリ

続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。

適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。

就活を効率的に進めるには必須アイテムです。

『ONE CAREER』のご利用はこちら

3.JOBTV

最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。

JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。

記事執筆時点でヤフーの登録状況は確認できておりませんが、
電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。

既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。

『JOBTV』のご利用はこちら

【ヤフーの採用大学】終わりに

本記事では、ヤフーの採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。

ヤフーの就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。

入念に対策して内定を勝ち取りましょう。

また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。

下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。