【ライオンの採用大学】就職難易度・採用人数・内定獲得のための対策方法について解説
今回は、ライオンの採用大学や就職難易度について解説します。
ライオンは、誰もが知っている大手生活用品メーカーのため就活生人気が高く、採用大学や就職難易度について把握しておくことが重要です。
また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。
【ライオンの採用大学】会社概要
まず、ライオンの会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。
ライオン株式会社
掬川 正純
1891年(明治24年)
東京都台東区蔵前1-3-28
連結:7,584名
単体:3,165名(2022年3月末時点)
7,275,422円
(2022年3月期・単独社員数平均)
連結:366,234(百万円)
(2022年3月期)
23,759(百万円)
(2022年3月期)
参考:ライオン「企業ホームページ」
ライオンは、創業130年の日本の大手生活用品メーカーであり、洗剤・石鹸・歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品、通販、 ペット用品、化学品を手がけています。知名度が抜群に高いため、学生からの人気が非常に高いと考えられます。
事業内容は大きく分けて3つあります。
・一般用消費財事業:ハミガキやハブラシ、石けん、洗剤などの衛生用品や、ヘアケア・スキンケア等の化粧品、薬品等の開発・製造・販売を行います
・海外事業:主にアジアを中心に、一般消費財や産業用品を展開しています。特にタイやマレーシア、韓国などアジアに強みがあります
・産業用品事業:食品工場や病院など法人向けに、衛生管理をサポートする製品・サービスの提供を行っています
上記のように、ライオンは歯磨き粉や洗剤など日常生活で欠かせない製品や、飲食店や病院に業務用の製品、タイ、マレーシア、韓国などアジアへ向けて、文化や言葉を超えグローバルに、くらしに役立つ製品を提供しています。
海外事業の売上は全体の27%を占めており、今後も力を入れていくことが考えられます。
次は、ライオンの採用大学について記載していきます。
【ライオンの採用大学】採用人数1位は慶應義塾大学、早稲田大学
ライオンの採用人数1位は慶應義塾大学、早稲田大学です。
1位 | 早稲田大 | 5人 |
1位 | 慶應義塾大 | 5人 |
3位 | 京都大 | 4人 |
3位 | 大阪大 | 4人 |
5位 | 同志社大 | 3人 |
5位 | 神戸大 | 3人 |
7位 | 横浜国立大 | 2人 |
7位 | 明治大 | 2人 |
7位 | 東北大 | 2人 |
7位 | 芝浦工業大 | 2人 |
また、過去の採用大学一覧は下記になっています。
<大学院>
青山学院大学、茨城大学、宇都宮大学、大阪大学、大阪府立大学、岡山大学、お茶の水女子大学、香川大学、金沢大学、北里大学、九州大学、京都大学、近畿大学、群馬大学、慶應義塾大学、神戸大学、埼玉大学、芝浦工業大学、上智大学、千葉大学、中央大学、東京大学、東京工業大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、東北大学、同志社大学、長崎大学、名古屋大学、広島大学、明治大学、横浜国立大学、立命館大学、早稲田大学
<大学>
青山学院大学、大阪府立大学、金沢大学、関西学院大学、学習院大学、京都大学、京都薬科大学、慶應義塾大学、神戸大学、静岡県立大学、芝浦工業大学、上智大学、筑波大学、東京大学、同志社大学、名古屋大学、一橋大学、法政大学、北海道大学、宮崎大学、明治大学、明治薬科大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学その他多数
引用:マイナビ「ライオン(株)」
2021年卒の合計採用数は82名のため、全体の約12%が慶應義塾大学、早稲田大学から採用されています。
一方で採用大学一覧を確認すると、全国の大学から幅広く採用していることが分かります。
次に、ライオンの就職難易度について記載していきます。
【ライオンの採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる
ライオンの就職難易度は60.1で、有名企業424社の中109位でした。
他企業と比較した時の就職難易度
1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー(69.4)
2位:ボストン コンサルティング グループ(65.8)
3位:INPEX(65.2)
4位:三井物産(64.7)
5位:三菱商事(64.6)
…
108位:NTTコミュニケーションズ(60.1)
109位:ライオン(60.1)
110位:三越伊勢丹(60.1)
参考:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
就職難易度の算出は以下の方法で行っています。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。
大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
ライオンの就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。
では、ライオンに内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
次に、ライオンの内定獲得のための対策方法について解説します。
【ライオンの採用大学】内定獲得のための対策方法
ライオンの内定獲得のための対策ポイントは下記3つです。
限られた面接時間では、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。
下記に、ライオンを受ける際の志望動機やガクチカの対策方法について解説します。
①志望動機の対策
志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。
ライオンの志望動機を考える時のポイントは下記3つです。
1.「ライオンで実現したいこと」を伝える
志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するためにライオンのリソースを使いたい。だからライオンを志望する。」がおすすめです。
年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。
詳細解説は下記記事をお読みください。
2.過去の経験・想いを入れる
「ライオンで実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。
ただ単に「ライオンに入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。
3.他社ではなくライオンである理由を伝える
「他社ではなくライオンの理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。
理由を記載する際は、ライオンが力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。
詳細解説は下記記事をお読みください。
②学生時代頑張ったことの対策
「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。
ライオンのガクチカを考える時のポイントは下記2つです。
1.PRポイントを選定する
闇雲にエピソードを書く前に、まずは「ライオンが求める人材像」を調べましょう。
ライオンが求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。
ライオンの求める人材像は下記だと考えられます。
ライオンは、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」ことをパーパス(存在意義)として掲げ、日々活動しています。
引用:ライオン「求める人物像」
また、このパーパスを実践していくための、日々の考え方・行動・判断の拠り所として、ビリーフス(信念)を定めています。
ライオンは、当社のパーパスに共感し、その実践のためにビリーフスを携え共に行動できる人を求めています。
上記のように、ライオンは、当社のパーパス(存在意義)に共感し、その実践のためにビリーフス(信念)を携え共に行動できる人を求めていると考えられます。
そのため学生時代頑張った事では、活動内容の充実も大事ですが、活動を始めた理由を明確に言語化し、始めた理由や想いがライオンのパーパスと繋がるとより好ましいと考えられます。
また、パーパス(存在意義)とビリーフス(信念)は以下になります。
パーパス:より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)
ビリーフス:
引用:ライオン「求める人物像」
①価値は顧客が決める
②自分の心に従い、自ら動こう
③スピードは世界を救う
④化学反応を起こそう
⑤変化こそ、私たちを進化させる
志望動機にも共通しますが、習慣化への想いを伝えられると良いと考えられます。
上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことでライオンの内定獲得可能性を上げられると考えられます。
2.再現性があるか
ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、ライオンに入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。
インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。
下記ポイントを盛り込み、ライオン入社後にも再現性があることを伝えましょう。
詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。
③ ライオンへの内定確率を高めるツールの活用
最近では就活系のツールが増加傾向にあるため、どのツールが良いのか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、ライオンの選考を有利に進めることのできるツールを3つ厳選して紹介します。
1.スカウトアプリ
まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。
ライオンの選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースをライオンに集中させることが望ましいです。
例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間をライオン含む第一志望群の対策に集中
上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。
※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。
OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり
dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり
キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり
2.選考情報掲示板アプリ
続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。
適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。
就活を効率的に進めるには必須アイテムです。
3. JOBTV
最後に企業分析を効率化するために、JOBTVの活用を推奨します。
JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題であるため、効率的に企業分析を行うことができます。
1000社を超える企業が登録されており、日々説明会動画は増え続けているため、ライオンの説明会動画が登録されているかは定かではありません。
しかし、電通、KDDI、キリン等も利用しているサービスですので、ライオンが登録されていない場合でも有用でしょう。
企業のカバー範囲から、全就活生におすすめできるサービスです。
【ライオンの採用大学】終わりに
本記事では、ライオンの採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。
ライオンの就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。
入念に対策して内定を勝ち取りましょう。
また、本サイトでは選考対策に特化した記事を多数掲載しています。
下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。