【IHIの採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

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【IHIの採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

今回は、IHIの採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。

IHIは、高待遇総合重工業メーカーのため就活生人気が高く、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。

また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。

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【IHIの採用大学】会社概要

まず、IHIの会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名
株式会社IHI 
代表取締役社長
井手 博
設立
明治22年(1889年)
本社
東京都江東区豊洲三丁目1-1 豊洲IHIビル
従業員数
28,801名(2022年3月末時点)
平均年収
7,364,797円
(2022年3月期
売上高
1,172,904(百万円)
(2022年3月期
親会社に帰属する当期純利益
66,065(百万円)
(2022年3月期)

参考:IHI「企業ホームページ

IHIは重工業を主体とする製造会社であり、日本を代表する創業160年の老舗企業の一つで日本の工業技術の発達に大きく貢献し、数多くの実績を積んできました。現在は、国内のみならず海外でも様々な製品でトップクラスのシェアを占めています。

IHIは日々の生活を支える製品から宇宙の領域まで、新たな価値をつくりだす4つの事業を展開しています。

・資源・エネルギー・環境:産業の発展、豊かな生活に欠かせないエネルギー製品、サービスを、地球にやさしい方法で提供
・社会基盤・海洋:世界中の人びとと社会にとって「要」になる社会インフラの整備、海底資源などの活用にも着手
・産業システム・汎用機械:物流システムや真空熱処理設備などのソリューションを提供し「ものづくり」の未来をサポート
・航空・宇宙・防衛:次世代エンジン、ロケットの研究開発·製造など、航空·宇宙分野の未来を研究

上記のようにIHIは、暮らしの中の道路や建物、交通システムから、各分野における最先端の技術・製品を提供し続けています。また、各事業のつながりを強め、時代の変化に対応する力を養い安定した業績を収めています。

次は、IHIの採用大学について記載していきます。

【IHIの採用大学】採用人数1位は東北大学、東京大学、東京工業大学、九州大学

IHIの採用人数1位は東北大学、東京大学、東京工業大学、九州大学です。

1位東北大7人
1位東京大7人
1位東京工業大7人
1位九州大7人
5位慶應義塾大4人
5位早稲田大4人
7位千葉大3人
7位東京農工大3人
7位京都大3人
7位東京理科大ほか3人
参考:大学通信ONLINE「2022年 企業ごとの大学別就職者数 IHI

過去の採用大学一覧はありませんでしたが、過去3年間の採用人数は約150人で、上位10校の採用人数を合計しても32%ほどなので全国の幅広い大学から採用されていることがわかります。

引用:リクナビ「IHIの新卒採用・会社概要

【IHIの採用大学】学歴フィルターはない

続いて、IHIの学歴フィルターの有無について記載します。

IHIは過去、幅広い大学から採用している実績があるため、学歴フィルターはないと考えられます。

学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。

【IHIの採用大学】採用倍率は推定158倍

IHIの採用倍率は約158倍だと考えられます。

(ご参考:算出方法)

98倍(同じメーカーのダイキン工業の採用倍率)×約311名(ダイキン工業の採用人数)÷193人(IHIの採用人数)

参考:リクナビ 「IHIの新卒採用
参考:ダイキン工業株式会社「採用情報
参考:俺の転職活動塾「有名企業採用倍率ランキング

参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、IHIの採用倍率は高いと考えられます。

採用倍率だけで見るとIHIへの就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか?

次に、別の切り口からIHIの就職難易度について記載していきます。

【IHIの採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる

IHIの就職難易度は59.4で、有名企業427社の中134位でした。

他企業と比較した時の就職難易度

1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン(68.9)
2位:ボストン コンサルティング グループ(66.5)
3位:三菱商事(65.1)
4位:住友商事(64.4)
5位:富士フイルム(64.3)

133:パナソニック(59.5)
134位:IHI(59.4)
135位:住友電気工業(59.4)

参考:東洋経済新聞「「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社

就職難易度の算出は以下の方法で行っています。

企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。

大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。

引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社

IHIの就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。

では、IHIに内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?

次に、IHIの内定獲得のための対策方法について解説します。

IHIの採用大学】内定獲得のための対策方法

IHIの内定獲得のための対策ポイントは下記3つです。

限られた面接時間では、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。

下記に、IHIを受ける際の志望動機やガクチカの対策方法について解説します。

①志望動機の対策

志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。

IHIの志望動機を考える時のポイントは下記3つです。

1.IHIで実現したいこと」を伝える

志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するためにIHIのリソースを使いたい。だからIHIを志望する。」がおすすめです。

年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。

詳細解説は下記記事をお読みください。

2.過去の経験・想いを入れる

「IHIで実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。

ただ単に「IHIに入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。

3.他社ではなくIHIである理由を伝える

「他社ではなくIHIの理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。

理由を記載する際は、IHIが力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。

詳細解説は下記記事をお読みください。

②学生時代頑張ったことの対策

「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。

IHIのガクチカを考える時のポイントは下記2つです。

1.PRポイントを選定する

闇雲にエピソードを書く前に、まずはIHIが求める人材像」を調べましょう。

IHIが求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。

IHIの求める人材像は下記だと考えられます。

IHIでは「求める人材像」として次の5項目を定義しています。

「誠実と信頼」の心を大切にして人と接することができること
「お客さまと社会のために」貢献することを第一に考えられること
「創造と革新」に挑み続け、新しい価値の創造を追求できること
「チームワーク」を考え、まわりと協調しながら行動できること
「世界レベルのプロフェッショナル」として高い志を持てること


これは事務系・技術系問わず、IHIで働くすべての人に求める理想の社員像であり、一人の人間として追い求めたい姿ともいえるでしょう。この5つのキーワードを意識しながらIHIで働くことを通じて、プロフェッショナルとして、人間として成長していただきたいと考えています。

IHIには、前向きなチャレンジ精神、物事への真摯な姿勢、夢をあきらめない粘り強さを尊重する企業風土があります。製品や技術に対するプライドやこだわりは、時には不器用と思えるほどですが、こうした社員の熱意や真摯な姿勢がお客さまをはじめとする社内外の共に働く人々に伝わり、大きなプロジェクトを成し遂げ、次の新しい課題へ向かって「また一緒に働こう!」という原動力につながっていると感じています。
そんな企業風土に共感していただき、自分を高めながら社会に貢献したいという高い志のある方をお待ちしています。

引用:IHI「採用グループ長インタビュー

また、IHIはグローバルに事業展開をしているため、海外志向をPRすること(TOEICの点数・英語関連で取り組んでいる事・留学…etc)も加点に繋がると考えられます。

上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことでIHIの内定獲得可能性を上げられると考えられます。

2.再現性があるか

ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、IHIに入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。

インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。

下記ポイントを盛り込み、IHI入社後にも再現性があることを伝えましょう。

詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。

③ IHIへの内定確率を高めるツールの活用

最近では就活系のツールが増加傾向にあるため、どのツールが良いのか迷ってしまいますよね。

そこで本記事では、IHIの選考を有利に進めることのできるツールを3つ厳選して紹介します。

①スカウトアプリ

まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。

IHIの選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースをIHIに集中させることが望ましいです。

例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間をIHI含む第一志望群の対策に集中

上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。

※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。

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dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり

キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり

②選考情報掲示板アプリ

続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。

適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。

就活を効率的に進めるには必須アイテムです。

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③JOBTV

最後に企業分析を効率化するために、JOBTVの活用を推奨します。

JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題であるため、効率的に企業分析を行うことができます。

1000社を超える企業が登録されており、日々説明会動画は増え続けているため、IHIの説明会動画が登録されているかは定かではありません。

しかし、電通、KDDI、キリン等も利用しているサービスですので、IHIが登録されていない場合でも有用でしょう。

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【IHIの採用大学】終わりに

本記事では、IHIの採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。

IHIの就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。

入念に対策して内定を勝ち取りましょう。

また、本サイトでは選考対策に特化した記事を多数掲載しています。

下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。