【毎日放送の採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説
今回は、毎日放送の採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。
毎日放送は、人気のキー局のため、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。
また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。
【毎日放送の採用大学】会社概要
基本情報
まず、毎日放送の会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。
参考:毎日放送「企業ホームページ」
毎日放送では、「情熱大陸」「プレバト!!」などの全国ネット番組や、関西ローカルの「せやねん」「よんチャンTV」など地域に密着した番組を制作しています。 報道にはドキュメンタリー専門の部署があり、1999年には「国際エミー賞」のグランプリなども受賞しています。スポーツは「センバツ甲子園」「花園ラグビー」などのスポーツ中継を担当しています。また、近年は、インターネットビジネスにも取り組んでおり、バラエティ番組『歌ネタ王決定戦』でLINEさんと、『センバツ高校野球』で Yahoo! JAPANさんとコラボレーションするなど、業界の変化と共に、様々な事業を展開しています。
参考:毎日放送「MBSの歩み」
経営理念
毎日放送の経営理念は、志望動機において他社との差別化を図る時に使える要素の一つなので、一度目を通すようにしましょう。
「推しをお仕事に」
引用:毎日放送「社長メッセージ」
平均年収
毎日放送の平均年収推移は下記のとおりです。
2022年3月期 | 約1261万円 |
2021年3月期 | 約1325万円 |
2020年3月期 | 約1309万円 |
2019年3月期 | 約1315万円 |
2018年3月期 | 約1343万円 |
毎日放送は平均的な企業の年収より高く、内定獲得を狙いたい企業です。
では、どのような大学に所属している学生が一番採用されているのでしょうか。
【毎日放送の採用大学】全国から採用可能性あり
毎日放送の2020年度採用人数は13名でした。
過去の採用大学一覧は下記になっています。
青山学院大学、大阪大学、大阪薬科大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、神戸市外国語大学、神戸女学院大学、滋賀大学、上智大学、成蹊大学、千葉大学、中央大学、津田塾大学、東京大学、東京海洋大学、東京外国語大学、東京理科大学、同志社大学、長崎大学、名古屋大学、南山大学、日本女子大学、一橋大学、兵庫県立大学、広島大学、フェリス女学院大学、北海道大学、明治大学、明治薬科大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学
引用:リクナビ「毎日放送の新卒採用・会社概要」
全国の大学から幅広く採用していることが分かります。
次に、毎日放送の就職難易度について記載していきます。
引用: リクナビ「毎日放送の新卒採用・会社概要」
学歴フィルター
続いて、毎日放送の学歴フィルターの有無について記載します。
毎日放送は過去、幅広い大学から採用している実績があるため、学歴フィルターはないと考えられます。
学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。
採用倍率
毎日放送の採用倍率は133倍~145倍だと考えられます。
(ご参考:算出方法)
100倍(同業の読売テレビの採用倍率)×約16~20名(読売テレビの採用人数)÷11人~15人(毎日放送の採用人数)
参考: リクナビ「読売テレビの新卒採用」
参考:リクナビ「毎日放送の新卒採用」
参考:俺の転職活動塾「有名企業採用倍率ランキング」
参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、毎日放送の採用倍率は高いと考えられます。
採用倍率だけで見ると毎日放送への就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか?
次に、別の切り口から毎日放送の就職難易度について記載していきます。
【毎日放送の採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる
就職難易度
毎日放送の就職難易度は61.7で、有名企業427社の中50位でした。
他企業と比較した時の就職難易度
1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン(68.9)
2位:ボストン コンサルティング グループ(66.5)
3位:三菱商事(65.1)
4位:住友商事(64.4)
5位:富士フイルム(64.3)
…
48位:江崎グリコ(61.7)
49位:毎日放送(61.7)
50位:オリックス(61.7)
参考:東洋経済新聞「「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社」
就職難易度の算出は以下の方法で行っています。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。
大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
毎日放送の就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。
下記に内定を獲得するまでの選考フローを記載します。
【毎日放送の採用大学】選考フロー
毎日放送の選考フローは下記記載の通りです。
1. エントリーシート
2. 適性検査
3. 一次面接
4. 二次面接
5. 最終面接
6. 内々定
引用:リクナビ「毎日放送選考例」
では、毎日放送に内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
次に、毎日放送の内定獲得のための対策方法について解説します。
【毎日放送の採用大学】内定獲得のための対策方法
毎日放送の選考フローを考慮すると、内定獲得のための対策ポイントは下記4つと考えられます。
下記にそれぞれの対策方法を記載します。
1. エントリーシートの対策
毎日放送の内定を獲得する上で一番最初の関門がエントリーシートです。
下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。
2. 筆記試験・適性検査の対策
毎日放送の2022年度における筆記試験・適性検査は、玉手箱です。
下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。
3. 面接の対策(志望動機・学生時代頑張ったこと)
毎日放送の内定を獲得する上で一番重要なのは複数回にわたる面接です。
面接の質問は、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。
下記に、毎日放送を受ける際の志望動機や学生時代頑張った事の対策方法を解説します。
①志望動機の対策
志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。
毎日放送の志望動機を考える時のポイントは下記3つです。
Ⅰ.「毎日放送で実現したいこと」を伝える
志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するために毎日放送のリソースを使いたい。だから毎日放送を志望する。」がおすすめです。
年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。
詳細解説は下記記事をお読みください。
Ⅱ.過去の経験・想いを入れる
「毎日放送で実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。
ただ単に「毎日放送に入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。
Ⅲ.他社ではなく毎日放送である理由を伝える
「他社ではなく毎日放送の理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。
理由を記載する際は、毎日放送が力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。
詳細解説は下記記事をお読みください。
②学生時代頑張ったことの対策
「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。
毎日放送のガクチカを考える時のポイントは下記2つです。
Ⅰ.PRポイントを選定する
闇雲にエピソードを書く前に、まずは「毎日放送が求める人材像」を調べましょう。
毎日放送が求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。
毎日放送の求める人材像は下記だと考えられます。
引用:毎日放送「推しをお仕事に」
毎日放送は大阪梅田に本社がありながら、
全国・世界に様々なコンテンツを発信する放送局です。
「発信する」ということは、「なにかを伝える」ということです。ここ数年は本格的にネットの世界に足を踏み入れています。
テレビで作ったものをネットで流すだけでは、
面白くもないし、意味がありません。
放送局の制作力や報道力を生かして、
放送局ならではのコンテンツを考えて、ネットの世界からも収益も上げています。夢(=やりたいこと)がなければ我々の仕事は始まりません。
夢がビジネスになる限り、毎日放送は全ての社員が夢を語れる企業でありたいと思っています。面談やエントリーシートでは就活生のみなさんにもぜひ夢を語っていただきたいです。
引用:リクナビ「求める人物像」
また就活を通じてみなさんが夢を見つけるお手伝いができればとも思っています。
みなさんの夢をぜひ聞かせてください。
毎日放送では、自分の夢を持ち、その夢に対して情熱や誇りを持ち、その夢の実現のために毎日放送というフィールドを使って仕事をしたい人が求められると考察します。夢がなければ情熱的なビジネスは生まれません。一人一人の夢を大切にする毎日放送では、自分の確固とした夢を持った人物が求められるでしょう。
また、毎日放送が掲げるバリューに共感できる人材も毎日放送が求める人物像だと考えられます。
毎日放送が目指す先は…
放送局のビジネスの舞台はネットの世界へとシフトしています。我々にとって数年前まではネットは脅威でしかありませんでしたが、今ではネットは強力な仲間になりました。バラエティ番組『歌ネタ王決定戦』でLINEさんと、『センバツ高校野球』で Yahoo! JAPANさんとコラボレーションさせていただきました。いずれも想像以上の成果を出し、ネットでのビジネスの可能性を確信するビジネスになりました。ネットに進出する時代になり、若い世代を意識したコンテンツ作りへの需要が加速しています。放送で培ってきた制作力や報道力を持ってネットに進出する。それが皆さんと一緒に作っていくこれからの毎日放送だと考えております。
引用:リクナビ「毎日放送」
上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことで毎日放送の内定獲得可能性を上げられると考えられます。
Ⅱ.再現性があるか
ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、毎日放送に入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。
インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。
下記ポイントを盛り込み、毎日放送入社後にも再現性があることを伝えましょう。
詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。
4. 毎日放送への内定確率を高めるツールの活用
就活系のサービスは多岐に渡りますが、特に毎日放送攻略に適したサービスは下記3つです。
①スカウトアプリ
まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。
毎日放送の選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースを毎日放送に集中させることが望ましいです。
例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間を毎日放送含む第一志望群の対策に集中
上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。
※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。
OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり
dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり
キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり
②選考情報掲示板アプリ
続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。
適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。
就活を効率的に進めるには必須アイテムです。
③JOBTV
最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。
JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。
記事執筆時点で毎日放送の登録状況は確認できておりませんが、
電通、毎日放送、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。
既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。
【毎日放送の採用大学】終わりに
本記事では、毎日放送の採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。
毎日放送の就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。
入念に対策して内定を勝ち取りましょう。
また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。
下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。