【オリックスの採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

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【オリックスの採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

今回は、オリックスの採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。

オリックスは、プロ野球リームのスポンサー企業で知名度が高く、かつ多角的事業を行う人気企業のため、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。

また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。

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【オリックスの採用大学】会社概要

基本情報

まず、オリックスの会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名オリックス株式会社
代表取締役社長井上 亮
設立1964年4月
本社東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿易センタービル南館
従業員数33,253名
親会社に帰属する当期純利益312,135百万円

参考:オリックス「企業ホームページ

オリックスといえば、若い頃のイチローが活躍した野球チーム、現在のオリックスバッファローズの所有会社というイメージもありますが、元々リース事業から始まった会社で、今では法人金融、ICT機器、環境エネルギー、自動車(オリックスレンタカー)、不動産、銀行、生命保険と幅広い分野の事業を展開しています。

また、2016年以降、空港や、上工下水処理場の運営にも携わっています。

オリックスグループは1964年の設立から58年を経て、投融資事業、生命保険、銀行、資産運用、不動産事業、環境エネルギー関連事業、自動車・船舶・航空機等のアセットファイナンス事業など多角的に事業を推進する企業群に成長してまいりました。
現在は、世界約30カ国・地域において約32,000人の役職員により事業を展開しております。

引用:オリックス「トップメッセージ
オリックス「企業ホームページ

経営理念

オリックスの経営理念は、志望動機において他社との差別化を図る時に使える要素の一つなので、一度目を通すようにしましょう。

企業理念
オリックスは、たえず市場の要請を先取りし、先進的・国際的な金融サービス事業を通じて、新しい価値と環境の創造を目指し、社会に貢献してまいります。

引用:オリックス「企業理念

平均年収

オリックスの平均年収推移は下記のとおりです。

2022年3月期約885万円
2021年3月期約858万円
2020年3月期約871万円
2019年3月期約880万円
2018年3月期約856万円
2017年3月期約859万円
2016年3月期約787万円
引用:オリックス「IR情報>有価証券報告書

オリックスは平均的な企業の年収より高く、内定獲得を狙いたい企業です。

では、どのような大学に所属している学生が一番採用されているのでしょうか。

【オリックスの採用大学】採用人数1位は慶應義塾大学

採用大学

オリックスの採用人数1位は慶應義塾大学です。

1位慶應義塾大5人
2位大阪大4人
2位青山学院大4人
4位東京大3人
4位一橋大3人
4位早稲田大3人
7位東京工業大2人
7位京都大2人
7位神戸大2人
7位立教大2人
参考:オリックス「2022年 企業ごとの大学別就職者数 オリックス

採用実績大学名は公表されていませんが、採用予定学科は幅広いうえ、既卒も応募可能です。

応募資格
短大、大学、大学院卒業見込みの方 または 短大、大学、大学院卒業の方(2021年3月~2023年3月卒の方)
採用予定学科
法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系(4年制)、薬学系(6年制)、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系

引用:リクナビ2024「オリックスの新卒採用・会社概要

採用人数

2022年卒の合計採用人数は42名です。そのため、全体の約12%が慶應義塾大学から採用されています。

引用:リクナビ2024「オリックスの新卒採用・会社概要

学歴フィルター

続いて、オリックスの学歴フィルターの有無について記載します。

オリックスは過去、幅広い大学から採用している実績があり既卒の応募も可能としているため、学歴に強いこだわりはないと考えられます。

学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。

採用倍率

オリックスの採用倍率は76倍~123倍だと考えられます。

72倍(同業の三井住友ファイナンス&リースの採用倍率)×約72名(三井住友ファイナンス&リースの採用人数)÷42人~68人(オリックスの採用人数)

参考:マイナビ「三井住友ファイナンス&リース(株)の新卒採用・会社概要
参考:リクナビ「オリックス株式会社の採用情報
参考:俺の転職活動塾「有名企業採用倍率ランキング

参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、オリックスの採用倍率は高いと考えられます。

採用倍率だけで見るとオリックスへの就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか?

次に、別の切り口からオリックスの就職難易度について記載していきます。

【オリックスの採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる

就職難易度

オリックスの就職難易度は61.7で、有名企業427社の中50位でした。

他企業と比較した時の就職難易度

1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン(68.9)
2位:ボストン コンサルティング グループ(66.5)
3位:三菱商事(65.1)
4位:住友商事(64.4)
5位:富士フイルム(64.3)

49位:毎日放送(61.7)
50位:オリックス(61.7)
51位:双日(61.6)

参考:東洋経済新聞「「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社

就職難易度の算出は以下の方法で行っています。

企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。

大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。

引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社

オリックスの就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。

下記に内定を獲得するまでの選考フローを記載します。

オリックスの採用大学】選考フロー

オリックスの選考フローは下記記載の通りです。

1. プレエントリー

2. WEBセミナーの視聴・イベントへの参加 ※任意

3. 本エントリー

4. 適性検査

5. 面談複数回

6. 内々定

引用:オリックス「新卒採用情報

では、オリックスに内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?

次に、オリックスの内定獲得のための対策方法について解説します。

オリックスの採用大学】内定獲得のための対策方法

オリックスの選考フローを考慮すると、内定獲得のための対策ポイントは下記4つと考えられます。

下記にそれぞれの対策方法を記載します。

1. エントリーシートの対策

オリックスの内定を獲得する上で一番最初の関門がエントリーシートです。

下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。

2. 筆記試験・適性検査の対策

過去の実績から、オリックスの2023年度における筆記試験・適性検査は玉手箱での実施が濃厚です。

下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。

3. 面接の対策(志望動機・学生時代頑張ったこと)

オリックスの内定を獲得する上で一番重要なのは複数回にわたる面接です。

面接の質問は、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。

下記に、オリックスを受ける際の志望動機や学生時代頑張った事の対策方法を解説します。

①志望動機の対策

志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。

オリックスの志望動機を考える時のポイントは下記3つです。

Ⅰ.オリックスで実現したいこと」を伝える

志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するためにオリックスのリソースを使いたい。だからオリックスを志望する。」がおすすめです。

年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。

詳細解説は下記記事をお読みください。

Ⅱ.過去の経験・想いを入れる

オリックスで実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。

ただ単に「オリックスに入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。

Ⅲ.他社ではなくオリックスである理由を伝える

「他社ではなくオリックスの理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。

理由を記載する際は、オリックスが力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。

詳細解説は下記記事をお読みください。

②学生時代頑張ったことの対策

「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。

オリックスのガクチカを考える時のポイントは下記2つです。

Ⅰ.PRポイントを選定する

闇雲にエピソードを書く前に、まずはオリックスが求める人材像」を調べましょう。

オリックスが求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。

オリックスの求める人材像は下記だと考えられます。

“Creativity”
~絶えず新たなビジネスを自ら創り出す人材~

“Challenge”
~「高い専門性」を身につけ、「チャレンジ」し続けられる人材~

“Team Play”
~多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる人材~

引用:「オリックスが求める人材は?│オリックス株式会社

引用:オリックス「新卒採用情報

専門性の高い事業を多角的に展開しているオリックスにおいては、創造意欲にあふれ、積極的に挑戦でき、チームワークを大切にしていける人が重宝されているということではないでしょうか?

新規事業に関わるチャンスも多いため、特に創造意欲、積極性は重要であると考えられます。

また、オリックスが掲げる行動指針に共感できる人材もオリックスが求める人物像だと考えられます。

行動指針

Creativity:
先見性と柔軟性を持って、たえず創造力あふれる行動をとろう。

Integration:
お互いの英知と情報を結合させ、人間的なふれあいを通じて、グループ力を高めよう。

引用:オリックス「企業理念

上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことでオリックスの内定獲得可能性を上げられると考えられます。

Ⅱ.再現性があるか

ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、オリックスに入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。

インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。

下記ポイントを盛り込み、オリックス入社後にも再現性があることを伝えましょう。

詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。

4. オリックスへの内定確率を高めるツールの活用

就活系のサービスは多岐に渡りますが、特にオリックス攻略に適したサービスは下記3つです。

①スカウトアプリ

まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。

オリックスの選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースをオリックスに集中させることが望ましいです。

例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間をオリックス含む第一志望群の対策に集中

上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。

※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。

OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり

dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり

キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり

②選考情報掲示板アプリ

続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。

適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。

就活を効率的に進めるには必須アイテムです。

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③JOBTV

最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。

JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。

記事執筆時点でオリックスの登録状況は確認できておりませんが、
電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。

既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。

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オリックスの採用大学】終わりに

本記事では、オリックスの採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。

オリックスの就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。

入念に対策して内定を勝ち取りましょう。

また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。

下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。