【アビームコンサルティングの採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説
今回は、アビームコンサルティングの採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。
アビームコンサルティングは、人気のIT系コンサルティングファームのため、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。
また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。
【アビームコンサルティングの採用大学】会社概要
基本情報
まず、アビームコンサルティングの会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。
参考:アビームコンサルティング「企業ホームページ」
アビームコンサルティングはアクセンチュア、日本IBMと並ぶ著名なIT系コンサルティングファームです。
事業内容は自動車、電子部品、電機・機械、石油、ライフサイエンス、食品、食品、消費財といった分野のM&A関連サービス、デジタルを活用した業務プロセス改革、サプライチェーン、人材・組織変革、CX(顧客体験・接点/営業支援)、財務会計・経営管理、セキュリティ、ITマネジメント、アウトソーシング、IoT、AI、XR、メタバース、ビジネスプラットフォーム、テクノロジーコンサルティング、SAPコンサルティング、経営戦略/経営改革等のソリューション提供です。
事業内容
マネジメントコンサルティング
引用:アビームコンサルティング「企業ホームページ」
(経営診断・戦略立案・M&A・アライアンス)
ビジネスプロセス コンサルティング
(業務改革・組織改革・アウトソーシング)
ITコンサルティング
(IT戦略・企画立案・システム開発・パッケージ導入・保守)
アウトソーシング
引用:アビームコンサルティング「DX」
経営理念
アビームコンサルティングの経営理念は、志望動機において他社との差別化を図る時に使える要素の一つなので、一度目を通すようにしましょう。
Our Mission
引用:アビームコンサルティング「経営理念/ブランド」
私たちは変革を通じて、クライアントに新たな成功をもたらし、継続的な企業価値向上に貢献します。
平均年収
アビームコンサルティングの平均年収は下記のとおりです。
平均年収 | 約802万円 |
コンサルタント | 約788万円 |
CS職 | 約947万円 |
CS | 約1168万円 |
マネージャー | 約1221万円 |
アナリスト | 約504万円 |
アビームコンサルティングは平均的な企業の年収より高く、内定獲得を狙いたい企業です。
では、どのような大学に所属している学生が一番採用されているのでしょうか。
【アビームコンサルティングの採用大学】採用人数1位は慶應義塾大学
採用大学
アビームコンサルティングの採用人数1位は慶應義塾大学です。
1位 | 慶應義塾大 | 37人 |
2位 | 早稲田大 | 27人 |
3位 | 東京大 | 11人 |
4位 | 一橋大 | 8人 |
4位 | 京都大 | 8人 |
4位 | 明治大 | 8人 |
7位 | 東京理科大 | 7人 |
7位 | 立教大 | 7人 |
9位 | 大阪大 | 6人 |
9位 | 九州大 | 6人 |
過去の採用大学一覧は下記になっており、全国から幅広く採用していることが分かります。
<大学>
青山学院大学、大阪大学、お茶の水女子大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、首都大学東京、上智大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京理科大学、東北大学、同志社大学、名古屋大学、一橋大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学北京大学、清華大学、復旦大学、高麗大学、延世大学、梨花女子大学、国立台湾大学、ロンドン大学、サセックス大学、ハーバード大学 等
引用:マイナビ 2024「アビームコンサルティングの新卒採用・会社概要」
採用人数
2022年卒の合計採用人数は176名です。そのため、全体の約21%が慶應義塾大学から採用されています。
引用:マイナビ2024「アビームコンサルティングの新卒採用・会社概要」
学歴フィルター
続いて、アビームコンサルティングの学歴フィルターの有無について記載します。
アビームコンサルティングは過去、幅広い大学から採用している実績があるため、学歴フィルターはないと考えられます。
学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。
採用倍率
アビームコンサルティングの採用倍率は145倍だと考えられます。
※算出方法:ワンキャリアのお気に入り登録数約29000件/採用人数約200人
参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、アビームコンサルティングの採用倍率はかなり高いと考えられます。
採用倍率だけで見るとアビームコンサルティングへの就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか?
次に、別の切り口からアビームコンサルティングの就職難易度について記載していきます。
【アビームコンサルティングの採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる
就職難易度
アビームコンサルティングの就職難易度は62.9で、有名企業427社の中24位でした。
他企業と比較した時の就職難易度
1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン(68.9)
2位:ボストン コンサルティング グループ(66.5)
3位:三菱商事(65.1)
4位:住友商事(64.4)
5位:富士フイルム(64.3)
…
23位:東宝(62.9)
24位:アビームコンサルティング(62.9)
25位:日本テレビ放送網(62.9)
参考:東洋経済新聞「「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社」
就職難易度の算出は以下の方法で行っています。
企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。
大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。
引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社」
アビームコンサルティングの就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。
下記に内定を獲得するまでの選考フローを記載します。
【アビームコンサルティングの採用大学】選考フロー
アビームコンサルティング[戦略コンサルタント]の選考フローは下記記載の通りです。
1. ES
2. 適性検査
3. Webテスト(ケース)
4.1次面接(グループワーク)
5. 2次面接
6. 3次面接
7. 内々定
引用:「アビームコンサルティング新卒採用サイト」
では、アビームコンサルティングに内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?
次に、アビームコンサルティングの内定獲得のための対策方法について解説します。
【アビームコンサルティングの採用大学】内定獲得のための対策方法
アビームコンサルティングの選考フローを考慮すると、内定獲得のための対策ポイントは下記4つと考えられます。
下記にそれぞれの対策方法を記載します。
1. エントリーシートの対策
アビームコンサルティングの内定を獲得する上で一番最初の関門がエントリーシートです。
下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。
2. 筆記試験・適性検査の対策
アビームコンサルティングの2024年卒における筆記試験・適性検査はSPIです。
下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。
3. 面接の対策(志望動機・学生時代頑張ったこと)
アビームコンサルティングの内定を獲得する上で一番重要なのは複数回にわたる面接です。
面接の質問は、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。
下記に、アビームコンサルティングを受ける際の志望動機や学生時代頑張った事の対策方法を解説します。
①志望動機の対策
志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。
アビームコンサルティングの志望動機を考える時のポイントは下記3つです。
Ⅰ.「アビームコンサルティングで実現したいこと」を伝える
志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するためにアビームコンサルティングのリソースを使いたい。だからアビームコンサルティングを志望する。」がおすすめです。
年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。
詳細解説は下記記事をお読みください。
Ⅱ.過去の経験・想いを入れる
「アビームコンサルティングで実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。
ただ単に「アビームコンサルティングに入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。
Ⅲ.他社ではなくアビームコンサルティングである理由を伝える
「他社ではなくアビームコンサルティングの理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。
理由を記載する際は、アビームコンサルティングが力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。
詳細解説は下記記事をお読みください。
②学生時代頑張ったことの対策
「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。
アビームコンサルティングのガクチカを考える時のポイントは下記2つです。
Ⅰ.PRポイントを選定する
闇雲にエピソードを書く前に、まずは「アビームコンサルティングが求める人材像」を調べましょう。
アビームコンサルティングが求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。
ちなみにアビームコンサルティングの求める人材像は、採用サイトに明記されていました。
引用:アビームコンサルティング「新卒採用」
1 自ら考え行動できる人
引用:アビームコンサルティング「求める人物像」
2 周りを巻き込んで前に進める人
3 チャレンジを楽しめる人
4 負けない人 どのようなことにも強い意志を持って取り組むタフさを持っている人
アビームコンサルティングでは「自ら考え行動できる人」「周りを巻き込んで前に進める人」「チャレンジを楽しめる人」「負けない人」「どのようなことにも強い意志を持って取り組むタフさを持っている人」が求められているようです。
顧客の課題解決を行うにあたり、クオリティの高い提案/コンサルティングを行うためには上記心構えが必要ということではないでしょうか。
また、アビームコンサルティングが掲げるビジョンに共感し、「画一的世界観に縛られない人」であることをアピールできる人材も、アビームコンサルティングの人事担当者や面接官の目に留まりやすくなると思われます。
Our Vision
引用:アビームコンサルティング「経営理念/ブランド」
私たちは画一的世界観にしばられることなく、地域や企業の特性を活かすアジア発のグローバルコンサルティングファームとしてクライアントの真のパートナーであり続けます。
上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことでアビームコンサルティングの内定獲得可能性を上げられると考えられます。
Ⅱ.再現性があるか
ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、アビームコンサルティングに入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。
インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。
下記ポイントを盛り込み、アビームコンサルティング入社後にも再現性があることを伝えましょう。
詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。
4. アビームコンサルティングへの内定確率を高めるツールの活用
就活系のサービスは多岐に渡りますが、特にアビームコンサルティング攻略に適したサービスは下記3つです。
①スカウトアプリ
まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。
アビームコンサルティングの選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースをアビームコンサルティングに集中させることが望ましいです。
例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間をアビームコンサルティング含む第一志望群の対策に集中
上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。
※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。
OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり
dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり
キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり
②選考情報掲示板アプリ
続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。
適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。
就活を効率的に進めるには必須アイテムです。
③JOBTV
最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。
JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。
記事執筆時点でアビームコンサルティングの登録状況は確認できておりませんが、
電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。
既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。
【アビームコンサルティングの採用大学】終わりに
本記事では、アビームコンサルティングの採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。
アビームコンサルティングの就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。
入念に対策して内定を勝ち取りましょう。
また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。
下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。