【日本銀行の採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

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【日本銀行の採用大学】就職難易度・採用倍率・学歴フィルター・内定獲得のための対策方法について解説

今回は、日本銀行の採用大学や就職難易度、学歴フィルターについて解説します。

日本銀行は、日本の中央銀行であるため、採用大学や就職難易度、学歴フィルターの有無について把握しておくことが重要です。

また、内定獲得のための対策方法についても記載しているので、是非最後までお読みください。

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【日本銀行の採用大学】会社概要

基本情報

まず、日本銀行の会社概要を下記に記載します。
基本的な事項なので頭に入れておくと後々役立ちます。

会社名日本銀行
総裁植田和男
設立1882年6月27日
本社〒103-8660 東京都中央区日本橋本石町2-1-1
従業員数4,624人(2022年3月末)
当期剰余金 13,246(億円)(2022年3月末)

参考:日本銀行「企業ホームページ

日本銀行は、日本の中央銀行です。日本唯一の発券銀行であり、お札の発行を担っているというイメージが強いかもしれません。しかし、他にも金融に関する様々な業務を行っています。

(1)銀行券(お札)の発行・流通・管理
日本銀行は、わが国唯一の「発券銀行」として、銀行券を発行し、金融機関との間で銀行券の受払を行うことなどを通じて、その安定供給を確保するとともに、受け入れた銀行券の鑑査(枚数の計査、真偽の鑑定および再利用可能性の判別)など、銀行券の信認を確保するための業務を行っています。

(2)決済に関するサービスの提供
日本銀行は、金融機関から当座預金(日本銀行当座預金)を受け入れ、当座預金の振替によって金融機関の間の資金決済を行うシステムを提供しています。また、日本銀行は、国債振替決済制度など国債の決済システムも提供しており、国債取引に伴う受渡しを帳簿上の口座振替などによって処理しています。さらに、これらの決済の仕組みや方式などの改善に向けた取り組みや、日本銀行以外の主体が提供する決済システムのモニタリング・評価・改善に向けた働きかけなどを行っています。

(3)金融政策の運営
日本銀行は、物価の安定を目的として、金融政策を決定・実行しています。金融政策とは、オペレーション(公開市場操作)などの手段を用い、金融市場における金利や金融機関が貸出を行う際の金利の形成に影響を及ぼすことを通じて、企業や個人の投資・消費行動、ひいてはマクロ的な経済・物価動向に働きかけることです。政策委員会が定例的に開く「金融政策決定会合」において、金融経済情勢に関する検討を行い、次回会合までの金融市場調節方針をはじめ、金融政策の運営に関する事項を決定しています。また、毎回の金融政策決定会合終了後に、金融市場調節方針をはじめとする決定事項、経済・物価情勢の評価および先行きの金融政策運営の考え方を公表しています。日本銀行では、金融市場調節方針に従って、日々の金融調節の金額や方法を決定し、資金の供給や吸収を行っています。

(4)金融システムの安定に向けた取り組み
日本銀行は、金融システム(お金の受け払いや貸し借りを行う仕組み)が正常に機能し、企業や個人などが安心して利用できる状態を確保するため、金融機関に対し、業務運営の実態や各種リスクの管理状況、自己資本の充実度や収益力についての実態を把握するための調査を行い、経営の健全度の維持・向上を促しています。また、金融システムを全体として捉える視点に立ったリスク分析・評価なども行っています。このほか、一つの金融機関の破綻等が原因となって、他の金融機関や金融システム全体などに連鎖的な混乱と機能低下をもたらすリスクの顕在化を回避するため、必要に応じて、一時的に資金が不足した金融機関に資金を供給することがあります(「最後の貸し手」機能)。

(5)国の事務の取扱い、対政府取引に関する業務
日本銀行は、政府預金として預かっている国庫金(国の資金)の出納・計理、政府預金の管理および政府有価証券の受払・保管などの事務(国庫金に関する業務)、国債の発行、振替決済および元利金支払いに関する事務(国債に関する業務)、政府を相手方とした国債の売買などの取引(対政府取引に関する業務)を行っています。

(6)国際業務
日本銀行は、外国為替の売買、外国中央銀行や国際機関等による円貨資産の調達・運用への協力などの国際金融業務を行っています。また、中央銀行を参加者とする各種国際会議への参加などを通じて、金融市場安定化のための取り組みやグローバルな金融経済情勢の議論、市場環境整備などの作業に参画しています。このほか、外為法の届出書・報告書などの取り扱いや、財務大臣の指示に基づいて遂行する為替介入(外国為替平衡操作)の実務など、国際金融に関連した国の事務も行っています。

上記のほか、日本銀行では、金融や経済に関する調査・研究、統計の作成・公表や整備、対外説明・広報などの業務も行っています。

引用:日本銀行「日本銀行について

理念

日本銀行の理念は、志望動機において他社との差別化を図る時に使える要素の一つなので、一度目を通すようにしましょう。

物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること

引用:日本銀行「概要

平均年収

日本銀行の平均年収は638万円です。

また年齢別の平均年収は以下の通りです。

年齢平均年収
25~29歳580万円
30~34歳623万円
35~39歳712万円
40~44歳806万円
引用:ライトハウス「日本銀行

日本銀行は平均的な企業の年収より高く、内定獲得を狙いたい企業です。

では、どのような大学に所属している学生が一番採用されているのでしょうか。

【日本銀行の採用大学】全国から採用可能性あり

日本銀行の2020年度の採用人数は150人です。

過去の採用大学一覧は非公開ですが、全国の大学・短期大学等から幅広く採用しているようです。

引用:マイナビ 「日本銀行の新卒採用・会社概要

学歴フィルター

続いて、日本銀行の学歴フィルターの有無について記載します。

日本銀行は過去、幅広い大学から採用している実績があるため、学歴フィルターはないと考えられます。

学歴フィルターについて詳細は下記記事をご覧ください。

採用倍率

日本銀行の採用倍率は33倍だと考えられます。

(ご参考:算出方法)

プレエントリー数4896名÷2022度実績(見込)150名=33倍
※プレエントリー数なので、本エントリーの倍率と誤差がありますが、33倍前後で妥当であると考えられます。

参考:リクナビ 「日本銀行の新卒採用

参考値として、東洋経済新聞の『内定の競争倍率が高い会社ランキング100』によると、競争率の高い企業の倍率は66倍〜と記載されており、日本銀行の採用倍率はやや高いと考えられます。

採用倍率だけで見ると日本銀行への就職は難しそうですが、本当にそうでしょうか?

次に、別の切り口から日本銀行の就職難易度について記載していきます。

【日本銀行の採用大学】就職難易度は高いが対策すれば内定獲得できる

就職難易度

日本銀行の就職難易度は59.0で、有名企業427社の中165でした。

他企業と比較した時の就職難易度

1位:マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン(68.9)
2位:ボストン コンサルティング グループ(66.5)
3位:三菱商事(65.1)
4位:住友商事(64.4)
5位:富士フイルム(64.3)

164位:三菱マテリアル(59.0)
165位:日本銀行(59.0)
166位:ソフトバンク(59.0)

参考:東洋経済新聞「「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社

就職難易度の算出は以下の方法で行っています。

企業難易度は、大学の平均難易度×その大学からの就職者数を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り算出した。同じ難易度で順位が異なるのは、小数点第2位以下の違いによる。就職判明者が9人以下の企業は除いた。

大学の難易度は、駿台予備学校全国マーク模試(合格可能性80%)を使用した。全データから、2部・夜間主コース、医学部医学科、歯学部歯学科、私立大共通テスト(2020年以前はセンター)利用入試を除いた難易度の平均を学部平均難易度とし、その平均値を各大学の平均難易度とした。ただし、共通テスト利用入試のみの私立大は共通テスト利用入試のデータを使用した。

引用:東洋経済新聞「最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社

日本銀行の就職難易度は高いですが、過去の採用大学実績を見ても全国各地の大学で採用実績があり、対策を行えば学歴に関係なく内定を獲得することができます。

下記に内定を獲得するまでの選考フローを記載します。

日本銀行の採用大学】選考フロー

日本銀行の選考フローは下記記載の通りです。

1. マイページ登録

2. マイページへログイン

3. 企業説明会への参加

4. 資料の請求

5. エントリーシートの提出

6. ウェブ試験への参加(一般職のみ)/面接試験への参加

7. 内々定

引用:「日本銀行新卒採用サイト

では、日本銀行に内定するためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?

次に、日本銀行の内定獲得のための対策方法について解説します。

日本銀行の採用大学】内定獲得のための対策方法

日本銀行の選考フローを考慮すると、内定獲得のための対策ポイントは下記4つと考えられます。

下記にそれぞれの対策方法を記載します。

1. エントリーシートの対策

日本銀行の内定を獲得する上で一番最初の関門がエントリーシートです。

下記記事を参照し、入念に対策を行いましょう。

2. 筆記試験・適性検査の対策

日本銀行の筆記試験・適性検査の情報は確認できませんでした。

ただし、企業の適性検査ではSPIが採用率No1であるため、日本銀行の対策を含め、SPIを中心に取り組むことをおすすめします。

3. 面接の対策(志望動機・学生時代頑張ったこと)

日本銀行の内定を獲得する上で一番重要なのは複数回にわたる面接です。

面接の質問は、志望動機・学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問が9割を占めるため、この2つを中心に対策しましょう。

下記に、日本銀行を受ける際の志望動機や学生時代頑張った事の対策方法を解説します。

①志望動機の対策

志望動機は企業や業界の事を深く調べる必要があり、就活生間で差がつきやすい質問となっています。

日本銀行の志望動機を考える時のポイントは下記3つです。

Ⅰ.日本銀行で実現したいこと」を伝える

志望動機のベースは「私は○○を実現したい。実現するために日本銀行のリソースを使いたい。だから日本銀行を志望する。」がおすすめです。

年収や労働環境を理由にしてしまうと、他業界・企業に当てはまる可能性が高く志望度の高さをPRできません。

詳細解説は下記記事をお読みください。

Ⅱ.過去の経験・想いを入れる

日本銀行で実現したいこと」に説得力を持たせるためには、「何故そう思ったのか?」を過去の経験に紐づけて記載する事も重要です。

ただ単に「日本銀行に入って○○したいです!」と伝えたとしても、面接官はその想いが本当かどうかを判断できません。

Ⅲ.他社ではなく日本銀行である理由を伝える

「他社ではなく日本銀行の理由」を明確にすることで、志望度を強くアピールできます。

理由を記載する際は、日本銀行が力を入れている事業や地域などを引き合いに出し、説得力を持たせましょう。

詳細解説は下記記事をお読みください。

②学生時代頑張ったことの対策

「学生時代頑張ったこと(以下、ガクチカ)」も頻出質問となっており、優先度高めに対策する必要があります。

日本銀行のガクチカを考える時のポイントは下記2つです。

Ⅰ.PRポイントを選定する

闇雲にエピソードを書く前に、まずは日本銀行が求める人材像」を調べましょう。

日本銀行が求める人材像を調べた上で、「面接を見据えたPRポイントの選定」を行う必要性があります。

日本銀行の求める人材像は下記だと考えられます。

引用:日本銀行「求める人材像

このような日本銀行で働く職員に求められる資質として、私たちは、とくに次の3つが重要だと考えています。

1つめは、「パブリックマインド」です。「人々が安心して生活できる環境を守る」という日本銀行の仕事は、責任が大きく、それだけにやりがいも大きな仕事です。その原動力ともなる「人々の役に立ちたい」という気持ち(社会貢献意識)は、日本銀行員に求められるもっとも基本的な資質といえるでしょう。

2つめは、「チャレンジ精神」です。社会や経済がかつて予想もしなかったような変化を遂げる中にあっても、日本銀行はしっかりとその使命を果たしていかなくてはなりません。そのためには、過去にとらわれない、柔軟な発想をもって新たな課題の解決策を考え、関係する人々と力を合わせて、これを実現していく必要があります。大きな困難を伴うこともありますが、時に大胆に、時に地道に努力を重ね、最後までやり遂げた時の達成感、成長の実感は格別のものです。

3つめは、「知的好奇心とバランス感覚」です。日本銀行の仕事は、広く人々の生活に影響を与え、将来にわたるわが国経済の成長を支える仕事です。幅広い視野と中長期的な視点から経済・社会の潮流や先端技術の動向を見つめ、社会や経済が今後どのような変化を遂げていくかを想像する。そんな知的好奇心をもって、仕事に取り組んでもらいたいと思います。また、日本銀行に対する人々の付託に適切に応えていくには、虚心坦懐に、幅広い意見に耳を傾けるバランス感覚も重要です。

引用:日本銀行「求める人材像

日本銀行では求める人物の要素として、「パブリックマインド」「チャレンジ精神」「知的好奇心とバランス感覚」の3つがあげられています。日本の中央銀行である日本銀行の仕事は重大な責任を伴うため、「人々の役に立ちたい」という強い意思が必要不可欠です。また、社会や経済がどんな困難な状況に会っても、日本銀行の役目をしっかり果たすというチャレンジ精神、社会や経済がどのように変化していくかを想像する知的好奇心や他者の意見も取り入れるというバランス感覚も日本銀行では求められています。

また、日本銀行が掲げる目的・理念に共感できる人材も日本銀行が求める人物像だと考えられます。

日本銀行法では、日本銀行の目的を、「我が国の中央銀行として、銀行券を発行するとともに、通貨及び金融の調節を行うこと」および「銀行その他の金融機関の間で行われる資金決済の円滑の確保を図り、もって信用秩序の維持に資すること」と規定しています。

また、日本銀行が通貨及び金融の調節を行うに当たっての理念として、「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」を掲げています。

引用:日本銀行「目的

上記をアピールできるPRポイントの設定、エピソード選定を行うことで日本銀行の内定獲得可能性を上げられると考えられます。

Ⅱ.再現性があるか

ガクチカの成果がすごいかどうかより、「考え方や頑張りのモチベーションは、日本銀行に入社してからも再現性があるか?」を人事は確認してます。

インターンで多額の売上を作った経験があったとしても、何も考えずにたまたま売れた場合、商材の違う会社に入った時に同じように活躍できるかわかりません。

下記ポイントを盛り込み、日本銀行入社後にも再現性があることを伝えましょう。

詳細については下記記事に記載しているので、お読みください。

4. 日本銀行への内定確率を高めるツールの活用

就活系のサービスは多岐に渡りますが、特に日本銀行攻略に適したサービスは下記3つです。

①スカウトアプリ

まずは優遇ルート、早期内定獲得の観点でスカウトアプリの活用を推奨します。

日本銀行の選考難易度は高く、できれば早期で優良企業に内定し、対策のリソースを日本銀行に集中させることが望ましいです。

例:スカウトアプリ経由で大手企業に早期内定⇨残り期間を日本銀行含む第一志望群の対策に集中

上記のような就活戦略を実現するのに適したスカウトアプリを下記に紹介します。

※複数アプリの併用を推奨いたします。
⇨リーチできる企業の幅を広げられるためです。
アプリごとに利用企業が異なるため、機会損失を防ぐためにも同時並行での利用を推奨します。

OfferBox:マイクロソフト、資生堂、JCBカード、日産自動車、ニトリ、コクヨ等が利用 ※変動あり

dodaキャンパス:SONY、ベネッセ、三菱自動車、三井住友海上、JTB、NTTドコモ等が利用 ※変動あり

キミスカ:三菱電機、デロイト、キリン、NTTデータ、毎日新聞、Leverages等が利用 ※変動あり

②選考情報掲示板アプリ

続いて選考情報取得の観点でONE CAREERの活用を推奨します。

適性検査やGDの形式、面接の設問や通過したES等を数年分情報収集することができます。

就活を効率的に進めるには必須アイテムです。

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③JOBTV

最後に企業分析効率化の観点でJOBTVの活用を推奨します。

JOBTVでは企業公式の説明会動画が見放題で、効率的に企業分析を行うことができます。

記事執筆時点で日本銀行の登録状況は確認できておりませんが、
電通、KDDI、キリン等が利用している大手中心のサービスですので、今後さらにカバー範囲が広がることが期待されます。

既に1000社以上が登録しており、十分企業分析を効率化できるため活用必須です。

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日本銀行の採用大学】終わりに

本記事では、日本銀行の採用大学や就職難易度、内定獲得のための対策方法について記載しました。

日本銀行の就職難易度は高いですが、全国各地の大学からの採用実績があり、対策をすれば内定を獲得することができます。

入念に対策して内定を勝ち取りましょう。

また、本サイトでは、選考対策に特化した記事を多数掲載しています。

下記におすすめの記事をまとめましたので、合わせてご覧ください。